わたしの大切を奪おうとするすべてを わたしは許さない

光を奪われ
手足をもがれ
芋虫のようにはい回る羅刹がいた

出逢った小さな友は羅刹に
光を手足を そして
「おいしい」を与えてくれた

敵を屠り食らいつくすたびに羅刹は
ココロのカケラを一つずつあつめ


羅刹は少女になった