第四章 変化-SHIFT-(1)
母さんが帰って来る!
やっと会えるんだ!やっとあの場所から逃げ出せたんだ!
もう十年も会ってない……何から話せばいいだろう。
俺が国王軍の団員になった事?それとも……。
住宅地を我が家目指して駆けていると、周辺に人垣ができていた。
「何だ……?」
野次馬を押しのけ、目に飛び込んできたそれは、ごうごうと音をたてて燃え盛る変わり果てた自宅の姿だった。
母さんは、「金の目」なんだぞ……火にだけは弱いんだ……!
「ちょっと、さっき城の兵が火を放ったってうわさ……聞いた?」
「まさかぁ……うわさにしろあんまり口に出しちゃいけないわよ」
野次馬からざわざわと声が聞こえる。
王が?あいつが……?あいつが父さんと母さんを……!
「許さねぇ……!」
***
【第四章 変化 -SHIFT-】
シフトに乗り移られて宇宙船を徘徊する。俺が自力で歩いたんじゃあ迷子になりかねないからな。こっちの方が手っ取り早い。
こうやってシフトに体を動かされるのも最後なんだなぁ……。
感慨にふけっていると、一つの扉の前で足が止まった。
「ここです。私の体がある部屋は」
リングをかざすと自動ドアみたいに扉が開いた。
薄暗い部屋の中、大きな丸い窓のすぐそばに、体育座りでうずくまっている銀髪の青年がいた。よく見るリングから映し出されるシフトの姿そのものだ。
“キィ・リングを私の左腕にはめてください”
そっとその腕にリングをはめ込んだ。これで……シフトが戻る……!
やがてゆっくりと、青年が顔を上げた。
目一杯伸びをして念入りに体のあちこちを点検する。
「……シフト?」
「ありがとう。ソーヤ。これで私も戦える」
微笑んだその顔は、まさしく実体のそれだった。
シフトと並んで今度は従者を助けに二人で廊下を駆ける。
なんだか変な感じだな。改めてシフトがここに存在してるって実感させられた感じ……。
「なぁ、シフト。これよかったのか?」
自分の左腕にはまった金色のリングを眺めながら問いかける。
「いいんだ。ソーヤの方がケガしそうだから。私は自力で避ける」
「あ……そう」
そのうち従者のいる部屋にたどり着いて、その扉が開くなり俺は息を飲んだ。
「で、殿下ぁ!?」
「ご無事だったのですね……!」
茶色いくせ毛の青年と大柄の黒髪の男。俺は感動あらわに打ち震えている男に目を疑った。
「シフト……どうして、ユヒザさんが……」
「言ってなかったか?私の従者はトワールと、ユヒザの双子の弟、ギルザなんだ」
……双子ぉ?そんな話、聞いた事……いや、ある!!そういえば前に城の兵やってるって話してくれたんだっけ!!
「こっちは地球の仲間、ソーヤだ」
「はぁ……ソーヤどの。いい名ですなぁ……」
さすが双子。言ってる事が全く同じだ。
「ソーヤどのは兄をご存知なのですね。兄は元気にしていますか?」
言葉が出なかった。今まで隔離されていて情報を知らないんだ……。
同じ声。同じ顔。でも、全くの違う、別の人……なんだ。
俺が押し黙っていると、何かを察したのかギルザさんは俺の肩に手を置いて涙目になりながら語り始めた。
「いいんです。無理に言わなくても……そんな気がしていたのです。あぁ、きっと兄はソーヤどのをお守りになって……!」
「ギルザ……ユヒザより感情表現豊かなのは知ってるから、それくらいにして脱出の準備をするんだ」
しどろもどろになる俺を差し置いて、シフトは半ば呆れ気味に指示した。従者の二人は逃げ道を探索しに部屋から出て行った。
「ソーヤ。あなたに、言っておかなければならない事があります」
「なんだよ改まって」
「私たちはここを去る時、壊れたものを全て修復して行きます」
おぉ。親切なこって。キィ・リングの力があればなんとかできるらしい。すごいな、キィ・リング。
「それから、共に記憶を消します」
……え?は?
「私たちがこの地球に居たという記憶を、地球上の全ての生物から消すのです。それが星を去る時の掟……」
「お、俺も……か?俺の記憶も消えるのか?シフトの事も全部……!」
「……そうです。だからその前に伝えたかったのです」
初めて地球に生命がいると知って驚いた時の事。この星に降りる事ができてうれしかった事。シフトは静かに語り続けた。
「出会ったのがあなたで、よかった」
「……そういうのは、去る直前に言えよな!まだ、これからじゃねーか」
そうだ。これからなんだ。まだなんにも終わってないんだぜ、シフト!
「そう……だな。まだ終わってなんかいない。これからだ」
力強く頷きを返す。
と、近くで声が上がった。見張りの兵に見つかったんだ!
二人で手分けして敵を斬り払う。追手は……いないようだ。
ふとシフトを振り返ると、光の具合なのか、一瞬だけその目が金色に光っているように見えたけど……気のせいだよな。
従者たちが戻ってきて脱出口が見つかったと伝えてくる。ついて行こうとするとシフトだけがその場から動かないでいた。
「私は後から行きます」
「え?どうしてだよ。俺、一人じゃ戦えないぜ」
「お願いです。ソーヤ」
それ以上はどうやっても意思を曲げそうにない。結局俺が折れて、ちゃんと来いよと言った。
「かならず……!」
「シフトは何考えてるんだろな……」
「わかりません。ですが何か不安です。ソーヤどのが脱出に成功したら殿下の元へ戻ってよろしいでしょうか」
廊下を先導して駆けるトワールと呼ばれていた従者が答える。俺はうんと頷いて許可した。外に出れば他の仲間たちもいるしね。
やがて見張りのいない出口にたどり着いた。お互いの心配をしながら別れを告げ、戦場へ飛び出す。そう。戦いはもうすでに始まっていた。
ここで負けたら地球はこいつらのものになってしまう。みんな食料に。明宏や、母さん……俺だって。だから、戦わなくちゃ。自分のためにも、この地球のためにも……!
***
これ以上、巻き込みたくなかった。
今更だとはわかっているが、せめて最後は私の手で終わらせたかったのだ。
懐から長い鉢巻きを取り出す。
ビスズ……あの時、おまえが止めに入ってくれなければ、私はここにいただろうか。
「なんで邪魔するのさ、オッサン」
「……ヴァンル。相手は王子だ。それにこれは戦闘じゃない。稽古だ」
「……ふん」
いつまで長い鉢巻きしてんだか。規制されたじゃんかよー。だいたいいい年して鉢巻きとか……カッコつけてるつもりー?
若干十九歳。団指定の短い鉢巻きを揺らしながら、若き隊長はぶつくさと文句を言いながら立ち去った。
「……ビスズ。助かった」
ビスズは首を横に振り、何を思ったか自身の特徴である長い鉢巻きを外した。
「私にはもう必要ありませんので……」
稽古相手が変わってから何年ぶりに言葉を交わしただろうか。
ミレイ団の隊長である証の指定の物に変えるつもりでそれを置き去りにしたのだろう。
それを残し、ビスズは去っていった。
私もビスズのように強くなりたいと望んだ。強くなって大切な物を、人を守れるようにと。
あの日、ビスズが置いて行ったそれを身に着ける。
私たちのせいでこの星を混乱させてしまった。だから私が、この戦いを終わらせなければ……!
「父上。今、あなたの元へ参ります」
***
上空に戦場を観戦するダントを見つけて不安定な飛び方で近づいた。
一人で飛ぶのは慣れないなぁ……!
「あ、明宏は?」
「あの人間か?しばらく離れた所に置いてきた。近くに避難してるっぽいやつらいたしな」
よ、よかったー助かった。いやあ気まぐれでもありがたい。
「そういえば変な事聞かれたな。おまえは何者なんだって」
「……それは俺も常々聞きてぇなぁとは思ってたよ」
「……。まぁ、宿敵は同じなんだ。そのうちわかるだろ」
あ、そう。ホント、何者なんだろな。少なくとも敵ではないって感じだけど……。
「って、そんな場合じゃなくて!ソルカンさんは?!」
「あぁ、あの男か?それならほら」
ダントの指さす方向。兵たちがごった返している戦場の外れに金の頭髪が二つ見える。
「さっきあの男とヴァンルが会っちまってな。どんな戦いになるか楽しみだぜ。ま、勝敗は見えてるがな。チビのわりにすごいよなぁ……一度戦ってみたいぜ。……っておい、ナグラ?」
言葉を最後まで聞く前に俺は二人に向かって全力で飛んだ。
今ランジ団を指示する団長がいなかったらどうなるんだよ!シフトもいないし!はやく止めなきゃ……!
◆◆◆
「ふーん。そうなんだ。お友達をねぇ……」
幼い顔立ちに不釣り合いな長い槍を弄び、『狂気のヴァンル』とも呼ばれる小柄な男は不敵な笑みを浮かべて言った。
「だけどぼくは姉さんを殺された。たった一人の家族、レーニア姉さんを。でも、そんな風にはなれないなぁ……命をかけて戦うなんて」
まるで歌うような口ぶりに握りしめた拳が軋む。
「むしろ感謝したいくらいだよ。おかげでぼくはこの戦に出れるんだから。命は自分の物だよ?人のために捧げるのは変だと思うなぁ。君は自分より他人の命が大事なの?」
まわりをうろうろとしていたヴァンルが足を止めて私を見上げた。
「あ、そういえば君のお友達、姉さんを怒らせたって聞いたよ。さすが副団長だよね。まぁまぁの強さはあったんだね」
「うるさい!それ以上無駄口を叩くな!私はおまえを討ちに来たんだぞ!」
耐え切れずに叫ぶと、あははと軽快な笑い声を上げた。
「怒らせちゃった。……ぼくを討つ?不可能だよ」
「やってみなければわからないだろう」
「じゃあわからせてあげるよ」
その言葉が終わるか終わらないかのうちにヴァンルが急激に迫って槍を繰り出す。
はやい……!
私はかろうじて避けたが、一束にまとめていた髪がばっさりと切られ、頬には切り傷が残った。
はやすぎる。これでは一撃も当てられない……力が違い過ぎる。
再び槍を構えるヴァンルからわずかに後ずさりした。
その時だった。空から声が降ってきたのは。
***
「ソルカンさん!!」
「……ソーヤどの!?」
飛ぶのが慣れない俺は、向かい合っている金髪の片方に思いっきり突っ込む。
「だ、大丈夫ですか?!」
「はい。……王子は」
「そのうち来るって」
「人間サン?はやくどいてくれない?」
うわっ!俺、ヴァンルを下敷きにしてんじゃん!慌てて飛び離れると……なんだ?なんか……思ったより小さいんだな、こいつ。何歳なんだろ……。いや、今それはいいんだよ。
「ソルカンさんは団に戻ってください」
「しかし、ソーヤどの……一人では」
「ここは俺に任せてください!団長が団にいなくてどうするんですか!ユヒザさんがいたら……きっと怒りますよ」
「……そう、ですね。私は愚かな事を……。すみません、ソーヤどの!私は私の任務を果たしに行く!」
ソルカンさんが去ると、つまらなそうなヴァンルと俺が取り残された。
「なーんだ。せっかく戦えるかと思ったのに」
この場には、俺しかいない。今度こそ、俺がやらなくちゃ。
「だぁぁぁっ!」
無茶苦茶だけどとにかく突っ込む!この星は俺たちの星なんだ!シフトに頼ってばかりじゃダメなんだ!
意外な行動にヴァンルの反応が遅れた。その頬に、一筋の傷が作られる。
「ぼくも油断してたよ。こんなにあっさりやられるなんて」
──あの時、誰かが止めに入ってくれなければ……私は殺されていたかもしれない。
いつかのシフトの言葉が浮かんだ。
「簡単には許さないからね……?」
ヴァンルの瞳に狂気の色が宿った。
***
違う。ここには父上はいない。一体どこに……
慣れ親しんだ城の中で一人、王の姿を探し走り回る。
「殿下!こんなところで何をなさっているんですか!」
「ギルザ……トワール……」
「まさか、陛下を打ち取りに……?」
……やはりわかってしまうのだな。この長年の従者たちには隠し事などできないのだった。償いのためだったと正直に明かした。
「お気持ちはわかりますが……先程こんなうわさを耳にしまして」
「うわさ?」
「ヴァンルが戦場に出た、と」
まさか!ヴァンルはいつも最後に出てくると聞く。しかし、本当ならば……。今は近くに居ない、地球上もっとも信じている者の顔が浮かぶ。
「ギルザ、トワール!外へ出るぞ!」
◆◆◆
不意に出たくしゃみに鼻をさする。
「嫌だねぇ……誰かうわさでもしてるのかね?……まったく。俺もシンセツなヤツだよなぁ……」
王子一行を横目に、俺はひっそり廊下の角を曲がった。
◆◆◆
「ソルカン様!今まで一体どちらに!」
ランジ団の陣営に戻った途端、指揮をしていたラディーが飛んできた。どうやらうまくまわせていたらしい。さすがビスズに常に付き従っていただけの事はある。
「それにその髪は……」
ヴァンルに切られ、肩よりも短くなった金髪を見つめて眉をひそめるラディー。ばさばさになった毛先が頬をくすぐる感覚が慣れない。
「ちょっとした失態だ。気にするな。それより状況は」
ラディーの表情が引き締まる。
「今のところ、こっちがなんとか抑えています。本当に強いですねヴァンル隊は……」
「それはそうだろう。国最強とも言われるヴァンルが指揮っているんだ。しかし私たちはそれを抑えているのだろう?ならば大丈夫だ。私たちは負けはしない……!」
戦場の向こう、ここからは見えない異星の少年へ視線を送る。
「攻撃する暇があるのならひたすら守り抜け。もうすぐきっと、王子とソーヤどのがヴァンルを打ち取ってくださる……!」
***
激しい剣劇に体が飛ばされる。
「どうしたの?人間サン。ぼくはまだまだ暴れ足りないんだけどなぁ」
明らかになぶるのを楽しんでいる。
圧倒的な実力の差に手も足も出ない。
キィ・リングのおかげですぐ傷は治るけど……どうにもらちが明かない。
「もうちょっと楽しませてよ~。じゃないと、こっちからいくよ」
はやい!俺は為す術もなく斬り付けられる。
「あははははははっ」
壁に背中を打ち付けた。いつの間にか校舎の近くまで追い詰められていたんだ。
額に違和感を感じて手で探る。……血!頭から血が出てる!
どうしよう。俺、怖い……!
でも怖がってたら地球を守れない……俺は、そうだ俺は、この星を守るんだ!シフト一緒に!
「さて、そろそろ終わりにしようか。君の相手するのもつまらなくなってきたからね。君には死んでもらう」
「……俺は、まだ死ねない。俺はあいつが来るまで死ねない」
目の前のヴァンルをきっ、と睨み付ける。
「俺はっ!絶対にあいつと地球を守ってやるんだぁぁ!!」
「無理だよ、人間サン!君はぼくに勝てるわけない!」
立ち向かう俺を一振りで薙ぎ払う。俺は無様に背中から転んだ。
「限界かなー?あははっ」
ダメだ……力が入らなくなってきた。これ以上、戦えない……。悪い、シフト。
「さぁ、これで終わりだ。さよなら、人間サン」
ヴァンルが槍を構える。身動きが取れない。ただ、必死に目を閉じる事しかできない。
終わりを覚悟した俺だったけど、その槍の切っ先は、何者かの剣によって逸らされた。
え……まさか、シフト……?
「危なかったな、ナグラ」
「なぐ……え、ダント?!」
ヴァンルと俺の間に割って入ったのはダントだった。なんでこいつが……いや、どうせ面白そうだからって言うに決まってる。
「一度こいつと戦ってみたかったもんでね」
「ダント・リューヴ……金の目……」
「ふっ。よく知ってたな。という事でお相手、よろしいかな『狂気のヴァンル』?」
二人が武器を構えた。
ダントとヴァンルが戦う……?だったら今のうちに怪我が治るかも。そういえばあいつが戦うの初めて見る気がする。……あれ?なんか、ヴァンルの方がおされてる?
「おやおや。かかってこないのか?」
余裕のダントに苛立つヴァンル。そして何を思ったか、ダントのキィ・リングを破壊した!……それだけ強いって事?
「……やってくれたな。でもなぁ、俺はそもそもあんな物はいらないんだよ」
ダントの金色の瞳が輝きを増す。確かに普通の色じゃない……。
「なんたって、金の目だからなぁ……!」
リングを破壊された時の傷もすぐさま完治した。これが金の目……ほぼ不死の力……。
「じゃあ俺もお返しに……」
急に間合いを詰めるダントにヴァンルは焦った。
「何を……!?」
「決まってるだろ。目には目を……ってよく言うじゃねぇか」
ヴァンルのリングが鮮やかに砕け散った。
ダントって強かったんだな……。知らなか……った……。
あ、まずい……俺、ダメかな。シフトが来るまでは……って思ってたけど……。
“ソーヤ”
はは……シフトの幻聴まで聞こえるぜ……。
“ソーヤ!”
朦朧としてきた俺の肩を、誰かががしっと掴んだ。
「ソーヤ!!」
あ……。幻聴なんかじゃない。はっきりと聞こえた。はっきりと見える。長い銀髪と青い瞳が。
「シフトぉ……」
よかった、と安堵のため息をつくシフト。
「ごめん……俺……。ヴァンル強すぎて……」
「もういい。ソーヤ。すまない……私のせいでこんな事に」
いつの間にか身に着けていた長い鉢巻きを、包帯代わりに俺の頭に巻いてくれた。
「どうやら選手交代のようだな」
剣を収めてダントが後ろに下がる。入れ替わるようにシフトがヴァンルと対峙した。
「俺は別におまえを助けるためにやったわけじゃねぇからな」
校舎の壁に寄りかかって座る俺の元まで下がったダントがそう言った。
「それくらいわかってる」
「ならいい」
それからふっと笑う。
「見てろよ、あいつらの戦い。結構面白いモンだぜ……?今ヴァンルは疲弊してるから勝負は一瞬かもな」
冷静なシフトに比べ、ヴァンルは肩で息をしている。
「決着をつけよう。ヴァンル」
「わかってますよ。王子様」
シフト……。俺、何もできないけど、ここで見てる。だから……ヴァンルに負けるんじゃないぞ。
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