第3話 中野みぞれ
「とまぁ、そうゆうわけでがんばれよ宮下
「ちょっと待ってください、中野先生僕まだ何にも聞いてないですよ!?
「なんだ、ライトノベルとかだったら今ので話終わるのにめんどくさいやつだな…
このメチャクチャな事言ってる女教師は中野みぞれ
俺のクラスの担任でゆきの実の姉でもある。
歳は22と若く、正直とても美人だ、ゆきの特徴である、やる気のない目はキリリとしてはいるが、基本的な顔のパーツはよく似ている、ゆきが大人になったらこんな感じなのかなーと言った感じだ。
「そこに私の愚妹がいるだろ?
「おっと、それはもしかして僕の事を言っているのか我が半身よ?僕がその気になれば貴様など消しず…いた、いたたたたたたたら痛い!お姉ちゃんごめんなさい!!
ゆきの話がみぞれさんのアイアンクローで強制終了された、頭の骨が軋む音が聞こえてくるきがする…
「ったく、こいつは…宮下、私の言いたい事わかるだろう?この馬鹿をなんとかしろ
「そんな事言われても俺だって困ってるんですよ!?
「困ってるのは私だ!大学を卒業していとしの妹が待つ家に帰ってみればなんだこれは!私は頭がどうにかなってしまったのかと思ったぞ…
「くっくっくっ、そう喚き立てるな、弱くみえるぞ?…
「やかましい!!!!
ふたたび、みぞれさんのアイアンクローがゆきを襲った…
「なんでも、ゆきがこうなったのはお前のせいらしいじゃないか宮下?んー?
「いや、僕も勉強ばっかのゆきのために息抜きになるようにと思って勧めたんですがまさかこんなことになるなんて思わないですよ!?
「別にな、私はゆきがこのままでもいいと思ってる、ただゆきの教室や、体育の時などをみるにこいつ友達がいないんじゃないか?…
「そ、それは…
「ふっ、友などいらん、僕には万をこえる眷属たちがいる…
「こんなこと言ってますけど?…
「馬鹿もの、ケンゾクだが、なんだが知らんが学生時代の友達とはとても大切なものだ、いるにこしたことはない 宮下、お前にはゆきの友達作りを頼みたい…
「まぁ、やれるだけのことはやってみます…
「頑張れよ?僕の眷属よ
「お前が頑張るんだよ!!!!!!
そんな感じでゆきの友達作りが始まったのだった。
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