第9話 ライブ(番外編)
(本には関係ないけど、番外編という事で)
先月、オンラインライブになるんじゃないかな…と言っていたライブが緊急事態宣言が解除され、無事に開催されて行く事ができました。
私はSHISHAMOとさユりちゃんのライブにしか行った事がないけど、今回もさユりちゃんのライブだったんです。
数年前、友人に「聞いて!!」って突然耳にイヤホンを入れられ流れ出した音楽。
初めて聴いた曲は「平行線」
その歌声を聴いた時の衝撃。
あまりに切実な、訴えるような彼女だけの特別な歌声に息が止まるような出会いでした。
歌も小説と同じように、やっぱり物語だと思えるし、そう思える歌が好きです。
今回のセットリストはライブ会場ごとに違うみたいで
何を歌ってくれるかな?
この曲歌ってくれるといいね!って2人であれこれ考えてました。
そして、ライブ本番、お互いが聴きたいって願っていた曲が登場する度に、顔を見合わせて満面の笑顔で小さくガッツポーズしてました。
バンドメンバーと弾けるように歌う曲
セピア色の世界でランプの暖かい光がまるで星の光のようなステージで語られるように歌う弾き語りの曲
さユりちゃんが
「聴きに来てくれて、ありがとう」
そう笑顔で言ってくれた時の心に火が灯るような、なんとも幸せな気持ちをどう言えば伝えられるのかな。
さユりちゃんが最後に
「好きなものが一緒のどこか似ている私たち。毎日は無理でも、なるべくみんなが健やかでいられますように」
っていうような事を話してくれて
そしてラストの曲「航海の唄」で送り出してくれました。
曲を聴くだけならiPhoneや車の中で毎日のように聴いています。
でも、さユりちゃんから直接語られる、さユりちゃんの心の中にあるものに触れる時、好きな気持ちがさらに大きくなります。
だから会いに行きたくなります。
ライブ会場を出て、興奮がおさまらない2人。
「今日のセトリのプレイリスト作らなきゃ!」
って手を取り合って、また来ようね!って約束しました。
さユりちゃんの歌と言葉の言霊に守られているように感じた夜でした。
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