一晩中とか酷いわ!
結局ディビッドは一晩中、明るくなるまで回復させては何度も何度もずっとエッチな事してたんだけど!
確かに私からおねだりもしたけど...もう無理、これ以上は無理って言っても辞めずに何回シたのかわからないくらいによ...もう...
体力は回復させられても一晩中じゃあ精神的に持たないもの...ううっ...
いつも思うけど、何でこんなに元気なのかしら、ディビッドは自分自身を回復させて無いし。
横でうつ伏せになってるディビッドを揺らす、寝ては居ないはずだから。
「ねぇ...大丈夫?こんな時間よ」
流石に朝だしそろそろ帰ってもらわなきゃと思って声をかける。
「うう...嫌です...」
何だか我儘を言いはじめたわ!
「嫌って...もうそろそろピエトロも来ちゃうし、ね?」
「ずっとここに居たいし...いっそ朝からずっとシたい...」
まだエッチしたいの???ええ...
「それに戻ったら戻ったで姉上にボコボコ決定ですし~」
「エッチ前に開き直ってたじゃない...もう...」
ディビッドの頭を撫でる、見た目より柔らかい髪よね...
「私も一緒に謝ってあげるから、ね?」
優しく声をかけるとディビッドは顔を上げる。
また半殺しの目に遭ってる姿見たくないし...うん。
「...わかりました...」
ディビッドは渋々周囲に浄化をかけて汚れたベッドや身体を綺麗にしてからベッドから降りて、脱ぎ捨てていた服を拾って着始める。
私も脱がされた下着やネグリジェを身につけてベッドから降りてディビッドの近くへ。
「後でお店に向かうわね」
「はい...」
何だか名残惜しいと言いたい顔でディビッドはバルコニーのカーテンを開けて外へ出た瞬間!
「この大馬鹿者がぁ!!!!」
とまさかの叫び声と共に飛び膝蹴りが目の前で炸裂したわ!きゃあ!
ばたりと倒れたディビッドを足で踏みつける人物はただ一人、エステルお姉様だわ!
「ピッピちゃんを閉じ込めて一晩中まだ未婚のティナちゃんの部屋に入り浸りおって!!!」
エステルお姉様は怒り心頭でガシガシと足でうつ伏せで倒れてるディビッドを踏みつけ続けるわ!
「ごめんね~この愚弟がティナちゃんの所に入り浸ってて」
とお姉様は言って気絶?しているディビッドをまるで荷物を肩に抱える様に担いてしまうわ!
「あ...あまりディビッドを怒らないで...サミュエルさんがここに来たのが原因だし...」
「え?サムが???ここに???」
エステルお姉様は目を丸くしちゃう。
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