第17話 だけど現実は、、、

「おっ疲れぇー!」

りんが笑顔でこっちに駆け寄ると方をバンバン叩く

あ〜、ふつーに痛てぇ。

「あれ?」

気づいたら俺の体の傷は治っていた。

これが『 あの時』リリスの言った白の能力か

「ほい、これで体は大丈夫ぅー!」

「海翔くん、これがリリスの実力だよ

せいぜい超えられるように頑張ってね」

せいぜい?何言ってんだこの人

「当たり前だ。

せっかく人間辞めたんだ異人最強を目指す」

とりまリリスは超えるだろ!!

「海翔、、その、、、俺様、」

「リリス俺は一切気にしてねぇ

結果的にダメだったけど、もう過ぎたことだ

気持ち的にも乗り切るさ!」

精一杯笑った。

リリスは悲しそうな安堵したような顔をした。

「その代わり、リリスは俺に異能を全て教えてな」

俺は魔素とかなんとか、一切知らねぇんだからよ。

「あぁっ、分かった。」

リリスも笑った。

頬を伝う涙が俺には輝いて見えた。

ったく、控えめに言って美人なんだから

そんな顔されたら惚れそうになるだろ!

「良かったねぇ!仲直りぃ!」


「じゃあ、改めて任務いってらっしゃい

リリスと海翔くん」

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