第26話 人喰い鬼編⑨

相手は自らの手に力を込める。

パリパリと電気が周りを駆ける。

「ふぅ、、」

俺様は右手に力を込める。

炎を拳に纏わせる。

「呪付与・炎の精霊【エンチャント・フルフレイ

ム】」

相手の拳を軽く受け流し、うまれた隙に、

拳を叩き込む。

「うむぅっ?!

痛いですねこの女🎵」

相手の動きが若干加速する。

右から、左から、素早く近づく拳を全て避け

相手の顔面にありったけの魔素を拳に乗せて流しこむ。

「オウラァッ!」

相手の体が軽いこともあり、

相手は後ろに吹き飛ぶ。

俺様が本気で殴っただけあって

ものすごいスピードで吹き飛ぶ相手は軽く壁を3枚抜きして3つ隣の部屋に横たわる。


「いよいよ、トドメだな」

俺様は横たわるそいつを遠目に不敵に微笑んだ

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