第一幕・五『一碧万頃 -イッペキバンケイ-』



 理知的な紺碧こんぺき色の瞳を宿した少女はアリヤに疑問視すると、アリヤは「わかるよ」と前置きしながら、


「私が親友を見誤ったりするはず無い」


 さらっと、自信ありげに満面の笑みを浮かべながらそう口にした。


「その答えには理論的根拠が見当たらないのだが……」


 アリヤとは反対に困惑に眉を八の字に歪めるのは、アリヤ曰く親友らしい少女。


 それはそうだ。俺だって分からない。


 アリヤに限らず、『勘』や『なんとなく』で済ませる人がいる。根拠が無いのにそれで的中するのが不思議で仕方がない。

 いい加減世界の解明されていないミステリーに追加されてもいいくらいだ。


 ミツルはローリアと呼ばれる少女が納得のいかない様子で応えるのを横目に共感して頷く。


 ――しかしながら老婆だと思っていたのに、その実小柄な少女だったとは飛んだ手の平返しだ。


 いや、思い込んでいたと言ったほうが適切だろう。

 なぜならつい先程この目で見たフードから覗いた彼女の顔は、どこからどう見ても皺の多く入った老顔だったからだ。

 しかも顔だけではなく、声までもが老人のそれだった。明らかに別人だ。

 これもともすれば、マディラムという魔法で幻覚か変身をしていたのかもしれない。


 アリヤよりも少し低いローリアの全体像をミツルはお得意の観察眼で仔細に見ていく。


 肩の高さで切られた蒼い髪の頭頂部には、ぴょんと一本跳ねが飛び出ている。顔は童顔で、綺麗よりもどちらかというと可愛い系統。

 眠そうに瞼が少し下がってはいるものの、表情が豊かな分冷たいという風な印象は受けない。むしろ愛想は良好、人懐っこい感じが滲み出ている。年相応の無駄な肉のついていない華奢な身体は、女の子らしく太ももの辺りまで細々としていた。


「――そんなことより、ローリアはここで何してるの? しばらく会ってないなーって、ずっと思ってたんだよ?」


 アリヤは話題を打ち切り、代わりにローリアとの再会を喜ぶ。


「この辺りでグライア山にあると噂される、幻のパッコの実に関する情報を探していたんだ」


「パッコの実? あれって実在したんだ?」


 アリヤが軽く目を見開きながら驚く素振りで応じる。


「情報収集の結果、どうやら信憑性はなかなかに高そうだ。以前からボクが目を付けていたのだよ」


 そう言って、典型的な研究者のような口振りでえへんと無い胸を張るボクっ娘ローリア。


「なあ、そのパッコの実っていうのはどんな木の実なんだ?」


 ミツルは先ほどから何度か出てくる聞き覚えのない『実』について訊ねる。そんなミツルの質問にローリアは胸を張ったまま振り向いて開口する。


「黒衣のお兄ちゃん。あれは世界の珍味として一部の愛好家に人気なんだよ。それを口の中に放り込めば、瞬く間に口いっぱいにみずみずしい甘味と酸味の楽園が出来上がる」


 例の実を食べたことがあるのか、その味を思い出すかのようにローリアは朗らかな顔をしながら自慢げに呟く。

 ――しかしそこで何を思ったのかふと我に返り、ミツルの顔を見つめる。


「ところでアリヤ。この黒衣のお兄ちゃんは誰だね?」


 ……今頃かよ。

 気付けば友達になってましたみたいな流れじゃないのか。いや、友達ではないけれど。あくまでまだ顔見知り程度なのだけれど。


 ミツルは少し戸惑いながらも、遅まきながら自己紹介をする。


「俺はミツルだ。訳あってアリヤと共に行動してる」


「ああそうか。これはご丁寧にどうも。ボクはローリアだ。ローリア・フェイブリック。気軽にローリアと呼んでくれ」


 蒼いショートヘアの髪を揺らしながら、彼女は挨拶を返しつつ軽く手を前へと突き出す。


 ミツルは一瞬躊躇いを見せるが、すぐにそんな表情も引っ込めると少女と同じ方の手を出して握る。


「……わかったよ、ローリア」


 言うと、ミツルは遠慮なくローリアをそう呼ぶことにした。


 三白眼であるアンニュイな雰囲気の瞳と、それを強調させるような感情の込もっていないミツルの声を耳にしたローリアは、顔を覗き込むようにして訝しげにミツルに問いかける。


「キミは…………なにか困り事でもあるのかね?」


「――っ」


 ローリアの意表を突く言葉に、思わずミツルは息を呑む。


 確かに困ってはいる。

 いきなり未知の世界に飛ばされ、目的も目標も不明瞭な中、文字も読めず、金銭価値も分からず、魔法などという科学で説明のつかない現象を操り、周りを見れば刃物を携えた人達が物言わぬ顔で街中を歩いている。

 これで何も困っていないと言うほうがおかしい。

 ――だが、この少女が言っているのはそんな事では無く、もっと根本的な事だ。


 だから意表を突かれたのだ。

 まだ会って間もない、しかもこんな幼げな少女がミツルの内に秘めた悩みを見暴こうとしている。


 この少女が一般的な人間よりも思慮深いことを鑑み、これ以上無駄な質問をされないよう目線をずらす。


 ローリアはしばらくその様子をじっと見上げるように見つめたあと、ふぅ、と一息つくとミツルに謝罪する。


「いや、悪かったな。どうやら初対面相手に詮索が過ぎたようだ。非常識だったな。ボクは好奇心が強くてね……今のことは忘れてくれると助かるよ」


「……ああ」


 ローリアがうむ、と安堵の表情で頷き、少し重くなった空気を脱却するためにアリヤに振り向くと、


「さて、ボクは情報をまとめるために一旦学院へと戻ろうと思うのだが、アリヤはどうするんだい?」


「実はさっき、ミツルが入学するための手続きをおこなってきたところなんだ。だから私達もこれから学院に向かうよ」


「そうか。では一緒に行くとしようか――」


 そう言ってローリアが歩き始めようとした時。

 彼女の体がまるで魂でも抜けたかのように急に傾き、そのまま四つん這いになるような姿勢で倒れ込んだ。


「ローリア!? 大丈夫!?」


 突然の事態にアリヤが慌ててローリアに駆け寄る。

 膝をついて背中に手を添えながら、アリヤは突如倒れたローリアをひどく心配する。


 しかしアリヤが危惧したのを台無しにするかのように、四つん這いになったまま微動だにしない少女の腹から間の抜けた旋律が周囲を軽く響かせる。


「そうだった……。忘れていたよ……ボクは今、非常にお腹を空かせているんだった…………」


 それを聞いたミツルとアリヤは苦笑すると、アリヤはミツルをちらっと見ながら眉をハの字にして立ち上がる。


「……先に、ご飯を食べさせてあげよっか」


「……そう、だな」


 そう言うとアリヤは数軒ある料理屋のうちの初めに目に入った香ばしい匂いのするほうへ顔を向ける。


「どこでもいいよね?」


「ああ。何でもいい。何でもいいから早く食べさせてくれ」


「うん。――ミツルって力持ちかな?」


 続いてローリアからミツルへと視線を移すと、アリヤは不意にそんなことを聞いてくる。


「……まあ、一般的な男性並みには……」


 訝しげに顔を歪ませながらも、ミツルは彼女の質問に受け応える。


「何だよ。何か持って欲しいのか?」


「何かって言うより誰か、だね。ローリアをおぶってあげて欲しいんだ」


「は? いや冗談だろ。今しがた知り合ったところだぞ」


 アリヤの突出した発言に思わずミツルは棘のある言葉で返してしまう。しかし、


「ボクは平気だ。早くしてくれないかな」


 見ると、ローリアは地面にぺたりと座り込んでミツルに両腕を突き出している。言うまでもなく子供のする「おんぶ!」のポーズだ。


「俺の時みたいに風のマディラムで運べばいいだろ。店だって目に見える距離なんだから」


「街中だと周りの人に迷惑でしょ。それにマディラムばかりに頼るのも良くないよ。少しは自分達の身体も使わないと」


「だからって……」


 アリヤの反論にも一理あり、思わずミツルは押し黙ってしまう。


 ミツルは何も気恥ずかしいわけではない。恥ずかしくは無いのだが、いかんせん人間不信なため背中を他人に預けるのが異常なまでに不安なのだ。

 だが見たところによれば、蒼髪の少女からは危害を及ぼそうとするような感じは無い。何よりも今は腹を満たしたいという欲求が強いようだ。


 そもそもミツルは彼女が害をなそうなどとは到底考えていない事は分かりきっているのだ。今そのような事をしたところでなんのメリットも無いし、する意味も無いのだから。

 けれど、バンジージャンプで命綱が付いているから安全だと分かっていても恐怖は拭えないのと同じで、それでも不安や警戒を払拭しきれないのがミツルだ。

 過剰なのはミツル本人も充分自覚している。だからそれを踏まえて、


「…………」


 ミツルは力無く地べたに座っているローリアの前に渋々背中を見せるようにしゃがみ込むと、知り会ったばかりの少女をおぶろうと彼女を促す。

 それを見たローリアは躊躇無くミツルの首に手を回して前かがみに身体を預けた。


 布越しでも分かる密着感から、他人の温もりと女の子特有の柔らかい肌が手や首に当たる。集中すると背中では生きている証である少女の心臓の鼓動が動いているのがよく分かり、速度から察するに緊張はしてなさそうに思える。


「なかなかに居心地の良い背中だな」


 にっと笑いながらローリアは「少しの間頼んだぞ」と言ってきた。


「ふふ、なんだか見てて微笑ましい光景だね」


 その様子をもの柔らかな笑みを浮かべながら見ているアリヤに、ミツルは仏頂面のまま前を向く。


「……見世物じゃない。行くぞ」



 〜 〜 〜 〜 〜 



「――お待たせしました。こちら、マーマラードのシチューになります」


 若い女性の店員が料理をミツルたちの席の机――ローリアの目の前に置く。


 運び出された木皿の容器に入っている食べ物には、食べやすいよう適度な大きさに切られた色とりどりの野菜がごろごろと入っており、その中にいくつか肉の欠片が垣間見られる。全体的にクリーム色のどろどろとした液体は、浸っている具材を包んで湯気をたてている。そこから鼻に通って行く匂いは、それだけで美味だとわかるようないい香りだ。――目前の料理の見た目はどう見ても普通のクリームシチューである。


「おお……! これはとてつもなく美味しそうだな。さっそく頂くとしよう」


 満面の笑みでローリアはいただきます、と言うと、手に取った木製のスプーンで料理にがっつき始める。


「なぁ、マーマラードってなんだ?」


 聞き間違いだろうか、マーマレードなら知っているが、マーマラードなど元の世界では聞いたことがない。


 ミツルがパッコの実について問いかけたときのように再び質問を投げると、アリヤが答えてくれる。


「マーマラードっていう鳥の名前だよ。広く一般的に食べられてて安価だから人気があるの。さっきミツルが食べてたのも、マーマラードのお肉なんだよ」


 あの串焼きがそうだったのか。

 味がどことなく焼き鳥に似ていたのはそれが理由だろう。

 この世界での鶏のような存在、そんなところだろうか。


「んー……。美味い……美味すぎるぞ! アリヤも食べるかい!?」


「わ、私はさっきお昼食べたからいいよ」


 ローリアがスプーンを突き出してあげようとするのを、アリヤは苦笑いしながら両手を軽く前に出して遠慮する。


「そうか……、ミツルミツル! これはなかなかに美味しいぞ、キミも一緒に食べないかね?」


 アリヤが断るのを見たローリアは、次にミツルの方へと振り向き料理の美味しさを共に味わおうと促してくる。その目は無邪気に輝き、まるで子供のようにも思える。


「俺もいいよ、ローリアが全部食べればいい」


 食べ物でこうも嬉しそうにはしゃがれると、さしものミツルも内心悪い気がしない。


 が、二人が断ると、ローリアのテンションが心做こころなしか少し下がったように見えた。

 美味しさを共に分かち合いたかったのだろう。


 ミツルははぁ、と溜め息をつくと無言で口を開ける。

 それを見たローリアはにぱぁ、と笑顔になると、ミツルの行ったモーションを察知して手に持っていたスプーンで料理を掬い取る。そして二度三度冷ますようにして息を吹きかけると、ミツルの開いた口の中に突っ込んだ。


 ミツルはしばらく口の中の物を咀嚼そしゃくすると、それを飲み込みローリアに向かって、


「確かにこれ美味いな。今度来たときは頼んでみるのもいいかもな」


「そうだろう? その時はまたボクを誘ってくれ」


「ああ」


 ローリアは再び笑顔で食事を再開する。

 ミツルはそれを机に肘をつき、手に顎を乗せる形で見ていると、横でアリヤがこちらを見ていることに気が付いた。

 ミツルが疑問に思いアリヤのほうを見やると、彼女の顔が若干赤くなっているのがうかがえた。熱でもあるのだろうか。


 しかしアリヤはどうも熱がありそうな感じではなく、むしろ今のミツルとローリアのやり取りを見て赤面しているようだった。


 ミツルはその理由をすぐに理解した。

 アリヤはどうやら、のを気にしているようだ。


 ミツルは決して鈍感な類いではない。むしろそういった反応に関しては敏感なほうだ。


 だが待ってほしい。

 異性の間接キスというのは、それほど重要な問題なのだろうか。

 確かに好意を持っている相手の場合だと例外ではあると思う。恋する者同士なら、赤面してその行為に戸惑うというのも不思議ではないだろう。


 しかしその逆の場合はどうだ。

 相手がどうであれ、自分が人間が好きではなく嫌いなのならば、嫌がる事はあれど別段恥ずかしがる理由は無かろう。

 異性なら世の家族にも沢山いるし、何なら鍋をつつき合うまである。いちいちそんな事で赤面などしていては身が持たないというものだ。


「なに顔赤くしてるんだよ? 潔癖ならともかく、このくらい別に普通だろ」


 ミツルが飄々とした様子でアリヤにそう言うと、彼女はええー、と動揺で口を曲げながら対面の席で幸せそうに頬張っている少女に向き直る。


「ろ、ローリアも、そういうのって気にならないの……?」


「んー? そういうのって、何が?」


 料理を食べるのに夢中になっているローリアは、生返事でもごもごとアリヤの疑問に応じる。


「そ、その……、か、か、間接…………ス……とか」


 尻すぼみにぼそっと小さく呟くアリヤに、ミツルは当然のことを言う。


「ローリアのほうから差し出してきたんだから気にしてないのは当然だろ」


 と、ミツルがアリヤと同時にローリアのほうを見ると、彼女はスプーンを咥えたままぴしっといわおのように固まっていた。


 ミツルがどうしたのだろうとそのまま見つめていると、ローリアはミツルの視線に気付いたのか急に体をわななかせ顔をみるみる赤くしていく。


(……こいつまさか)


「――――!!」


 呆れるような目で推測するミツルを前に、ローリアは声にならない叫びを上げながら目を見開く。


「……無自覚だったのか」


 ミツルが言うと、ローリアは取り乱しながら必死に弁解する。


「し、仕方がないだろう! 美味しさに夢中になっていたんだ!」


「過ぎたことはもういいだろ」


「キミは何故そんなにもしれっとしていられるんだ!」


 ローリアは可愛らしく頬を膨らませながらムムゥ、と唸る。

 三人がしばらくの間黙り込んでいると、その中から頬を膨らませているローリアがぼやく。


「…………甘いのも」


「は?」


 ぼそっと突然単語を放つローリアに、ミツルは反射的に愛想悪く返事をする。


「……甘いものも追加だ。それで手を打ってやろう」


「…………」


 もともとの元凶はローリアなのだが、ここで言い返すといつまでも言い合いが続きそうだと予感したミツルは大人しく了承する。


「……わかったよ、それで済むなら」


 女性のデリケートな部分に関する言葉足らずの論争は、いつの世も男性諸君を困らせる。

 今の状況もそうだが、他に例題を挙げると切りがない。


 学校で教室に入るなり女子が着替えをしていると、百%男性は怒られるか殴られる。

 教室は公共の場だ。更衣室という専用の部屋がわざわざ設置されているにもかかわらず、そんな所で着替えをし、男がそこに足を踏み入れて何が悪いのか。


 他にも、スカートの丈を手間暇かけて短くして、それで下着を見られると変態扱いする。階段を登る際にも、スカートを手や荷物で隠す。

 見られたくないのなら丈を伸ばせば済む話だというのに、矛盾しまくりだ。見られたいのか見られたくないのかどっちかはっきりしてほしいものである。


 もっとも、俺は彼女らの下着なんて見ても欲情なんてしないし、別に興味が無いし、むしろそんな汚れたものを見せられたこちらが被害者なのだと思う。

 階段を登るときに目を閉じていたら危ないというのもある。

 そんなに短くしていたら、嫌でも視界に入る。

 しかし、世界は不条理かな。

 見たいとも思っていないものを見せられて、不審扱いされるのはこちら側なのだ。

 か弱いのか、はたまたプライドが高いのかは理解しかねるが、こういった事に関しては納得のいかない理由でも男性を押し負かすというのがお決まりのようだ。そろそろ世の男性はちゃんとした答えがほしいところなのである。


 ――などと誰に言うでもなくミツルが物思いにふけっている間に、ローリアはマーマラードのシチューとやらを平らげた。


「ふぅー、おおよそ十日ぶりのまともな食事はとてつもなく美味しかったな」


 満足気な顔でお腹を撫でるローリアに、アリヤは愕然とする。


「十日!? どうしてそんなに食べてなかったの?」


「情報収集をしていたと言っただろう。なにもパッコの実だけを探していたわけではないよ。――それに、携帯食料なども合間に挟んでいたからな」


 ローリアはドヤ顔で言うが、明らかに栄養不足だ。


「と言っても、やはり栄養が足りていないと思考力は鈍くなってしまうがね。脳を活性化させるにはやはりきちんとした食事は欠かせないよ」


 ローリアはちゃんと自分で不足していることを自覚していたようだ。


「情報収集はいいけど、無理はしないでね」


「承知しているよ。でも、知識を得るというのはいい事だ。この世界には知識が海のように無限に広がっているからね。キミ達もなにか知りたい事があれば、いつでも力を貸してあげるよ」


「ああ、助かる」


 ふふっと微笑みながら言うローリアにミツルは短く応じると、彼女は食後のデザートを注文した――。


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