−−−
「消え…た…だと?バカな…」
男はみすみす少年を消えてしまった。ガラガラになっている空間の中、男はひとしきりぽっとしていた。
「ッつー逃げても無駄だ…精神力はもうオレが吸い取れたからさ、どこに逃げてもオレを倒さない限りこの世界も滅ぼすしかないな」
(しかもどう思っているだい、いったい?こうすると、ただ逆効果だけだぞ。それともあいつ…任務放棄というわけ?まぁ、どっちにしろ、オレを倒さない限りこの世界は光を見える日は来るわけない。それに、この世界はもう終わったようだな。コイツが逃げると同時に、この世界に来る勇者なんてもういないからな…)
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます