第4話 今度は長編サイズの場合の、最大リワードが得られる一話当たりの文字数を見てみよう!


 はい、では今度は長編サイズについて計算してみよう。

 まずは単行本1冊分の文字分量と言われている100,000字でやってみる。



【例えば全部で100,000文字と仮定して】


①一話あたり平均1500〜2000字だと

・PVの1.1倍がアドスコア

 ・約59ページ(100,000÷1,700)

  → 100人が全話閲覧したら、6,490アドスコア獲得


②一話あたり平均2000〜3000字だと

 ・PVの1.2倍がアドスコア

 ・約40ページ(100,000÷2,500)

  →100人が全話閲覧したら、4,800アドスコア獲得


③一話あたり平均3000〜4000字だと

 ・PVの1.45倍がアドスコア

 ・約29ページ(100,000÷3,500)

  →100人が全話閲覧したら、4,205アドスコア獲得



 なるほど。

 やっぱりページ数を稼ぐ方がリワード的には良いらしい。


 っていうかコレ、総文字数が多ければ多いほどやっぱりもらえるリワードの差がエグい。

 ①と③の差なんて2,000強。

 という事は、簡単に計算して獲得リワード数100円も差がある。


 ・・・・・・え? 

 大した事無いじゃん って?


 1円に笑うものは1円に泣くのだぞっ! (←切実。笑



 ちなみにコレ、短編と長編の各話毎のアドスコア上下率もほぼ同じ。


 つまり・・・・・・


『作品の総文字数に関わらず、リワードの事だけを考えるのならページ数を増やした方がよさ気』


 という事が、今回分かった。



 しかし、これは前ページでもちょっと書いたが、リワードを効率よくもらう事だけを重視してそもそもの閲覧者数を減らしては意味が無い。


 つまり、物語が長編であればあるほど、読者が読みやすい適性文字数を考えて投稿しなければいけないという事だ。



 という事で、私は一話当たりの文字数を見直した。



 元々「なろう」からの転記組だが、「なろう」では『文字数は3,000~5,000字が良い』と書かれていたから私もそれに従っていた。

 それをそのままこちらに持って来たのだが、自分で読んでみると3,000文字って意外と長い。


 それこそ隙間時間に読もうとする人にとっては、読み進められない事に段々イライラしてきたりもする。

 そして、読むのをやめる。



 そもそも、私の作風はスローテンポだ。

 依然のスランプやら何やらを経て色々と調べたり試行錯誤したりして、一応少しはマシになったと思いたいが、それでもやっぱり流行りよりはずっとスローなんじゃないだろうか。


 という訳で、だ。


 読み口を少しでもサラっとさせたい私は、元々3,000~4,000字で書いていた各ページを~2,500字くらいになるように修正する事にした。


 プロローグや閑話など、ページによっては1,000字を割っているページもあるが、平均は2,000字というところだろう。

 この平均値は、読み易さを考慮して「文字数を極端には減らさない」事にしたからだ。



 さて。

 となれば、新たに作品の各話句切り(どこで一度切って次のページに持ち込むか)についてちょっと考えねばならない。


 次はその辺について、ちょっと書いてみようと思う。

 ノリヲさん、お待たせしました。

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