第11話 男のロマン2、痴話喧嘩



会長に合ったせいか少々テンションが上がっていた。



深夜一時、雪菜はもう寝てるだろうか?

揺さぶり起こしてでも話を聞いてほしい。



日本を代表する大手も大手、大門の

会長と飲んだとゆうことは、

あり得ない。九条財閥と大門


九条の跡取り光寿郎。俺と親友だが

奴は苦労しなくても 跡取り 

とゆう椅子がある。

俺には何もないが必ず

這い上がって、奴と日本を回すんだ。


少しだけその夢が近ずいた気がした。



「おはよう。」


最近またやせた雪菜は益々可愛ら

しくなってきた。

二人でジム通いした成果もあがっ

てきた。


「雪菜、俺、昨日、凄い人と飲ん

だんだ ぜ。」


ちょっと自慢げなドヤ顔を見せ

嬉しそうに大夢は、叫んだ。


「へぇ、誰だ?」 


雪菜はホット コーヒー を

入れながら、ご機嫌 の大夢に聞いた。


 大夢はスッゴい喜んで、

「な•ん•と•大門の会長。」

    

コポコポコポ、ギャッアッチイ


「なにやってんだよ!冷やせ冷やせ」


 大夢はソフアから飛んで来て雪菜の赤くなった手を冷水で流した。


「バカじゃんお前、ちゃんと

前見てろよ。」

 大きな声で大夢が叱る。


「うん、ごめん。たいしたこ

無いよ。で何話たの?」


ピコーン

光寿郎から写メがきた。



      「長崎ナウ。」


昨日の夜に撮ったのか長崎の夜景が

映し出されていた。


「‘ちえっ光寿郎の奴余裕だな。

 見てろよ。」


「誰?光寿郎さんって?」


「俺の親友で、九条財閥の跡取り

だよ。女にだらしなくてさ!

 またいい男なんだ。」


「すごいじゃん。そんな友だち

いたんだ。」


「だけどな、俺も九条と2人で日本を回すと約束したんだ、頑張るよ。」



「じゃあ、手っ取り早い 逆玉って

 手もあるよね。」


カマ掛けるように聞いてみる。

婿養子の話が大夢の所まで

いったのか知りたかった。

雪菜にとっては気が気ではない。


「ハハハ俺が?いけるかなぁ」


「もしそうなったら、私とは別れ

ちゃう?」


ちょっとしたおふざけで聞いたのに

大夢は、とんでもない答えを

投げて来た。


「そだな!!そうするかも、そしたら

 光寿郎との男の約束も直ぐはた

せるな。」


「マジ?そ、そうなんだ😅。」


雪菜は、ポケーェっとして

立ちつくす。


「アハハハハ、安心しろって!!

雪菜ナイナイそんな話

あつたら、苦労しねーよ。」


「へえ!!! そうなんだ!! 

あつたら受けるの?」


「あったり前じゃん。直ぐ光寿郎と

肩、ならべられるしな!!。」


「…じゃあ私は?」



「雪菜?そだなぁ手切れ金、

一億位持たせて

別れてもらうかなぁ。アハハハハ」


バカにしながらケラケラ笑う大夢に

MAXイラついた。



「へえ~!!彼との、約束が大事なんだ。

私を簡単に棄てるんだ。」


「冗談だって!! 本気にすんなよ。」

なだめるように頭をなでまわす。


「どうだか、信じられない!! 

サイテー。

バカバカバカばかすけー!!タヒね。」

振り乱された髪をブンブンと振る。


ドンと足で彼のお腹を蹴り倒し

大夢は、ソファのうえにドサリと落ちた。




📣 「 DVだ、DV。」


「大夢が悪いんじゃない!反省しろ!!。」


「ああそうかい(怒)そうだよ

おまえなんかより奴との、

約束が男のロマンだ。

俺はそのために勉強してきた。

悪いか!」


  「そんな欲望があったんだぁー

   知らんかったワへぇームカァ」



怒りマックスでコーヒーカップを

ボンボンかたずける。

ガシャンガシャン、カップのぶち当

たる音が響く。


「男に生まれたからは、

勝負したいんだ。

そのためには、やれる事なら

何でもやるよ。」


ギロリと睨まれ、又ムカつく。




「そっ!! じゃあ 私に構わず何でも

やりなよ。

取りあえずカップ洗っといて!!」


大夢のぶっ倒れたソファーをボコ蹴

りする。怯みながら大夢もキレた。



「ああ、 逆玉に乗って夢叶えるよ

お前知らないかもだけど業界じゃ

モテてモテて、社長級の娘から、

好き好き言われて困るんだよ。

まあ、逆玉なんかゴロゴロだ。

バーカ。


お前の出る幕ねーよ。


今度話来たら、決めちゃおうか

な━━━━━━━━ぁ!!

そしたら、お前邪魔じゃん。

消えてくれるよな!」



 「え‥!! ‥邪魔なんかい!そこまで

    言うか?

普通?いわねーだろ!!」


ワナワナと怒りがこみ上げて来る。


し、しまった。売り言葉に買い

言葉だ!大夢は言い過ぎたと思い

取り繕うとするが…


「雪菜、あ‥今のは」


「分かった!消えてあげる、夢叶え

なよ バカたれ、お前タヒね!!

タヒね!! タヒね!!」



「は!! お前ドンだけお前につくし

たか、オシメ、かえてやったし

ミルクも飲ませた。

子守りもしたし、勉強も教えた‼」



「頼んでねーし。

しかもお返しはした。

いちいち昔話すんなっ!!」ウザ


「お返し?おまえが?

なにした?はぁ?」


「ヴァージンあげた。忘れたの?」



ƪ(‾ε‾“)ʃアハハハハハハ

「ああ‥ああうん。そ、だったな。

それはソレ。」


「じゃっ私帰る

子供の頃のおかえしは、

バージンと相殺って、コトデ。

もう来るか

ボケェ~」


本当に些細な喧嘩だった。

雪菜がしつこく、異常に怒る訳が

分かるのはずっとずっと後の

事だった。



「ああ、帰れ帰れ、謝るまでくんな!!

雪菜、荷物持って帰れ!!早く出てけ。 謝っても、逆玉の後だ、出てくんな!!

もう、お前の俺じゃ無くなるんだぞ

ざまぁwwww見ろ‼ 」



雪菜は紙バックに自分の荷物を

パッパパッパ詰め込んでパンパンの

袋で大夢の背中をぶん殴り 

イテッ

お尻をボカッ👣



「ふん、お前タヒね!!逆玉乗れ‥! 

一億、忘れんなよ💢

キャッシュでなぁ━━━━━💰

は・ら・え・‼」


そう捨て台詞を残しマンションの

ドアを開けた。



後ろから

「ああ、そうするさキャッシュで

払うよ!。

1億入れる金庫デモ買って

待ってろ━━━━━━━バァカ

もう顔見せるなよ

俺の逆玉ゼ━━━━━━ったい

邪魔するなよ。


わかったかあ‼(怒)≫≫≫~」




💢

銀行員つれて行くから

待ってろよー

雪菜は、ドアをボカッと蹴り上げ


💢


どかどかどかと靴音を激しくならし

外に出た。

そのあとフンッ‼と鼻息荒く

大夢のマンションを睨み付けた。



«««もうくるかあ~≫≫≫≫

📣 別れてやるーっ≫≫≫≫≫



って・・・大声で叫んでやった。




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