お菓子の話

高田 朔実

第1話 チョコレートケーキ

 なかしましほさんの、「まいにち食べたい”ごはんのような”ケーキとマフィンの本」のレシピを参考に、チョコレートケーキを作ってみました。

 なかしまさんのレシピは、生クリームやバターを使うかわりに植物油や豆乳が使われていたり、甘さ控えめで、ナッツやドライフルーツなどが効果的に使われていることが特徴です。

 材料の分量を量りながらあらびっくり、小麦粉を30グラムしか使わないのです。

 15センチの丸形一個分で、ほかのケーキのレシピは150グラムくらい使っているのですが……なにかの間違いではないの? でも、ひとまずこれでやってみるか……。

 砂糖の分量も、たった30グラム。チョコレートを100グラムいれるので、そこに砂糖があるから大丈夫ということなのでしょうか。

 メレンゲを泡立てるのは、砂糖を少しづつ入れることさえ守れば案外簡単で(一気にいれると泡立ちにくいらしいです、一度失敗して、もう一つ卵を加えて共立てにしてしまったことがあります……)、チョコ100グラムくらいなら、湯せんといってもガスにかける必要はなく、ティファールで沸かした湯を深めの食器に入れて、そこでやればなんとかなる分量。そんなに難しそうでもない。


 そんな感じで、二回作りました。

 一回目は板チョコでつくり、二回目カカオ70%のチョコを使い、砂糖を5グラム増やしました。

 このケーキ、焼いたあとに型から外して冷まさないと、余熱でぱさぱさしてくるようです。冷蔵庫で冷やしたら、チョコの成分のおかげか落ち着きはするのですが。

 なんとなくはつくれるけど、もっともっとと思うと奥が深いお菓子づくり……。

 スパイスを入れてみたりしてもいいし、チョコを変えてみてもいいし、あとラム酒を大匙1入れるのですが、日本酒にしてみるのもいいのかもしれません。チョコアイスに日本酒をかけるとおいしいときいたことがあります。

 ナッツやオレンジピールを入れてみたかったら、ブラウニーだとか、もしくはもうちょっと粉の多めのレシピを使ったほうが合いそうな気がします。


 出版年度が新しい、「初めてでも失敗しない51のレシピ まいにちおやつ」を見てみたら、このレシピを改良したのかなと思われるものが載っていました。

 焼すぎにならないように、マフィンの容器に入れて焼くようになっていたり、バターが加わっていたり、しっとりさせるためか牛乳が加わっていたりと、なるほどねと理由がわかる改良になっていました。

 そっちも作ってみたいけど、でもマフィンの紙ってなかなか売ってないんですよね。通販で買うしかないのか?


 投稿し終えたら、冷やしたチョコレートケーキをいただきます!

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

お菓子の話 高田 朔実 @urupicha

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ