クヴァシル・フォン・ミイエレ
「きみ、新顔だね?私はミイエレ。ただちょっとばかり顔が広いだけの爺だよ。」
性別 男
種族 魔族?(白い星の眷属)
職業 狩人
身長 175cm
趣味 旅、酒盛り、お茶会、読書
大切なもの 信仰
好きなもの 平和、読書、神、蜂蜜酒
嫌いなもの 煙草、蛸、白辰
イメージCV 石川界人
【性格】
人当たりがいい。社交的で常に飄々としている。かと思えば短気な面もあり、言葉遊びを好む性質とは打って変わって手を出すこともしばしばある。
ただし基本的に礼儀を持って接すれば逆鱗に触れることはないだろう。
また名前で呼ばれるのを好まず、常にミイエレと名乗っている。
時折群に遊びに来る謎の存在である。自らのことを爺と称しており、若々しい外見に反してどこか年老いた老人のような様子を見せることがある。群の存在には例外を除いて好意的であり、相手がどんな見た目だろうが飴玉を握らせてくる。
その正体は群を庇護する神の化身”白星の魔導師”の眷属である。竜王聖戦よりもはるか昔にかの化身の一欠を与えられ、不老不死の身を手に入れた。実際のところは純正ではないにしろ化身の一体と呼ぶべき存在であるが、生来そうとして造られた白星よりも能力が劣るために眷属に分類されている。
白き星の一欠を賜ったのは彼ともうひとりを除いて他にはいない。だが、黒き空は自らのお気に入りに望まれれば与えることがあり、彼が常に旅をしているのはそうされてしまった者たちのケアのためである。
ある程度ならば暴走してしまった眷属を抑え込むことができ、力のコントロールができない眷属がいればできるようになるまでサポートする役目を持っている。
白き星の眷属だが信仰しているのは別の神である。かの神の恩恵をあまり受けることができない己の身には少しがっかりしているが、長い間奉仕できることには非常に感謝している。
恋愛感情がない。彼としては人と情を交わし身体を重ねたところで子などできないのだし、それでいいと思っている。
【容姿】
蜂蜜のような色をした髪を耳に巻きつけるようにして固定している。瞳も同じ色をしており、ただ獣人であった名残で瞳孔が羊のそれになっている。旅人のような格好を常にしており、フードを目深に被っていることが多い。
また枷に見えるものは彼が普段魔族のふりをするために見せているだけで実際は彼の中の奇跡の力を必要に応じて魔力に変換するものである。
黒い縞瑪瑙の装飾品を持っている。
【武器、魔法】
滅多に戦闘を行わないが、戦闘以外で解決が無理だとなったときは格闘或いは特殊な銃を使用する。二丁で一対のそれは片手で持つことのできるサイズだが、誰が作成したのかは不明。ただ竜族が見ると王に関係するものだとわかる(ただし竜族よりも血の薄い魔族は何も感じないほど微弱なものである)。
使用するのは魔術でなく奇跡。王の力ないしこの星の力の一片である。光輝の王が司るものは創造、光、混沌、命であり、故に彼は殺すよりも生かすことに長けているが、白き星と違い彼は純正でないため使える力も限られている。また彼の血肉を取り込んだところで不老不死を手にすることもできない。
竜魔族相手も同様であり、彼の振るう奇跡につけられた傷は一生消えることがないがどんなに深い傷だろうが致命傷にはならないのである。
【戦闘能力の評価】
不明。戦闘を極力避ける彼はここ数百年本気で戦ったことがない。ただ一人旅をするという性質上ある程度の荒事は奇跡を使うまでもなくこなせるようである。
また毒や薬の類が一切効かないが、これは彼自身の性質である。
【印象に残っている相手】
・白星
自らに不老不死というありがた迷惑な救済を施した神であり、古くからの親友。長い付き合いだからこそ彼がこの決断を深く後悔しているのも知っているし、彼自身をミイエレが気に入っていたために必要以上に傷つけようだとかは思っていない。
時々顔を出してはお茶をしたりしてそこそこ交流がある上仲が良い。
・イオキベ
後輩(?)。色々と可哀想に思っている。時々様子を見に行っており、最近ある獣人の少女と関わってから徐々に生きる気力を取り戻しているのを見てホッとしている。だが反面、どうあっても先立つ彼女と死別した後のことを心配している。
・レイゴルト
親友の部下であり、正しく後輩である。彼の覚悟を称えるが、一方でそれが失われないことを祈っている。
・アンバー
親友の部下。話が合うが、彼女の悪癖には少し苦笑気味。よく一緒に酒を飲んでいる。一度だけ関係を持ったことがあるがお互いに二度目はないなと思っている。
・エウノイア
親友の部下。正義感が強いのはいいことだが、押し付けるのはどうかと思っているし苦言を呈したこともある。まだまだ未熟な子だと思っている。
・マユ
後輩と仲の良い獣人。とても良い子だと思っているしかなり好意的な印象を持っているが、少し世俗に疎いなという印象。ただ思っていたより弱くはないようだと最近気づいた。長生きしてね。
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