第48話

結論から言おう!

カシスなんて無かった!

だって、誰に聞いてもわからないんだもん!

こんなのどーやってさがすの??


地球の知識の感覚だと実でなってるのだから、もしかしたら森の中にひっそりあるのかな?


安易な気持ちで俺たちは森の中に入る

探せどもカシスは見つからないホントあるのか疑問に思えてきた。


でも冒険してる気持ちになるから楽しい!

でも冒険者だから常に冒険してるんだけどね!


森の中に入って彷徨ってると、洞穴を見つけ何となく入ってみる

中はまるで見た目と違って広い!!

なんだここは?

俺が戸惑っていると


「ほう!ここはダンジョンじゃな!ワシも若い頃はよくダンジョンに入って修行してたもんじゃよ!」


「ダンジョンは珍しい物とかあるから、お金稼ぎにもいいんだぜ!」


テンさんとダーサンが俺に説明してくれる


「あと強い魔物も潜んだりしてるから注意は必要だな」


何故か成り行きでダンジョンを潜る羽目になったが、俺も興味はあったから問題は無いが準備とか何も無いがいいものだろうか?


「何!腹が減ったら魔物を食べればいいだろ?」


でた!ダーサン理論!!


いや、薬草とかさ他にもあるじゃん?そう言った準備なんだけどね、、

ダーサン曰く回復なんて俺がいるし問題ないだろ?って事です


そして、最初の犠牲者もとい魔物が現れた!


何やら大きいリンゴに手足が生えてる魔物だった

ダーサンが出会い頭に、ファイヤーボールを唱えると、リンゴは美味しく焼けた。


とりあえず食えって流れなんだろうなと思い食べると、リンゴの瑞々しさはないがしっとりさが残り美味いな!


それを見てたダーサンは


「ダンジョンは食材の宝庫!食料問題はなかっだろ?まだ他の食材もいるからドンドン進もうぜ!」


暫く探索していると、俺の知識の中でカシスに似てる形の魔物が!!


「ダーサン鑑定してくれ!!」


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カシスーンファイター

カシスーンに膨大魔力が定着した事により、自我が目覚め魔物化した。

カシスーン乱れ撃ちが放たれた場合、無数のカシスーンが敵を襲う!!

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ビンゴ!狙ってたものじゃないか!

いつも思うが、鑑定の説明って毎回適当な気がしてきた。

だが、カシスーン乱れ撃ちを使わせる事で大量のカシスーンが手に入るのはいい情報だ!


俺は2人に説明し、カシスーン乱れ撃ちされるまで倒さず粘る作戦にでた。


1時間ほど粘るが一向に放つ気配がない、その時カシスーンの周りに魔力が集まるのを感じると2人が言う!そろそろ来るのか!!


カシスーンが激しく光った後、無数のカシスーンが俺たちに向かって来る!!

2人は傷まない様に丁重にはたき落とすが、俺は何もできずカシスーンの餌食に!!!


痛くはない!痛くは無いが潰れたカシスーンで身体はベチョベチョだ・・・


2人の足元には無数のカシスーンが溜まってきたのでトドメを刺す事にした!


カシスーンの最後はあっけなかった。

俺たちはカシスーンを収穫したところで


「流石にこのベトベトの状態は嫌だ!!地上に戻ろうと!」


2人は笑いながらわかったと言うと、俺たちは地上に戻るのであった

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