怒る!

(2021年3月7日 第4回「栄一、怒る」視聴後)



 今回は、栄一と慶喜の対比ではなく、栄一と平岡円四郎の対比のようでしたね。

 尊敬できる上司(慶喜)に巡り会えて、ウキウキと惚れ込む平岡に対し、頭ごなしに御用金を言い渡され、武家から向けられた心ない態度に激怒する栄一。

 この聡明で気性の良い少年が、確固たる身分制度の壁を直視してしまった末に、次に起こす行動って、何でしょうね?

 ものすごく醜くて分厚い存在に気付いてしまい、沸いた怒りというのは、何処に向かうのでしょうか?

 尊敬できる上司(慶喜)に、栄一が遭遇するまで、続いたのでしょうか?

 それとも、慶喜に仕えた後も、別の形で怒りを貯め続けたのでしょうか?

 この少年の怒りから産まれた何かが、一年間でどこに昇華していくのか、見守るのが楽しみです。


 それにしても、堤真一さんの嬉しそうな演技って、見ている側も嬉しさが伝染するから凄い!


 今回は、これまでにいたしとうございます。

 アテブレーべ、オブリガード。



  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る