第5話【進撃の信長・浅井朝倉滅亡後の矛先】
1570年に金ヶ崎の戦いで朝倉攻めを敢行した織田信長は義弟・
この(金ヶ崎退き口)に於いて殿を務めたのは
ルイス・フロイスが
「いやぁ。
信長から殿を命じられた木下藤吉郎が笑いながら怒りつつ嘆く。
「木下殿。我らが堺にて身に付けし魔法の修練を施した手練れの魔法衆をお貸しいたそう。死なれるでないぞ!」
光秀は木下藤吉郎を励ました。
「明智殿…‼ありがたやー‼ありがたやー!」
藤吉郎はうやうやしく光秀に首を垂れた。
木下藤吉郎の弟(後の羽柴秀長の日記)
「明智様がお預けくださった魔法衆の皆さんの献身的な働きと善意に満ちた鬼畜っぷりはまさに魔法衆だったなぁ…」
~ざっくりとした金ヶ崎の魔法衆の戦い振り~
浅井・朝倉連合軍が追撃の為に藤吉郎たちに寄ってたかって押し寄せる。それに対し(明智魔法衆)は「神の怒り身をもって知れ!爆散弾!《Conheça com a ira de Deus! Espingarda!》」と唱えるや目の前の敵兵たちは肉片が飛び散り周りの樹木も吹き飛ぶ有様であった。
ルイス・フロイスの日記
「いやぁきついっす!信長ちゃんメッチャ進撃速いって、なんか焦ってない?アザイ・アサクラ滅亡させたから矛先が堺や紀伊に向いて来とるやん!ピンチはチャンスに変えなあかんで!しかし!《Não, está apertado! Nobunaga não está correndo para avançar rápido? Desde que destruí Azai Asakura, a ponta de lança virá para Sakai e Kii! Não transforme uma pitada em uma chance! Contudo!》」
ルイス・フロイスは少々この国をなめ過ぎていたことに気づき始めていた。
(つづく)
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