第44話

依頼主が盛大に吐いた俺に来て介抱してくれる。


俺は千鳥足で無事だった依頼主のベットに向かいそこで意識を無くした。


『タロウよ、海辺の街についたらカシスを探して!』


アンブローズからは謎の伝言を受け取るが意味不明だった。

あの、世界の異変に何か関係してるのかな?


目覚めた俺は、激しい二日酔いで頭痛が酷い

うぅー頭いてー今日は寝て過ごすのが1番だ


依頼主に体調が悪いことを告げてもう一晩泊めさせてもらうように交渉したところ、とくに問題がないとの事だったので俺は1日寝て過ごした。


次の日、俺はダーサン達と合流したら丸一日連絡もなく凄く心配された

俺は依頼の内容事、飲放題の事を2人に説明し今に至る事を話した。


ダーサンはMP無限状態にかなり興味をもったみたいで、簡単な支援魔法を覚えたらどうかとか進めて来た

理由は普段は身体強化の支援魔法は1段階かけて使うのが一般的なのだが、複数かけるとその分効果はのるのだが有限のMPの為やる人はいないそうだ。

だが、飲放題状態の俺なら何段階もかけれるから今後強敵と遭遇した時は効果ありとの事だった。


また、テンさんは酔剣が時間限定だとしても使えるんだったら剣術を覚えて行けば強くなれると教えてくれたが、俺が剣道の型を見せてみた所、剣を振り下ろす時に無駄な力が入っていて全然ダメだとダメ出しをされる。

テンさんの覇王流は15年の歳月を重ねて習得した流派だそうで、俺に教えるのは時間もかかるし効率的ではないとの事で毎朝素振り5000回するように言われた。


「そうだ!次の街に行けば海がある、そこで釣竿買って釣りするのもいいが釣り竿は高価な物だから道中釣竿に適した素材があったら集めていこう!海の魔物は美味いのが多いから是非とも欲しい所だ!」


釣りかー地球にいた時は休みの日に船釣りとかしてたなーそん時釣った魚を船長が捌いてくれて、ビールと一緒に食べんのがたまんなかったなー

よし!異世界でも釣ってその場で食べるぞー!!


あれ?俺ナイフ壊れてしまったんだったな、何処かで手に入れねばな、金があれば少し程度の良いナイフがほしいな。


「なー俺この間の依頼でナイフが壊れたから新しいの欲しいんだよな」


「なぁに、ナイフなんて魔物の素材を使って作った方がいいぞい、ワシも昔はそれでやってた時期もあったもんじゃよ」


なるほど!それだとタダで手に入るな!魔物狩るのは2人いるし!


「因みに素材になる物で何か変わったりするのか?」


「素材にする物によるが多少魔物の恩恵を受けれるのがあった気がしたな」


なるほどーここはゲームみたいだなー


当面の目標はこんな感じか

新しいナイフ入手

釣竿作成

海洋生物食べる

カシス入手


こんなもんだな


よし!新しい街を目指して頑張ろう!!


俺たちは歩み出した!

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