ep.13 忙殺される予感しかない二〇二三年度のKAC祭り(苦笑)

 ニャンニャンだかニンニンだか言われる二月二十二日付けで公開された今年度のKAC祭り。今から戦々恐々としている弱小アマチュア氏の私である。


 カクさん、ヨムさん、忙殺ってしまいなさい——と、トリ様が仰っておられるぞ、皆の衆。

 カク側、ヨム側、二本立ての企画となった二〇二三年……内容をばっくり掻い摘んで、すでに白目を剥いているカク&ヨムがここにいる。


 カク側からおさらいすると、今回もお題皆勤賞三〇〇リワードが確約されている。

 が、三月一日から順次、平日中一日あけての全七回(777字以上)という出題スパン……ちょ、短くない !?

 中継ぎ投手でも、もう少し休ませてあげないと肩肘壊すよ !?(一緒にすな)


 まあ、冷静に考えるならば、お題作品を七作ぶち上げれば三〇〇リワード確定だから、昨年に比べて単話あたりの皆勤コスパは更に良くなっている。

 それは確かだが……いやはや。

 トリ様、年々Sっ気増してこられたなぁ(苦笑い)

 今回はお題エピソード「777字ピタリ賞」なるものも設けられたようだが、私にはそんな余裕はないので、皆勤するだけで、おそらく精一杯になるだろう。


 昨年のチャレンジ賞は追加リワードだったが、今年はAmazonギフトになるようだ。この何とも言えない「クーポン進呈」感(笑)

 これに関しては、弱小アマチュアにとっては今一つモチベーションアップには繋がらないので、手堅く三〇〇リワードゲットを目指すことにする。

(リワード獲得とクーポン進呈じゃ、受け取る重みが違うのだ・笑)


 問題は、ここから先のカクマラソンなるドMレースだ。


 一、三月中に全十話以上のエピソード投稿で抽選一〇〇リワード当たるかも。

 二、三月中に全二十話以上のエピソードを投稿で抽選五〇〇リワード当たるかも。

 三、三月中、毎日エピソード投稿で抽選三〇〇〇リワード当たるかも。


 一、はまだ良い。

 KACのお題プラス三話なら、そこまで高いハードルじゃない。祭りの延長でおまけ程度に参加しておいて損はない。

 が、ただでさえ決算繁忙期で死にそうなお勤め人や、学年末の学業、受験、新生活の帰路に立つ学生、新社会人諸君には、かなり厳しいスケジュールになることだろう。

 道半ばで倒れる死屍累々のゾンビ作家(言い方)が量産される気が、今からしている……(何を隠そう、私自身もヤバイ。白目)


 今から準備しておくといいかも☆(公式トリ談)


 正しくは、「今から準備しておかないとタイトが過ぎる」と注釈すべき案件だろう。

 どうやら、トリ皮を揚げて英気を養う必要がありそうだ……(思い詰めた顔の絵文字)


 冗談はさておき、次はヨム側の特典だ。


 こちらは基本的に読書に対する心付けとして、Amazonギフトがメインになるようだ。参加方法はレビューの投稿と、とにかく作品を読みまくることの二点に集約される。


 一、七本以上のレビューの投下

 二、一〇〇〇字以上の読了で抽選くじに参加


 星評価だけでなく、ちゃんと文章としてレビューを書こうという点がミソだ。


 脳死量産流星群ポチポチ星評価タップ祭りではなく、読み手の矜持として感想を求めているあたり、書き手としてはささやかな応援の間口が増えることになるので、ありがたい配慮だ。


 二、については、マイページなどで確認できる「読了総字数」が抽選対象の基準となるようなので、一応KAC投稿作品を二本以上読めば抽選資格が発生することになる。

(初見、字数ではなく読了エピソード数だと誤認したので、運営は鬼かと思ってしまった筆者である。大変失礼した)


 抽選字数桁は下四桁から七桁まで対象となるそうだから、満遍なく抽選参加しようと思うと、三月一日から二週間、十四日までの累計で百万字以上を読了する必要がある。

 すると、一日あたり平均七万一五〇〇字程度となり、KAC作品(最低七七七字)で割ると、九一エピソード読了時点で達成できる計算になる。


 毎日、九十本以上……ほほう。


 千字未満のエピソード一本あたり、私の場合は平均一、二分程度だから、ペースを落とさず九十本読了にかかる時間は、およそ一八〇分——少なくとも三時間は必要になる。

 毎晩三時間読んでのカク参加は、さすがに死ぬかもしれん(苦笑)


 これ、ズルしようと思ったら、ページプレビューだけして読了とみなす輩が出てくるんじゃないか——などと邪推してしまう自分が心の片隅にいる。

(ヨムの矜持として許されざる行為だが)

 まあ、だからこそ「最低七本はレビューを書け」ということなのだろうけれども。


 これ、両方参加で頑張る人いる? 大丈夫? 息してる?

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