第14回 カクヨムコンのBLは

寅衛門「わー、こっちにくるの久々だなあ!」

寅吉「このところ我らずっと近況ノートの方で活動していましたからね」

寅衛門「今回の話題は、今日発表のあった第7回カクヨムコンの内容についてだ(https://kakuyomu.jp/special/entry/kakuyomu_web_novel_007)」

寅吉「あー、今年もこの季節なんですねえ」

寅衛門「いや、儂らこれで2回目だから。そんなに感慨もないだろうが」

寅吉「それはそれですわ」


寅衛門「それで、毎度問題になるBLをどこにぶち込むか、ということだが」

寅吉「今年もキャラ文ですかねえ?」

寅衛門「ところが、BLレーベルである角川ルビー文庫編集部がその部門の選考には携わっていない」

寅吉「ここにBL出しても勝機はない、ということですか」

寅衛門「一方、ルビー編集部がどこを選考するかと言えば」

寅吉「恋愛(ラブロマンンス)部門……?」

寅衛門「ラブロマンす」

寅吉「ラブロマンス以外のジャンルにBL絡めて別の部門に応募、も無駄な足掻きということですか」

寅衛門「さらに付け加えるなら、女性向けラブロマンスの中でBL作品の順位を上げて行かないと中間を突破できない」

寅吉「この部門、前回もかなり激戦区でしたよね……」

寅衛門「これもう、ほんと角川はBL取る気、ないな」


寅吉「今は実情、他の出版社のレーベルがBL業界を席巻していますからねえ」

寅衛門「確かスクエニがBLレーベルを新たに立ち上げたとか」

寅吉「これはもう、殿が前に言っていたように、角川、ラノベの中でも勝てる分野を独占してハゲ散らかすまで市場を貪り尽くす気ですわあ……」

寅衛門「BLはもう、他社に勝てないからなあ、角川」

寅吉「で、どうするんですか、ここの作者は」

寅衛門「いちおう『赤銅の竜』がカクヨムコン用の作品なんだが、『翠雨』の進行具合が大幅に遅れているので、まあ、記念参戦ぐらいのつもりらしい」

寅吉「出すと読まれますからね、そう云った意味では損はないですね」

寅衛門「でもまたきっと来るんだよな、アレが」

寅吉「ああ、アレですか。ほんとここの作者はアレが嫌いですねえ」

寅衛門「なんか嫌なんだよな、☆爆」

寅吉「この間は5万字の作品、3分で全てに♡付けていきましたからねえ」

寅衛門「どういうbotだよなあ」


寅吉「とにかく、カクヨムコン、ここの作者は参加するんですね?」

寅衛門「今のところな」

寅吉「踊る阿呆に見る阿呆」

寅衛門「同じ阿呆なら」

寅衛門・寅吉「踊らにゃ、損、損!」

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