第18話 女性は、知っていますよね?ベビーカーをもっていなかったときの育児にも、気を付けて。「高齢者に、赤ちゃんを勝手にペタペタされる問題」

 通販の販売戦略って、何だ?

 販売には、ある条件があった。

 クレジット払いで買い物をすれば、こんなことをいわれることがあったろう。

 「手数料は、当社負担です」

 これが、無料に感じさせるからくり。

 が、対面販売が上手くいかない通信販売では、クレジット払いなんて、できない。だから、結局は、こういう表現に落ち着いた。

 「送料無料」

 わけが、わからなくなってきた?

 そうなんだよ。

 通販って、わけがわからない流れ。

 「配送料は、当社負担」

 そう言うのは、企業努力なんだと思ってもらえれば、良いのかな?ネット通販業者の企業努力は、今、こんな感じにも広がった。

 「資源の無駄を、削減!当社では、配送で用いられた段ボールを、回収します」

 「段ボールに加えて、テープやひもなどの梱包材料を回収することで、送料は無料といたします!」

 努力って、良いねえ。

 「そうだ、あなた!」

 「何だよ?」

 「育児の問題は、まだ、あった!」

 「え、何?」

 「高齢者、最悪!」

スナガの妻は、乳幼児検診でいったクリックで、新しい育児問題を、経験した。

 「勝手に触られる問題」

 まだ、ベビーカーを購入していなかった頃のこと。

 見知らぬ高齢女性に、双子のうち、片方の赤ちゃんを、いじられてしまったのだ!

 「あーら。かわいい。足が、ぷにぷに」

 勝手な、接触!

 「ちょっと、やめてください!」

 とは、言えなかった。

 高齢者は、キレて、何をしてくるか、わからなかったから。高齢者って、接触感染の問題とか、考えているのだろうか?

 赤ちゃんは、免疫力が低い。

 そんな赤ちゃんをぺたぺた触ったら、ウイルスが感染しやすい。高齢者には、常識をもってもらいたいもんだ。 

 妻は、赤ちゃんに帽子をかぶせ、靴下をはかせたりした。

高齢者予防のためにね。

「あなた?先生に、聞いてきてくれる?」





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