第7話 ミクの恋愛と私の初体験
ミクが書いたお手紙を先輩のクラスに届けた翌日私の所へ先輩がやってきました。
「これミクちゃんに渡してくれない?」とお手紙を持って顔を真っ赤にして言う先輩。
お返事が来たことに嬉しくなって、受けとった瞬間隣のクラスのミクのところに走りました。(笑)
よく考えたらそのまま直接隣に渡しにいけよって話。(笑)
内容までは覚えていませんが、手紙には先輩のアドレスが書いてあり無事メルアド交換が出来たことにミクと2人で大喜びしました。
そこからは1ヶ月後何度か私もお邪魔したデートを重ね、2人は付き合うことに。
ミクも先輩も美男美女ですからすぐに噂になりました。
誰も邪魔できないカップル
美男美女お似合いカップル
お似合いな2人で惚気話を聞かせてくれるのがすごく楽しかったのを覚えています。
家庭が上手くいっていなく、父と母が仲良く笑う姿を見た事がない私にとって
男女が仲良くお互いを思い合っている姿はとてもキラキラ映っていました。
その頃の私の恋愛事情というと
同級生に外国人(親の転勤で8年周期で日本と母国を行き来する子)が在籍しており、その子と何度か2人で遊びに行っていました。
ミクの彼氏ともすぐに打ち解けて4人で遊びに行ったりしました。
でもまだ幼稚な私は恋愛的な好きが分かりません。
そんなある日
「今日俺の家でミクとミクの彼氏とゲームするんだけど家に来ない?」
と彼に誘われました。
彼と言い続けるのもなんだかアレなので、外国人らしく、マイケルくんと呼びます。(笑)
一人っ子でゲームだけは好きにやらせてもらっていた私はそれを聞いて行く行くー!!と楽しみにしていました。
当日マイケルくんの家に集まったのは私だけ。
事情があって来れなくなったのか
はたまた最初からそのつもりだったのか
今だに分かりませんが自宅に2人きりになりました。
もうそこからは目にも止まらぬスピードで男女の関係に発展しました。
好きもよく分からないまま、処女を捨てました。
怖くて泣きました。
不思議と後悔はしませんでしたが、その日から暫くは母の顔が見れませんでした(笑)
当時の私は好きが分からなくとも付き合うとは何か。は理解しています。
処女を捨てたその日からマイケルの「彼女」というものになりました。
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