俺の幼馴染が中二すぎる

時亜 だお

第1話 すべての始まり

「ゆきはさなんか趣味とかないの?」


「趣味ー…特にない…かな?…勉強が一番大事…


「そっか、おれさ、アニメとかよく見るんだけど今やってる漆黒の魔剣使いめっちゃ面白いよ!よかったら見てみてよ!」


「うーん、アニメかぁー、あんまり興味ないけど、ようがそこまで言うならみてみるね…


「おっけー!約束ね!絶対面白いから!


彼女はしぶしぶといった感じでうなずき家へと帰っていった。


翌日


「ねぇーゆうとくんゆきちゃんしらない? 


「ゆき?学校きてないのか?


「うん、ケータイにも連絡つかないし、あの子が学校休むなんて体でも壊したのかなー?


「俺家となりだから今日ちょっと様子みてくるわ


「うん、お願い!


おれは学校が終わると急いでゆきの家へと向かった。インターフォンを鳴らすと二階からドタドタと言う足音が聞こえてきて、ドアノブがガチャリと開いた。


「おい、ゆき大丈夫か?…なんで学校やすん…


俺はそこで自分の目を疑った、いつも部屋着なんて学校指定のジャージを着ていたゆきが今はそのなんというか俗にいうゴスロリだった…


「久しぶりだなぁー!!僕の眷属よ!実に1000年ぶりくらいかぁー?僕と貴様がふたたび会えたと言うことはまた始まるというのだなぁ?…


俺は声を大にして答えた


「お前誰だー!!!???





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