第28話 人喰い鬼編⑩
「こ、、のぉ、、クソッ、女が、、ぁ」
「おいおい、どうしたぁ?電気野郎?
言葉づかいが汚ぇぜ?」
そろそろ「アレ」がくるかな、、、
「さてさて〜?
俺様にかかればおまえが『ソレ』になろうとも余
裕だけどな!
いっちょやってやるか!」
相手はよろよろと立ち上がる。
これは、、、くるな
「、、、、ふふっ!はははははははは!
えぇ!もちろん!お願いするわ!」
は?あいつ誰と喋ってんだ?
よく分かんねぇけど、これは確定だな
アレが本部で噂の『強制覚醒』か、、、
相手の魔素が数倍にふくれあがる
まぁ、、、いける、よな?
「おっし!やるしかねぇ!」
俺様は駆けだす、
相手の前に急接近をすると
「おうっらぁ!!」
魔素を大量にのせた拳を顔面に打ち込―
―当たったと思った俺の拳は壁に思いっきり当たった。オマケに腹に激痛
「ウグッ、、、やってくれるねぇ」
相手の手が思いきり俺様の腹にぶっ刺さっていた。
あー痛てぇ、、、
「・・・」
「なんか喋れよ、あぁ?」
、、、、なるほどな、強制覚醒では自我を失うのか
そう考えれば『他の件』とも話が繋がる。
「さぁーて、どう勝つかな?」
―俺様は不敵に微笑んだ
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