うちの子詳細設定

ゆずねこ。

アンバー

「精々楽しませてくれよ、私は退屈が嫌いだからね。ふふ、ふふふ……」


性別 女

種族 翼人

職業 魔術師

身長 179cm

趣味 誰かをいじめること、人間観察

大切なもの ?

好きなもの 愉快なこと全て

嫌いなもの 自己犠牲、退屈、レイゴルト


【性格】

 簡潔に述べるなら、無慈悲で快楽主義者。またサディストである。

 他人が知る表情が退屈そうな表情か薄ら笑いのどちらかしかない。退屈を好まず、面白さを求める。他人をからかうのはその中で最も好きな行為である。恋仲の二人をからかうのも好きだし、実力が伸び悩んで苦しんでいるところをつつくのも好き。そのため結構色々な人から嫌われたりしているが、それすら楽しいという始末。彼女にとって約1名を除いた全ての存在は、最早生きているだけで面白いのかもしれない。その思考を完全に理解できる存在など神より他にいないだろう。

 はっきり彼女が嫌がるものは退屈と、誰かのために自分が我慢するという行いである。しかし他人が誰かのために身を削るのはむしろ見ていて楽しいらしい。ただ献身が嫌いというわけではなく、群に捕縛されてから贖罪としてさせられる大抵の行動は楽しげに受け入れている。


 自らの所有物であるとみなした存在には非常に甘く接する。わがままも聞くし、愛情を持っているような素振りも見せる。その実各自に対してどう思っているかは不明瞭であり、ただ配下たちに見せる顔は一般の人間が家族に見せるそれと少し似ている。


 また彼女は同僚とも言える存在のレイゴルトがとても嫌いである。英雄様と呼びはするが尊敬どころか忌み嫌っており、顔を合わせるだけですぐさま不機嫌になる。

 どこが嫌いなのかと言えば、その思考が常人には理解できずまた彼女にも全く理解できないところだと応えるだろう。人々のために悪の敵になりたいというその気持ちまでは理解が及ぶ。だがそのために不死をも受け入れられる献身の言葉に収まりきらないその精神性が、不気味で気持ち悪くて心から嫌悪するために、彼女はあの男が嫌いなのだ。


 元々は一般家庭の一人娘であった。ただ、その人格は生まれた頃から破綻しており、幼い頃から虫や小動物を殺すことに快感を得ていた。故に例え普通の娘として生活していたとしてもいずれはその異常性を発露させていたものと思われる。


【容姿】

 黒い髪に橙のインナーカラーを入れている。左耳に月のピアスをつけており、瞳は橙色である。モノクロの服を好んで着用している。

 非常に妖艶で美しい容姿をしており、体型も非常に女性的である。

 大抵目の笑っていない薄笑いを浮かべている。


【武器、魔法】

 どんな武器でも使用することができる。翼人でありながら竜族に匹敵する高い膂力と魔力を持ち、どんな相手だろうと一対一ならばまず負けることがない。強いて言うならば狭い空間での戦闘があまり得意ではないが、それでも大抵の相手ならねじ伏せられる。


 特筆すべきは空間転移の魔術である。複雑な計算を必要とするそれは彼女の匙加減一つで攻守のどちらもが可能になる。やろうと思えば大陸間の移動すら可能とする。

 更に彼女の膨大な魔力は夥しい数の攻撃系魔術を展開させることすらでき、群による捕縛作戦の際には部屋の上部を埋め尽くしてみせるなど、容易に真似できないことすらやってのける。


 翼人の魔術師という存在でありながら近接戦闘の心得もあり、かなりの実力を持っている。普段好んで使用するのは華奢な細剣だが、それを折ることなく大剣使いを相手にできる。


 現在は枷で戒められてこそいるがその能力は健在であり、一度解き放たれれば彼女に勝ることは不可能だろう。


 また彼女曰く「長い詠唱は好ましくない」らしく、口にする詠唱も簡潔な命令文であることが多い。それでも高火力な魔術を打ち出せるのは彼女が紛うことなきバケモノだからである。


【戦闘能力の評価】

 本気を出した彼女以上に優れた戦闘能力を持つ存在は、少なくとも群の中にはいない。白星の眷属であるため、その力は更に増していると言っても過言ではなく、同じ状況の大地の竜でさえ枷を外さなければまともに戦えない相手である。

 ただし、全て一人でこなせる故か誰かと共闘するのが極端に下手である。追い詰められている時は大体誰かと共闘している。また言い方が非常に回りくどいことが多く、指示をするのも苦手だと思われる。

 また普段本気を出すことが少ないため、その隙をつければまだ勝ち目はある。が、本気を出していない彼女も非常に高い戦闘能力を有しているため油断は禁物である……。


 魔術師としての性質上召喚術、治癒術を使用できない。治癒に関しては魔術的な方向から似た術を使用する者も稀にいるが、彼女はそれも苦手の様子。

 魔術を視認することにより原理を理解し模倣することが可能であるが、特異性の強いものは模倣ができない。


【印象に残っている相手】


・ルシア

 所有物……もとい配下の一人である。飼い犬のような扱いをするときもあれば、娘か妹のように優しく接しているときもある。彼女とジュリアに対してのみ気を遣っている様子が見られる。

 マザーと呼ばれていた存在に育てられた者同士という関係性故、最も長く関係がある存在でもある。


・ジュリア

 同上。飼い猫のような扱いをするときもあれば、娘か妹、はたまた恋人のように扱うときもある。彼女とルシアに対してのみ気を遣っている様子が見受けられる。かと思えば乞われて首を絞めたりと関係性が難しい。

 またルシアよりもジュリアの方が傍に侍っていることが多い。


・フリード

 同上(?)。彼については気まぐれに構いに行く程度で、あまり積極的にちょっかいをかけに行く様子はない。また前述した二人と違って気を遣うことがない。よく彼が働いている場所に酒を飲みに行く。


・玉城

 同上(?)。基本的にフリードと同じような扱いである。内心泣かせたら愉しいだろうなあと思っているが、最近幸せそうなのを見てそれはそれでと思いそっとしている。


・エウノイア

 最も好意的に感じている。しかし恋愛的な感情ではない。もう一度戦いたいと思っているが、今の所機会がない。同僚。

 最近彼女がまともぶってるだけでまともではないことに気がついて更に面白がっている。


・レイゴルト

 嫌い。すごく嫌い。できれば同じ空間にいたくないと思っている。


・白星

 主。最初こそ見ていると気分が悪くなっていたが、今は慣れた。思っていたより子供なのを見て最近甘やかしたら楽しそうだなと思っている。白星本人に対しては何をしても大体許してくれるので色々している。


・アスター

 後輩。人間嫌いが行き過ぎてこうなったというのとチカゲとの関係が余程面白かったらしくよくつつきに行く。彼の虫の居所が悪いと戦闘が始まり、彼女も面白がって応戦しようとする。


・チカゲ

 後輩。からかうのがとんでもなく楽しい。少しつついただけでぎゃんぎゃん叫ぶのが面白くてついつついてしまう。アスターと喧嘩しようとすると飛んでくるのも面白く感じているため無意味に喧嘩をふっかけることもある。


・ミイエレ

 先輩。話が何故か合う。ついつい話が盛り上がって時間を忘れることもしばしば。有意義な時間を過ごせる相手であるという印象。尊敬はしていない。似たもの同士だと思っている。


・イオキベ

 先輩(?)。少し前まで興味が一切なかったどころか彼が群に来ないため名前しか知らなかった。彼のお気に入りが群に来た辺りから「おっこいつもからかえるな」と思ったためか時々無意味にからかいに行っている。


・トルエノ

 エウノイアのお気に入り。最近つまらないため興味を失っている。だが彼女を泣かせると色々な相手から睨まれるのが面白くて顔を合わせたら泣かせようとしている。


・レイヴン

 トルエノの恋人。自分と似てただの翼人ではないと感じているため観察対象である。トルエノのことを無意味にいじめて泣かせると視線を感じるので面白がっている。


・マユ

 イオキベのお気に入り。純粋であるためからかったときの反応よりも純粋だからこそ出るやばい発言などを楽しんでいる。そしてそれをネタにイオキベをからかう。


・シルフィ

 いじめる気がなぜか起きない。作るお菓子が美味しい。自分に誘拐されたのに何故あんまり警戒してこないのか不思議でしょうがない。

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