第十二集

戸牖(こよう)――戸と窓、ものの出入り口


蕭瑟(しょうしつ)――風のものさびしく吹く音


垢膩(こうじ)――あかづき、あぶらじみること


空薫・空炷(そらだき)――どこからくるともわからないかおり


榛莽(しんぼう)――草木の乱れ茂ったところ、やぶ、くさむら


蠅頭(ようとう)――きわめてちいさいもの、とくに、ちいさい文字のたとえ


黽勉(びんべん)――つとめはげむこと、努力


褻瀆(せっとく)――尊いものをけがすこと、けがれること


奸慝・姦慝(かんとく)――邪悪、よこしま、悪人


懿徳(いとく)――大きい立派な徳、善美の徳

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