青い海

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短編小説 青い海

夏のとても暑い日、僕は海の街の湘南に足を運んだ。

湘南に憧れていたとか自然が好きとかではない。

小説のネタで自然の青さを知りたかった。


日本で綺麗な色の海を見れるのは沖縄か湘南だと僕は勝手に思い込んでいたからだ。

とはいえ、沖縄まで行ける予算は出せないし、実家が神奈川の川崎だから、近いからという理由もある。


さて、湘南の辻堂駅に着いてみたものの実に都会化していて、本当に海の街なのだろうかと僕は疑念に思った。

しかし、スマホで調べるとココは再開発が昔に起きて都会化したとか。


ので、僕は田舎方面の海を見に行こうと思い、都会化した駅に別れを告げた。

海がある場所、例えば湘南では江ノ島が有名だから江ノ島方面に足を運んだ。


大体、三十分くらいかな。海に着くとそれはそれは今までの世界観が変わりそうな自然の姿があった。

都会では見れない青い空、青い海、そしてサーファー達。

この美しさを僕はスマホで写真をとにかく撮り、セブンイレブンで買ったブレンドコーヒーを飲みながら砂浜に座った。


ほほう、これはまたサラサラな砂だ。

僕は忙しい毎日の日々を忘れゆっくりとその景色を眺めた。


1時間経った時くらいに僕の中では新しい短編小説のタイトルが決まっていた。

さあ、帰ったら書こうか。


その小説のタイトルは「青い海」


僕のデビュー作になる短編小説だ。

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