第8話. 朝の時間 ポジティブ

私は雲の上にいた。

 

無重力空間に身を任せている。

体へのしめつけが全く無い。

温度は体温に近く、ふわっと上質なダウンフェザーに包まれているような温かさ。


そして大好きな、自然の植物の香りに包まれている。


やすらかで心配事や疲れなどは全くない。


まさに幸せな気持ちである。


これを天国というのだろうか?


自然に目が覚めた。


起きるのがもったいない。そんな気もするが、今日も仕事がある。


布団を跳ね除けて元気に起き上がった。


「さあ、今日も元気に頑張ろう」


ベッドを整えながら、ウォーミングアップに身体を動かした。


よく眠れると気持ちが良いものだ。

今日も良い日でありますように。



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