4曲目 ASIAN KUNG-FU GENERATION「ブラックアウト」

 あわよくば紹介したバンドのメンバーにこの「この歌を聴いてくれ」を発見されないかなーと日々妄想している加納佑成です。

 今回は有名所、ASIAN KUNG-FU GENERATION「ブラックアウト」を紹介したいと思います。


ASIAN KUNG-FU GENERATION

山田貴洋(ヤマダタカヒロ): B & Vo 

後藤正文(ゴトウマサフミ): Vo & G 

喜多建介(キタケンスケ): G& Vo 

伊地知潔(イヂチキヨシ): Drums 


 実は私、アジカンの世界観についてもう10年以上考えてまして。一応6年位前にアジカンの歌詞の言っている意味は理解できるようになったんですが、どういうプロセスを経てあの世界観が出力されるのか、もっと言えばが未だに全く分からなくて。聴いて下さいよ、もうワンフレーズ目から天才の所業ですよ。


https://www.youtube.com/watch?v=M1BLL-Zp6rE

(公式の動画です。)


 ナンバーガールや前回紹介したイースタンユースの影響を受けている事位しか分からない。しかも後藤正文さん、ロッキンオンジャパン(音楽雑誌)のインタビューや「振動覚」の歌詞を見る限り、「自分には本当に才能がない」と何度も言っているんですね、マジで。(私見ですが、それはOASISのギャラガー兄弟と自分を比較してるからじゃないかと思われます)無意味に嘘を吐ける人ではないんです。

 しかもアルバム「未だ見ぬ明日に」収録「ムスタング」の歌詞を見る限り、自分独自の世界観で表現する事を、「世界を汚す」事だと思っているようなんです。

 それが何故かは先程申し上げた通り分かりません。ですが、確実に言える事は少なくとも後藤さんの中では才能や世界観より大事な「何か」があって、それを表現しているということです。

 先程の「振動覚」の歌詞もまさにそうです。「新しい世界」「惑星」「未来の欠片」等根拠はいくらでもあります。

 そしてアジカンの代表曲「リライト」です。


https://www.youtube.com/watch?v=bOZixNTn_ck

(公式の動画です。)


 この歌、子供の頃聴いた時には全く意味が分からなかったんですが、自分で小説を書くようになって初めて分かりました。創作についての歌です。もはや私が言うことは何もありません。どうか、特に『カクヨム』で小説等を書かれている方、聴いて頂けないでしょうか。きっと分かって頂けると思います。

 そもそも才能の有無や世界観のユニークさなどというものは結果論的な後付けの説明に過ぎません。(ちゃぶ台返し)これからもアジカンについて、『消して、リライトして』を繰り返しながら考えていきたいと思います。

 次回はじん(自然の敵p)を紹介したいと思います。よろしくお願いいたします。悪文乱文失礼しました。

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