綿密な設定

 人間の血液の味にたいする違いの説明にはうならされました。こういう細かな設定がしっかり出来てる小説は面白いです。

 地の文が重厚で、純文学を読んでるような感覚になりましたが、内容はエンターテイメントで、そのギャップが良かったです。

 主人公が高スペックでカッコイイです。
 ギャグに終始するのかと思って読みすすめたら、畳み掛けるようなシリアルな展開で、緊張感があって良かったです。

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