lesson5 宿屋に泊まりますか?
夜になったので、エミリーとヨウコは宿屋にやってきました。
「エミリー、同じ部屋でいいですか?」
「はい、大丈夫です」
「困りました。ツインの部屋は空いていないようです」
「同じベッドで寝ます」
部屋を取った二人は、宿屋の食堂で食事をします。
「エミリーはどんな食べ物が好きですか?」
「私はお肉が好きです」
「私もお肉が好きです」
「でも、かわいい女の子も大好物です」
「食べないで下さい」
「これは私の国のジョークです」
「わかりました」
食事を終えた二人は部屋で寝る事にしました。
二人は並んでベッドに横になりますが、中々寝つけません。
エミリーは元の世界に帰れるか不安でした。
「ヨウコ、私は帰れますか?」
「きっと帰れます」
「とても不安です」
「とても大丈夫です」
ヨウコはエミリーの頭を撫でました。
すると、エミリーはヨウコに抱きつきます。
「ヨウコはいい匂いがします」
「エミリー、いけません」
「ヨウコは意外と大きいのですね」
「エミリー、いけません。恥ずかしいです」
「とても大丈夫です」
「とてもいけません」
こうして、二人の夜は更けていきました。
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