あの有名なフランシスコさんから拝借。

The BLの響きが似ているという駄洒落である。

中身をどうするのか何も決まっていない。

しかし表紙は写真にしたいと思う。

となると数頁はコンセプトに沿った写真を載せるべきか。

衣装やモデルさんも決まっていないがウィッグはあそこに頼むとしよう。

一人の老婆が細々とお店を営んでいるところだ。

名前を「羅生門」という。

あそこは本物の人髪を使っているこだわりの店だ。

しかし一抹の不安もある。老婆はすこしばかり耄碌しているのだ。

この前も店を訪れたときこう言っていたのだ。

「この髪を抜いてな、この髪を抜いてな。ウィッグをつくろうと思うたのじゃ」

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