第3話 手っ取り早く過去の栄光にすがっても、必ずヒットする訳じゃない。


 スランプ継続中の今、何が出来るだろうと考えて思い至ったのが、『過去の成功例をなぞる事』だった。



 8月の学生青春系、恋愛短編。

 それにあやかって、また高校生の恋愛ものを書いてみよう。


 そう思い、私は筆を取ったのだが。



 その結果できた作品が、『通知音は恋する乙女の朗報です。』という作品だ。


 

 この作品は女子高生の主人公が片想いの相手との約束「午前11時」を皮切りに行うメッセージアプリでのやり取りを描いた作品だ。


 女子高生。

 甘酸っぱい恋愛もの。

 この二つを意識して書いている。


 前回からの改善点として、全3話という短いサイズにしてみた。

 その方が短編として手に取りやすいかなと思ったからである。




 そもそもの題材が悪かったのか。

 前みたいに学生の長期ヒマ期間に投稿時期を当てられなかったのが悪かったのか。

 配慮したつもりの全3話が逆効果だったのか。

 内容が悪かったのか。


 答えはわからないが、今に至っても総PVは100を超えていない。


 つまり、ある程度読んでもらえる為の条件が有るとしても、それに当てはまる作品全てが読んでもらえる訳ではないのだ。


 そんな当たり前の事に、私は自分でぶち当たって気がついた。




 ちなみに現在、その作品は片『想いな女子高生は、今日も健気にキミを待つ。』という題名に変わっている。

 

 「もしかするとタイトルで青春恋愛もの感を出せてないのが悪いのかも」と思ったからだ。


 しかし今更直したところで後の祭りだ。

 仕方がないので、これは今後の教訓にしよう。


 ちなみにその作品がこちらだ。

  ↓ ↓ ↓

 https://kakuyomu.jp/works/1177354054934427468


 実際に結果が振るわなかった作品なのであまり読むのはオススメしないが、もしかしたら「これはヒットしない」という一種の作品サンプルにはなるかもしれない。

 何がダメでどう改善すればより良くなりそうか、研究してみるのも一興かもしれない。



 さて、こんな感じで過去の栄光にすがってみた結果見事に大コケした私だがこの話にはまだ続きがある。



 この時の私は、何でもいいから読者からの反応が欲しかった。


 だから応募してしまったのである。

 「忖度無しで感想を書く」という企画に、この作品を。


 

 次回、自業自得によるセルフざまぁ展開があるよ!(笑)

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