第7話ケダモノ第七世代、マークされたスイッチについて
そろそろお気づきかもしれないが、ケダモノはシステムである、何も見ずになんとなく反復を続けるだけの人々というものを見たことがあるか?
それは神がそうしろっていったからなんとなくそうしてるだけの奴らなのだ。
セックスピストン三百連打で子供が出来るから産めよ増やせよ出来るというのが人間である。
考えてみたことがあるだろうか? 人間は実際、反復作業を五億回は続けないと割と生きていくのが難しいという話があるが、その中でセックスピストンせいぜい三百連打も無いくらいで子供が出来るシステムを持っている雄雌関係性、だが、ケダモノはシステムである、つまり人間にとってはどうしようもない途方も価値もない巨大な存在、要するに唐突に衝突してきた小惑星やら小天体やらそういったものに近い、君は経験があるかもしれないが、世の中の大半は機械的に、というか機械が反応を作り出してなにがしかのブームとかムーブメントとかを盛って発生させているので、そいつはつまり、俺たちの文化なんてものは機械が大量生産してるもので、均質で個性なんてものはそんなにないという答えであり、その答えがケダモノによる蹂躙となる。
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