第60話 ラブリーピンクVSレッド・アルファ
最後のロイヤルシードを手にするため、つぼみはパラレルワールドの秋葉原にいた。
「秋葉原は、第二次世界大戦後の日本において、
「あら、やっとあなたにお会いすることができて
そこに、元の姿に
「ロイヤルシードが欲しいのです?」
「そうだよ」
「なら、私と勝負しましょう!」
何としてでもロイヤルシードを手にしたいつぼみだが、アルファがその前に立ちはだかる。
「さあ、変身よ」
つぼみは、プリンセスミラーでラブリーピンクに変身する。
「プリンセスジュエル、セット!プリンセス・ドレスアップ!」
つぼみは、ピンクの光に包まれていく。
「
ラブリーピンクが現れると、
「どちらが本物の愛があるかどうか、勝負するのですわ!」
と勝負を申し入れる。
「ちゅぴ!」
「ラブリーピンクから力がみなぎってくる!」
「私も負けていませんわよ!」
ラブリーピンクとアルファから愛の力があふれてきた。
「私は、愛のドールプリンセス。だから、ここでくじけるわけにいかない!」
その時、ラブリーピンクの一言で愛の力が強くなった。
「これこそ、真実の愛!」
「がんばれ!」
すると、ラブリーピンクの愛がアルファを
「誰かを思うこと、誰かを信じること、それが愛なんだよ」
ラブリーピンクがこう
「そんな…」
アルファは思わず
「今がチャンスだ!」
「さあ、行くよ」
ラブリーピンクはルビーのマジカルジュエルをプリンセスミラーにセット。その力をプリンセスバトンロッドに
「プリンセスステージ、ライブスタート!」
ラブリーピンクによるアルファの改心が始まった。
「Tell me 私に」
「愛の本当の意味を」
「答えてくれるのなら」
「きっと変わるはず」
「たとえ遠く
「会えなくなってしまっても」
「心の中でつながっている」
「君に向けて I love you」
「向かい風に
「君を感じて I feel you」
「私だけのLove Song」
「君に届いて I want you」
「一日だけのステージ」
「君を信じて I need you」
「私だけのLove Song」
「君に向けて I love you」
「向かい風に吹かれても」
「君を感じて I feel you」
「私だけのLove Song」
次は、ローズクォーツのマジカルジュエルを使う。
「It’s all right.」
「その先の未来へ」
「見果てぬ世界へ」
「歩いていこう」
「きれいごとは完全に」
「耳を向けないで」
「ずっと心の中に」
「正義があるよ」
「君が語る言葉に」
「なぜか 勇気が」
「
「It’s all right.」
「一人じゃない」
「仲間がいる」
「喜び
「It’s all right.」
「La la la…」
「It’s all right.」
「その先の未来へ」
「見果てぬ世界へ」
「歩いていこう」
「It’s all right.」
「
ラブリーピンクがプリンセスバトンロッドでハートを
「ちゅ、ちゅ、ちゅっぴー!」
と、チララはロイヤルシードのありかに察知。そこにたどり着くと、
「キャッチ!」
とロイヤルシードの回収に成功する。
「ちゅちゅ!これは、ロイヤルシード・ピンク!ラブリーピンクをパワーアップするためのアイテムだ!」
そして、
「あなたに助けてくれたこと、本当に感謝しますわ」
こうして、アルファが持っていた闇の力は完全に消えていった。
「ここに入ると、最後の戦いが待っていますわ!」
「一生懸命、
ラブリーピンクとチララは、アルファに見送られながら時空の
その頃、チャミィは
「銀座は、日本有数の
すると、
「時空の裂け目だ!」
チャミィは、時空の裂け目を発見した。
「先を急ごう!」
チャミィが時空の裂け目へと入ると、そこには
「あれこそ!」
そう、これはダークネス団アジトなのだ。
「みんないるか?」
「うん!」
「それは何より」
チャミィは、プリンセスドールズが全員無事にそこに到着したことを確認した。
「ここが、ダークネス団アジト?」
「そうだ。でも、厳重なセキュリティで中に入れない」
「えっ!」
チャミィはプリンセスドールズに現状を報告すると、
「ちゅぴ!」
「ちゅる!」
「アジトの
「すごい!」
チララとコロンがプリンセスドールズとチャミィのもとへやってきた。
「でも、時間がない」
「先を急がなきゃ!」
「うん!」
プリンセスドールズは、ダークネス団アジトの中へと入っていった。
「つぼみ、
そこには、とらわれてしまったカレンも待っているはずだ。
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