英単語で戦う世界（物理）

登場人物紹介※第一章時点

【主人公と愉快な仲間たち】

来栖環（くるすたまき）：remember《思い出す》down《下げる》read《読む》

この物語の主人公。イケメンに対して怒りを覚える習性がある。謎の白い少女と出会ったことで様々な事態に巻き込まれていく。deep《深い》の能力が刻まれた飴を舐めたことでdownとreadの能力を得る。

必殺技：『機能停止（シャットダウン）』

downの能力を使うことで脳機能を低下させ相手を気絶させる。ただし、相手に左手で触れる必要がある。

空野風花（そらのふうか）：wind《風》

この物語の苦労人枠。数少ない常識人である。自らの体型にコンプレックスを抱いている。通り魔に襲われてたところを助けられたのをきっかけに主人公の姉にガチ恋している。なお、この事を知っているのは主人公だけである。

必殺技：『限界突破（リミットブレイク）』

風の操作を全て自分のためだけに当てている状態。呼吸の気流を作ることで永遠に疲れない。また、体に風を纏わせることで通常より速く動くことができ、近づく物を全て切り裂く。

特殊技能：『愛の網（ラブネット）』主人公が空野風花のガチ恋について考えると反応し、殺気を与えることができる。

天城走（あまぎそう）：run《走る》wall《壁》

この物語の親友枠。根は良い人だが、天然のため、たまに主人公をイラつかせる。主人公が唯一信頼しているイケメンである。本人はモテていることを自覚しているが慣れているため何とも思っていない。基本的にハイスペックである。

必殺技：『超高度踵落とし（ハイフォールヒール）』

自らの足元に壁を作ることでとても高い場所に行き、そこから踵落としをする、runの足補正がなければ大怪我をする技である。

軽井明（かるいあかり）：light《軽い》

空野風花の女友達第一号である。本人は容姿が優れており、学園では密かに男子から人気を集めている。ふわふわした性格だが、何事にも全力で取り組む真面目である。空野風花の嫉妬対象でもある。

必殺技：『質料減少（ウェイトゼロ）』

最大三体までの生き物の質料を限り無くゼロに近くする。その軽さは一番軽い気体の水素にも匹敵する。これを使われたらまず、自由に動けなくなる。

文瀬日与理（あやせひより）：letter《文字》give《与える》

姉を殺した通り魔を倒せる力を得るため言英学園（げんえいがくえん）に入学した。通り魔に襲われたという過去を持つ空野風花と行動を共にすることで通り魔に出会うことを期待している。本人は無意識だが普段だしているミステリアスな雰囲気が密かに男子に人気である。このグループ唯一のB組である。

必殺技：『身体改造（デウス・エクス・マキナ）』

サポートに特化した能力だが、与えられるバフの数に上限はないため、対象者の体が持つだけバフを与える技。これを使うと神すらも凌駕するが、完成までにかなりの時間を要する。

【頼もしきチート達】

来栖結（くるすゆい）：tie《結ぶ》

主人公の姉でありレベル五の能力者。大学を卒業している23歳。

ブラコンという訳ではないが、主人公に対してそこそこの愛を抱いている。因果率の操作ができ、1％でも実現する可能性のある未来を全て実現することができる。空野風花のガチ恋相手である。

必殺技：『因果の結び（プロセスコントロール）』

実現する可能性のある未来を実現させたり、攻撃を必ず当てたりすることができる。これを使うと敵と反対方向に攻撃しても必ず敵に当たる。また、実現する可能性のある未来なので隕石を落とすこともできる。

空野声（そらのせい）：voice《声》

空野風花の姉であり、レベル五の能力者であり、言英学園の学園長である。ところどころ抜けているところがあるが、本人の容姿が優れているため周りも笑って許してしまう。唯一の天敵は自らの妹である空野風花。

必殺技：『大気の振動（バイブレーションエア）』

声とは音。音とは空気の振動である、というチート理論をレベルのごり押しによって可能にした技。これを使うと相手の聴覚を一時的に失わせたり、体内で空気を振動させることで相手を即死させたりできる。

安藤球子（あんどうたまこ）：throw《投げる》

主人公たちの担任の先生。大雑把な性格だが、生徒に対してとても真摯で生徒からの信頼がとても厚い。婚期を逃している。

必殺技：『球の供給（プロバイドボール）』

百発百中の空気のボールを永遠に投げ続ける。地獄のような技。また、相手の技に当てることで相殺できる。

白い少女：rule《支配》

主人公を今のところ唯一恋愛的に好きなキャラ。能力範囲や、

干渉可能範囲が何から何までチートなキャラ。今のところこの作品では一番強い。飴を主人公に渡したり、都合の良いタイミングで現れたりと謎の多いキャラである。

必殺技：『絶対的皇帝（エンペラー）』

能力範囲の物を全て原子レベルで操作できるチート技。（生き物含む）ただただ強い。

伊吹（いぶき）：if《もしも》

白い少女が拾ってきたチート能力者。メガネをかけていて、常に本を一冊持ち歩いている。文学系のため想像力が高い。その想像力が伊吹をチートたらしめている。

必殺技：『夢幻（ワンダーランド）』

伊吹が白い少女いたときのみ使える技。起こりうる出来事を幻で再現する。ただし、五感はある。白い少女の能力下ではほぼ全てのことが実現可能なため、常識が通用しない『おかしな世界』を作ることができる。これができるのも伊吹の想像力が故。

【楽しい楽しい生徒会】

秋宮才理（あきみやさいり）：can《出来る》do《行う》

as《として、》name《名前》improve《高める》

言英学園の生徒会長。能力五つ持ちのこの作品最多能力者。フレンドリーな性格で、上下関係で変に敬われるのが嫌いである。

家はお金持ちで、本人の能力で防犯も完璧である。

必殺技：『完全模倣（ドッペルゲンガー）』

自分が今まで触れてきた相手の全てをコピーする。さらにそこからパワーアップするためオリジナルの上位互換となる。相手に触れていた時間が長いほどより強いコピーになれる。また、今までコピーしてきたものにはいつでもなれる。

相生怜香（あいおいれいか）：trace《痕跡》

言英学園の副会長。生徒会長の秋宮才理の幼馴染。普段は優しいが秋宮才理に対してだけは辛辣である。また、相生怜香も空野風花と同様に自らの体にコンプレックスを抱いているため空野風花とは基本的に仲が良い。

必殺技：『過去（パスト）』

何か物体があればそこから過去を辿ることが出来る。また、人に触ればその人の前世まで見える。

【愛すべき新聞部】

宇曽間琴（うそまこと）：truth《真実》lie《嘘》

新聞部の部長。いつも首からカメラをかけていて特ダネを逃さないようにしている。ちなみに大半のワザップはこいつの仕業と言われている。

必殺技：『非常なる現実（ワザップ）』

読んで名前の通り。

探李晴香（たんりはるか）：search《探す》

新聞部の部員。この物語の男の娘枠。とにかくかわいい。

だが男だ。性格は気弱だが優しい。マジで天使。

必殺技：『検索（サーチ）』

相手の弱点や、ありとあらゆるものを検索できる。この能力を使われると全てを把握できる。

情野報（じょうのしらせ）：information《情報》

見た目は目が前髪で隠れていてザ・陰キャみたいな感じである。本人は一匹狼を気取っていて孤独を愛している。喋るときは文の間の言葉をつけずに喋る。

必殺技：『数字化（ナンバー）』

ありとあらゆる事象を数字として見ることができ、未来の予測が可能である。