第29話 カボチャだらけのハロウィンナイト
今日はハロウィンの夜。
「ケルト人の一年の終わりは十月三十一日で、この夜は秋の終わりを意味し、冬の始まりでもあり、死者の
仮面をかぶって広場で
「たった今入ってきた速報です。横中に大量のカボチャが生えております。くれぐれも足元には気を付けてください」
こうした中、横中の
「よし、もっと広げるぞ!」
「ガッテンだ!」
怪盗トリオのベータとガンマは、じょうろと
「大変だ!
「あれは!」
「あなただったのね!」
すると、ベータとガンマが現れた。
「本日の魔獣はこちら!」
「ハロウィンの魔獣だ!」
ベータとガンマの合図で、カボチャとコウモリをイメージしたハロウィンの魔獣が現れた。
「さあ、変身よ」
「うん」
つぼみたちはドールプリンセスに変身する。
「プリンセスジュエル、セット!プリンセス・ドレスアップ!」
「
「水と氷のプリンセス・アクアブルー、見参!」
「花のプリンセス・シトラスイエロー、見参!」
「星と月のプリンセス・トウィンクルパープル、見参!」
「私たち、プリンセスドールズ!プリンセスステージ、レッツスタート!」
プリンセスドールズが現れると、
「あれで
「何だと!?」
「
チララは、ベータとガンマから肥料の
「作物の成長を促進するものに、
「あー!」
「お手製の肥料が!」
すると、チララは、ベータが開発した肥料の中身を空っぽにした。
さらに、
「トリックオアトリート!」
「お菓子をくれなきゃいたずらするぞ!」
魔女に変装したリコと、ドラキュラに変装したリオまでも現れた。
「子供に用はないぞ!」
「さっさと帰れ!」
リコとリオに応えるベータとガンマ。
「お約束通り」
「いたずらするよ!」
「うひゃー!」
「わー!」
すると、リコとリオはベータとガンマをくすぐった。
「さあ、行くよ」
「うん」
プリンセスドールズは、ローズクォーツ・アクアマリン・トパーズ・ダイヤモンドのマジカルジュエルの力を
「プリンセスステージ、ライブスタート!」
プリンセスドールズによる魔獣の浄化が始まった。
「
「あのことを思い出してよ」
「
「いっぱいあるはず」
「見えるもの 聞こえるもの」
「すべて知ってるとは限らない」
「だからこそ」
「今を生きていくしかない」
「一人じゃできないことも」
「みんながいればできるよね」
「マイナスがプラスに変わる」
「不思議な魔法」
「心重ねる私たち」
「
「
「真実の友情を感じたい」
「今こそ、みんなの心を一つに!
ラブリーピンク・アクアブルー・シトラスイエローがプリンセスバトンロッドでそれぞれのシンボルマークを
「ちゅ、ちゅ、ちゅっぴー!」
と、チララが魔獣のコアから出てきたマジカルジュエルのありかを察知。そこにたどり着くと、
「キャッチ!」
とマジカルジュエルを回収することに成功した。それをラブリーピンクのプリンセスミラーに認識すると、
「レッドベリル。赤いマジカルジュエルだ。ビクスバイトとも呼ばれているレッドベリルは、エメラルドと同じ緑柱石であることから、赤いエメラルドと呼ばれることもある。
「それではみなさん、また
プリンセスドールズが勝利宣言すると、
「今日は勝てると思ったのに!」
「次という次こそは絶対に勝つ!」
ベータとガンマはこう
それから、つぼみたちはプラチナの家にいた。
「これは、カボチャのプリンだよ」
「バニラエッセンスを入れていますので、
「あーい」
「あむっ」
「どうかな?」
「おいちい!」
「よかった!」
カレンは、カボチャのプリンをおいしそうに食べた。
すると、晴斗とプラチナが現れる。
「これ、道端に生えていたカボチャだ」
「君たちにおすそ分けするよ」
「ありがとう!」
「大事に食べるね!」
つぼみたちは、カボチャを家に持ち帰るのであった。
一方その頃、ドクターはダークネス団アジトの会議室で団員と話している。
「ダイヤモンドのマジカルジュエル
「何でしょうか?」
「その名も、パール保護作戦だ。
「それは
その時、ドクターの右手にはパールのマジカルジュエルを
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