第11話 地獄の入り口

「ぉぃ、ぉぃ!」

なにか聞こえる。

「いつまで寝てるつもりだてめぇ!

とっとと起きろやぁ!」

「?!」

なんだここ、俺は辺りを見回す。

が、何も無い。

ほんとに何も無い。

ただの四角い白い部屋だ。

「どこだ、ここ」

「おい、俺が今から教えるから

よく聞けよ!1回しか言わねぇからな!」

そこには、黒髪でつり目の少年がいた。

なんかこの感じ、、前もあったな〜

「お前が異人であることが発覚された。

今から、りん様がお前の属性調べるから

じっとしとけよ。

控えめに言って死んだ方がマシって思うぞ」

はぁ〜、なんかもう反応するの疲れるなこれ

「?嫌がらねぇんだな」

「こういうの、なんかもう慣れたんで」

「はははっ!お前おもしれぇな」


「さっきぶりぃー!

元気カナ?」

「あ!テメェさっき俺の鳩尾本気で殴りやがった

な!」

こいつがさっきの奴が言う

りんってやつなのか、、最悪

「アハハ、ごめんごめん〜!」

りんはそう言うと俺の腹に御札を貼った。

「なに?これ」

「ないしょ❤

死なないでねぇ。掃除めんどいからぁ!」


直後俺の左目が爆ぜた。

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