文字書きとして

文字書きとして


ただある程度の幸福度の生活がそこには在った。切っ掛けでは無く、ささくれの様な痛みが僕が文字を書くには必要なのだ。


そしてその時が来た。

来たが故に筆を取った。

逆説的に筆を取るほどの傷を負った。

そう捉えるのも間違いでは無い。


なんにしても、最近は執筆以外の発散方法を見つけた上に悪循環を起こす様な淀みのある感情を自己肯定感で塗りつぶして笑顔の様な顔で人と接しているらしい。先輩にも不必要な吐露をしないせいか、不審がられるなんてことも有るくらいに私は今、健康な生活を送っている。つもりであった。


やはり自分自身、不思議に感じてしまうものなのだから仕方が無い。しょうが無い。私情が無い。空っぽな青年として、誰に見せる顔も持ち合わせて居ない。と、ささくれ立った指先を見てしまった。認識して、意識して、注視してしまったのだろう。 これは嘘だ


個人的に好きな動画主が、個人的に好きな趣旨の動画を投稿したから筆を取っているだけだ。 つまりこれが切っ掛けであり、前者がささくれめいたものとして思ってくれれば理解し易いし納得が行くのだ。


空っぽだからこそ流れやすい、簡単な私事に周りも巻き込んで行こうと思う。



話は戻るか、変わるかだが。

私は今とても健康的な生活では 無いな、趣味

そう、趣味を持ち合わせている。

自転車を買ったのだ。

文明の利器とはこの事だ、自分の心臓と脚をエンジンにして街中をツーリングするのが今の一番の楽しみとも言えるのだが、これがまぁ痩せる。とても痩せる、毎日の体重計測が楽しくなるくらいに。かれこれ7キロくらい痩せた自分でもびっくりだ。私の住処である阿佐ヶ谷を出て青梅街道を通り、新宿、飯田橋、東京駅を通過して、浅草、スカイツリーは正に摩天楼。視界のてっぺんを突き刺す姿は圧巻であった。ちょうどこの間に、オリンピックなんかもやっていたが、真昼間の炎天下、自転車でお台場の聖火台なんかも見に行った。正確に言えば、今年で無くなってしまうZeppTokyoの遺影を撮りに行った継いでに、ちょうど2年前のコミックマーケットの日だったらしく、国際展示場なんかも見に行こうかなと思っていたら通りかかっただけなのだが、記念としては結果オーライなのかもしれない。


さて、話して楽しい話はここでおしまい。


聖火と言えば、勿論。 火だ

僕はきっとこの火とやらになってしまったらしい。

可笑しな話と思って聞いてくれれば結構なのだが、僕は自分の中に灯っていた筈の火が消えていた。んでまた、火が今ついている。


火に油を注ぐ ではなく 油に火を注ぐ

そんなイメージだ。


歌詞なんかを書くためにネタ出しを良くしてはいるが、ちゃんと文字を文として脈打たすことを本当に疎かにしてしまっていたことを悔やむが、それでもこれだけペラペラとペラペラの虚言を吐けるのだから大したものなのかもしれない。相変わらず、言葉の重みが身体に伸し掛る様に感じる。この誰も見ない様な所の格好をつけた発言ですら、後の自分を苦しませる種になることが、火を見るより明らか… なんつって…


茶化しても結局無駄脚でしかない。

自分の変わらぬ、虚偽のヒロイズムによって僕はまた、自分を含む周りの人々を惑わす嘘つきになってしまう。嫌だ。でもやらないと、誰もやらないし助けてはくれないのだ。どんなに膝や大腿筋が痛くてもペダルは止めてはいけないのだ。いけないのだと言う使命感に駆られて、囚われていないと僕は本当にダメなままなのだ。egoの儘に生きることしか出来ないのだ。



しばらくのインプット期間があったので、暫くはネタが尽きない様頑張ってアウトプットをしていきたいと思う。だから、僕の事を忘れないでね。 おやすみなさい

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