初めてのバレンタイン
「おつかれぇい」
その声と共に、オンラインゲームを一緒にしていた数人の人たちが
ボイチャルームから抜けていった。
さて、寝ようかなと思いながらSNSを見てからベットへ行こうと思い
スマホを手に取り画面を見たところ彼からのLINEが入っていた。
なんだろうと思いアプリを開いてみると、彼から呼ばれていた。
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「どうしたの?」
「別に何でもないよ!」
「ホントに?君から連絡してくるなんて
めずらしいから、きっと何かあったんだろうなって」
「するどいね…」
「んで、何の用?どうしたの?」
「('ω')」
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無表情の顔文字だけが送られてきた。
彼らしいなと、微笑みながら「期待しといて♥」と返信して
ベットへ入った。明日は早起きしなければ。そう思いながら。
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