第16回 「第23回角川ルビー小説大賞」に、カクヨムからも作品応募ができるようになりました!ってさ

寅衛門「いい流れではないのか」

寅吉「声を上げて、存在を主張するのは重要なことです。で、ここの作者は応募するつもりなんですかね?」

寅衛門「……その気は皆無、らしい」

寅吉「なんでまた」

寅衛門「編集部が採りたいのは"さわやかBL"だからな、『千鳥』一本勝負のここの作者は最初からカテエラだ」

寅吉「賑やかしにも行きませんか」

寅衛門「行かないらしい。そもそもここの作者が処女作だった無印『千鳥』を突っ込んだのが第21回角川ルビー小説大賞(https://ruby.kadokawa.co.jp/award/entry-10977.html)」

寅吉「……ああ」

寅衛門「選考結果が近年まれにみるあからさまなアレで、第22回は中堅以上の作家がことごとく応募を忌避、焼け野原と化した」

寅吉「……そんな裏側、暴露していいんですか?」

寅衛門「ん? 儂はアレとしか言ってないぞ」

寅吉「ああまあ、そうですね、アレですね」

寅衛門「ここで大規模に方針変換しないと、BLの老舗レーベルであるルビー文庫に先が無い。そう見越してのカクヨム参入だろう」

寅吉「他社にこの分野、後れを取っていますからなあ。まあ、ここには良いBLの書き手がたくさんいますから、心機一転、巻き直していただきたいですなあ」


寅衛門「と、いう具合に、ここの作者はめっちゃ他人事です」

寅吉「そもそもBLは、ライトノベルでラブロマンスなんですよね、求められる内容が」

寅衛門「ここの作者の(実のところ)唯一のBLが『千鳥』だからな、あれはライトでもロマンスでもない」

寅吉「……日活ロマンポ〇ノ」

寅衛門「それはプロット」

寅吉「いちばんダメな感じ」


寅衛門「そして、ふるっているのがこの注意書き」


――性表現については、それ自体が作品の目的(テーマ)になるのではなく、物語上の必要な要素として節度を保った描写となるよう、ご配慮をお願いいたします。

著しく性欲を刺激する過剰な表現、描写の割合が大きいものについては、カクヨム運営から修正等の依頼を差し上げる可能性がございます。予めご了承ください。

https://kakuyomu.jp/info/entry/rubynovel_award_23rd より引用


寅吉「うぇ~いwww」

寅衛門「草生えるwww」

寅吉「絶対に応募できねえwww」


寅衛門「と、いうわけで、ここの作者はAmazon kindleを出口として『千鳥』を書いていく方針に変更はないそうだ」

寅吉「他のBL作家の皆さんは、ぜひ、張り切って頑張ってください!カクヨムからルビー文庫作家が生まれるのは喜ばしいことです」

寅衛門「賞金も大きいしな!」


寅吉「……で、さっきのアレって具体的には何です?」

寅衛門「ばっか、お前、アレはアレだろ、そんなんはっきり言えるわけないだろう」

寅吉「いうて、第21回の応募者にはだいたいバレてますよね」

寅衛門「あの回に応募してトラウマになってしまっている作者もいるんだ、そっとしておいてあげた方がいい」

寅吉「……めっちゃ水嶋っスよね」

寅衛門「……KAGEROUだよな」

寅吉「……」

寅衛門「……」

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