WindowsとLinuxのキーバインドの違いに悩む「Linuxはctrl-/で全選択らしい」

 さて、こうして二日目の文章を書いているわけだが、私は創作論を語れるほど立派な人間ではない。そういったことは書籍化作家さんの皆さんにおまかせしよう。


 文章を書くというのは心の中に淀んでいる澱を引っ張り出してきて天日干しにしたものを切り売りしているようなものだ、それがエッセイならばなおさらだろう。


 きっとエッセイで面白い文章を書く人は大勢いる、残念ながら私にはそれが無い、才能のあるナシを語ってもしょうがないだろうことは明らかだ。


 こうして眠気が出ないため文章を書いて落ち着いているということもある、何もしなければ重圧に押しつぶされそうになる。


 心を内を吐き出しても受けないということは知っている。みんなもっとエンタメ性が高いものを求めているのだろう。


 では面白い話ができるだろうか? 大半の一般的なことしかしていない人間に超常現象が書けるように才能があればどうとでもなるのだろう。


 このままではあまりに空虚なので少しはエッセイらしいことを書こうか。


 CentOSが死んだのは記憶に新しい、ディスコンである、あまりにも唐突な打ち切りだったが、案外ソフトウェアなどというのはそういうものだ。


 万物は流転する、Linuxディストロは新しいものが出ていき、ユーザの減ったものは淘汰されてしまう。


 私が大学で初めて触ったのはVineLinuxだった。国産ディストロということでもてはやされていたが、やはりUbuntuという黒船には勝てず、主流を外れていった。


 AliExpressで得体のしれなガジェットを買ったりと作者は不気味なものを好む、闇鍋を明らかに食べられるものが入っていなくても食べなければならないようなものだろう。


 中国産のモバイルバッテリーは異様に安く、いい買い物をしたと思ったものだが、やはり中国産でもまともなものはそれなりの値段がするものだ。


 サービスには対価をという商業始まって以来の常識からは誰であっても逃げることができないのだろう。


 githubにコミットしながらリポジトリをウォッチしている人が誰もいないのを残念に思う。


 一体何が足りないのだろうか? 運、生まれ、育ち、いろいろなものがあるのだろうが、これといって作者にはあまりにも多くがかけている。


 例えるなら平原で見渡す限り緑一色であり、暮らしやすい気候だが、そこに住むには水が全く無いような状態と言える。


 冷めきった部屋の中で、青軸キーボードのやかましい音が響いている、作者は全く持って社会というものに向いていないのだろう。世渡りのうまい人間ならこんな苦労はしていない。


 まるで冷え切った茶碗蒸しを食べているような虚無感が心を満たしている。


 不眠で睡眠薬を飲んで、コトリと眠れる人がいるらしいが、その方々はきっと次世代の睡眠薬を服用しているか、でなければ徹夜明けなのだろう。


 作者の人生というのはまるでCapsLockのようなものだ、Ctrlと取り替えるためだけにある、そんな不毛な存在だ。だったらはじめからAの隣はCtrlにしておけばいいのだ。


 面白おかしく日常を書ける、さぞ愉快な人生を送っているのだろう。早くも人生ロスタイムの作者にはわからない話だ。


 githubにアップロードするソースのごとく、私生活を垂れ流してもおそらく皆さんはそんなものを望んでいないのだろう。


 無味乾燥な日常ではなく刺激を求める人は多い、しかし刺激というのは一番やってきてほしくないときにやってくるものだ。


 エクセルによる進捗管理を行っていない今作では文字カウントが4桁を超えた時点で適当な区切りを見つけてアップロードする。


 だからオチがないのを許してほしいとは言えない。


 オチとして今コレを書いているエディタにバグが見つかって修正をしたことくらいだろう。


 不完全な文章を書くには不完全なエディタが必要だ、少なくとも私はそう考える。


 VimやEmacsは大変に便利なのだが、どうにも学習曲線が旧勾配すぎる。凡人には凡人の作ったもので十分だと考えている。


 余談だが、この文を書いているときにディスプレイが消灯するという謎減少が起こったがまともなキーボードをつないだらまともに動いた、つまり安物には気をつけようということだ。


 iPhoneもそろそろ充電が必要なので今日はここで筆を置くことにする。

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