★ Good! 気付けば横溝テイストに囲まれる 司弐紘 神隠しが起こる奥深い村落へ訪れる、探偵芸人と女優。 この「探偵芸人」というパワーワードが巧みなミスリードでして、随分後になるまで気付かないんですね。 「実は曰く付きの村との因縁が?」(八墓村) 「うん? 女優が田舎村に訪れる?」(悪魔の手毬唄) 「切れた弦?」(本陣殺人事件) と、そこかしこに思い当たる事象が沢山。(思い込みであれば申し訳ない) もちろんそれだけでは無く、何やら怪しい伏線が見え隠れ。 現在、アレからコレまで、色々推理を楽しんでおります。色んな可能性が見えるのもまた楽し。 現在、こうじゃないかな? と思っている推理が私にはあるのですが、さて。 楽しみな小説を見つけてしまいました。 レビューいいね! 1 2021年2月17日 23:27