雪原の足跡への応援コメント
朝早く、雪が一面に積もっている様は、自分が何か特別な場所にいるような清々しさがあります。
同時に、そんな特別な瞬間に訪れることができた幸運に心が躍り、何か特別なものを残したいという子供心が顔を覗かせます。
神様もそんな気分になったんでしょうか。今年度は私はまだ雪を体験しておらず、この分だと体験しないまま終わりそうですが、心が静かに騒ぐ素敵な記憶を思い出すことができました。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
雪が積もった朝は世界の全てが新鮮に見えますね。
大人になるとつい仕事のことなど考え迷惑に思ってしまいますが、そういう子供の頃のような気持ちは失いたくないものです。
自分は関東住みですが、やはり積雪は見られないままに終わりそうです。
ホッとする反面、やはり寂しいものも感じますね。
雪原の足跡への応援コメント
近所の犬や猫の雪の足跡を見て、ついほっこりしますが、一本足って不思議ですよね。こちらでは、電線からの滴が点々と残ることがありますが、神様の浮かれた足跡なんて、親近感があって面白いです。
それを追ってみたい、けれど急に怖くなる場面には、臨場感がありました。実際、急に風が吹いたりして、それまでの景色が一変して感じる時ってありますよね。神社の裏道など、なんとなく敬遠してしまいます。
最後のお母さんのひと言で、恐怖感が不思議感で飽和されたので、彩音の動揺も落ち着いたようで読後感が良かったです。それにしても、お母さんも、神様の足跡見たことあるのでしょうかね笑。
雪の降り積もった朝の美しい光景が、彩音と小太郎の純真さに似合っていると思いました。
作者からの返信
丁寧な感想をありがとうございます。
意識したのは一眼一足の神でした。ものの本などによると、元は生け贄に捧げられた人間だったりしたようですが。
美しい田舎の雪景色の背景にある、そうした怖ろしさを暗示してみたいなぁと。
彩音の母も幼い頃に、一本足の神様の足跡を見たことがあるのかも知れませんね。
怖いだけではない、優しいだけでもない、どちらも包み込むような話を書いてみたかったのですが、ささやかでも成功しているなら嬉しいです。