応援コメント

第3話」への応援コメント

  • 「自分の小説のどこをどう直したらいいかみんなで意見交換してみよう」企画参加ありがとうございます。

    ここまで読ませていただきました。
    率直な感想を。

    ”英単語で戦う”というコンセプト自体は興味を引き、新しいと思います。説明のあおりを見て「語学を専門的に習得した先生が中世期に英語が発達した過程を紐解きつつ英語をエンターテインメントとして扱うのか」と期待しました。すぐにそうではないと分かりましたが。

    「ミステリアスで不親切な書き方で深読みさせることを誘発させることで凄い雰囲気だと読者に思って欲しい」という意図を感じました。
    或いは作者が頭の中で考えた設定について、読者はエスパーではないので書かれてない限り分かることはまずない、ということを想定していない感じがします。例として

    > 昔々、一人の白き少年がいた。その白き少年は夢を見た。
    >「我は今からお前に言葉の力を与える。」
    >「はい、分かりました。」

    誰と会話したのか。独り言なのか。叙述トリックを狙っているのか。

    次に、

    >1、この世界の人間全てが言葉の力を持つこと
    >2、言葉の力で干渉できる範囲は人様々である
    >3、必ず体のどこかに言葉を刻むこと
    >4、世界の人々に発現する50年前に世界中の人間に伝えること

    1の言葉の力とは現実の我々が言語を操る力と同じなのか、そうでないのかの説明がなく、
    2は1同様に現実の我々が言葉を操る力と同じか違うのかの具体的な説明がなく、
    3.の「体のどこかに言葉を刻む」はこれならば自分の能力を示す言葉である必要はなく、
    4.は主語と目的語がなく意味不明な日本語になっています。

    その後も同じく、思わせぶりな英単語が散見されてそれが何らかの能力を示すことは分かるのですが、「凄さの基準」も「能力を使う際のルール」も「能力を使うことで何がどう変わるのか」もほとんど描写されていない・・・以前に、「思わせぶりなフレーズをいい感じにちりばめておくので読者よ勝手にあれこれ想像してくれ」とうい感じが鼻についてしまってきつかったです。

    もう少し、「この作品にはきちんとしたルールがありますよ」ということを提示すると共に、能力その他の部分で説得力を持たせるための描写から逃げないで書くことで、まだしも「誰が何について、どういう意味を以て話しているのか分かる」になると感じました。

    作者からの返信

    大変貴重なご意見ありがとうございます。確かに自分の中で設定を完結させていて、読者に伝えようという考えが足りていませんでした。もっと能力を使った際だけでなくその他の描写も増やしていき、より良い作品にして見せます!本当にありがとうございました!