第2話 ちょうど良い、一話当たりの文字数は?


 さて、久々の「計算してみた」回がやってきましたよ。

 寄ってらっしゃい、見てらっしゃい。



 という訳で、今回見て行くのは、一体一話当たりに何文字くらいにすれば良いか。

 

 一般的には「Web小説は2,000~3,000字が読みやすい」って言われてるよね。

 きっとみんなもそんな話はどこかしらで聞いたことがある筈だ。

 しかし今回は「同じ文字数で最も多くのリワードを得られる文字数」について見ていこうと思う。


 カクヨムのリワード獲得には、文字数が一つの係数として存在する。

 その辺の説明文がこちらだ。


~ ヘルプの一部抜粋 ここから ~


係数として文字数が考慮され、文字数が多いと獲得するスコアが多くなります。

これは話数の分割を増やして閲覧数を増やすことに対する抑止です。

また過剰に文字数を増やすことについても同様にスコアに寄与しないようにしております。


~ ヘルプの一部抜粋 ここまで ~


 という訳で、一話当たりの文字数は多くても少なくてもいけないらしい。


 では、一体どこが最大利益を得られる範囲なのだろう。

 そう思った私は、ちょっとデータを取ってみた。

 

 前回の計算回でちょっと触れたが、私が調べられた範囲での文字数とアドスコアの関係性は以下の通り。

 

①平均1500〜2000字=PVの1.1倍がアドスコア

②平均2000〜3000字=PVの1.2倍がアドスコア

③平均3000〜4000字=PVの1.45倍がアドスコア


 なるほど、とりあえず平均4,000文字までだったらアドスコアの率は右肩上がりらしい。


 因みにこれは私調べではないが、噂では・・・・・・。


 ●約800文字でちょうど1倍らしい。

 ●文字数の上限は分からないが、少なくとも5,000文字ではスコア率の打ち止めは無いらしい。


 という事らしい。

 


 しかしまぁこれはあくまでも他人調べなので、今回は使わないでおこう。



 さて。

 検証の結果スコア率は右肩上がりだったが、だからといって一概に一話当たりを全て4,000文字にすれば最大利益を得られるわけではない。

 何故なら得られるリワードには「文字数」だけではなく「閲覧数(ページ数)」も関係するからだ。


 例えば同じ文字数の作品を投稿した場合、両者のバランスをうまく取ってこそ最大利益を得られるんじゃないか。

 私はそう思った訳である。

 さすが人をして『守銭奴』と言われるだけはある。

 私は、たった一円だって無駄にはしたくない。


 という訳で、次はこれらの数字を使って具体的に計算してみよう。 


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