第54話
声が出なくなったダーサンだが無敵のダーサンならなんとかなるでしょ!
そんな軽い気持ちでギルドに来てみた
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酒蔵の建設
コメッコから美味しい酒を作ろう!
報酬 酒
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よしこれにしよう!
「これならトメの酒を世にひろめれれる!トーーーメーーー!!!うおおおおーーーー」
テンさんもokとみた!
ダーサンは
121285とそこら辺の壁に書いていた
それにしてもダーサン大丈夫かな?
依頼主の所に行くと、酒蔵が3基あるのが見えるコメッコ所だから酒も作られてるんだな!良い街だ!
「おおー冒険者の皆さん今日はありがとうございます!ウチでは新たに酒蔵を作って新しい酒を考えていますので、酒蔵建設からの手伝いをお願いしたいんです!」
「とりあえず木材を適当に集めてくれたら助かりますね!組み立てはその手に強い人がいますので材料集めお願いします!」
結構簡単そうな依頼だ!
近くに林や森が有れば簡単だな!
「ワシに一言言わせてくれじゃ!このレシピを再現できんかの?ワシと嫁との思い出の酒のレシピじゃ!味には保証する!」
「そうであれば、レシピを見させてください!』
テンさんはアイテム袋からレシピを取り出す
「これは写本だがアナタに託しますじゃ!」
依頼者はふむふむって感じでレシピを読み解いて、これなら!と感心している
そして俺たちは近くに森があると聞いてそこで木材を調達する事にした
「よしここで集めるかー」
「ダーサン、魔法でチャチャっとやれる?」
7492と地面に書いてる
この時俺は一つ嫌な事を考えた、もしかして声が出なくなった事でダーサンは魔法が使えなくなったと
「もしかして魔法使えなくなった?」
35134104とまた地面に
これ今後やばくないか?
まーテンさんもいるしそこまで大事にはならんとは思うけどさ
「なぁーに、魔法が無くてもこのテンがいる!木材ぐらいならワシの剣技で簡単じゃよ!」
「まあ見とれてって!覇王!斬撃衝!!」
周りの木々がちょうど良い大きさにカットされていく!流石テンさん!
だが問題がある、この木材どう運び出すが問題だなと考え込んでると、テンさんが
「どれワシが担いで持っていくか!」
木材を持ち上げようとした時に!!
「ぐおおおおおおおお!!!!!やってしまったーーー!!!ぐおおおおおおお!!!」
何がおきた!!急に苦しみ出すテンさん!
まさか!!
「ぎっくり腰じゃーーーー!!タロウ殿申し訳ない!この老体もうダメじゃーーー!!!!」
魔法の使えないダーサン、ぎっくり腰のテンさんこれ状況的に詰んでね??
どうしよう・・・
考えよ!考えれば何か突破口があるはずだ!
この大量の木材を運ぶ方法が!!
状況を把握しよう、ここは森だが依頼主の所までは何も無く一本道、そして適度な傾斜もある!
そうだ!地面を滑らせて運ぼう!
とりあえず俺は何か木材を縛れる物が無いか森の奥に入るとツルのような物を見つける、依頼主の近くまで持っていければいい!強度なんてきにするな!
見つけたツルを木材を縛りイカダのような感じにして、前方の方に壁を作った
壁の方に残った木材を乗せて重りの役目をさせて少しでも距離を稼ぐ!!
動けないテンさんはダーサンにおんぶされ移動、俺は木材イカダに乗って対応!
途中何回かイカダは壊れたけどその都度、ツルを探して対応きてなんとか、目的地に着いた!
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