第5話 本屋大賞
本屋大賞ノミネート作品
「滅びの前のシャングリラ」凪良ゆうさん
「自転しながら公転する」山本文緒さん
「推し、燃ゆ」宇佐見りんさん
「お探し物は図書室まで」青山美智子さん
「オルタネート」加藤シゲアキさん
「逆ソクラテス」伊坂幸太郎さん
「八月の銀の雪」伊予原新さん
「犬がいた季節」伊吹有喜さん
「この本を盗む者は」深緑野分さん
「52ヘルツのクジラたち」町田その子さん
全10作品を読み終わりました。
まずはじめに伝えたいのは、どの作品も素晴らしい作品ばかりでした、ということです。
本屋大賞は書店員さんの投票で決まります。
今回の本屋大賞の場合2019年12月1日〜2020年11月30日の間に刊行された本の中から、書店員さん自身が自分で読んで「面白かった」「お客様にも薦めたい」「自分の店で売りたい」と思った本を選び投票します。
一次投票で一人3作品を選んで投票し、その上位10作品がノミネート作品として発表されます。
二次投票はそうして選ばれた10作品を全て読み、全作品に感想コメントを書き、ベスト3に順位をつけて投票されます。
1位=3点、2位=2点、3位=1.5点という得点がそれぞれ割り振られその集計の結果で本屋大賞が決まります。
書店員さんはその自分の仕事に本に関わる仕事を選んだ人達です。
しかも忙しい毎日の中、ノミネート作品が支給されるわけではなく自分のお金で本を買い、全て読み感想まで書いて投票するんです。
本当に本が大好きな方々だと思います。
そんな方達が沢山出版された本の中から選んだ10作品が面白くないはずがありません。
私も書店員さんになったつもりでベスト3を選んでみたいと思います。
でも、これはあくまでも私の好みです。
読んだ人それぞれのベスト3があって、感想があって、その人それぞれの大好きがある事こそが素敵な事だと思っています。
(私は圧倒的に短編より長編が好きなんです。長くその物語を読んでいたい気持ちがあって、分厚い本だとワクワクします。シリーズものも同じ理由で好きです。だから短編はベスト3に入りにくくて…という心の声を…あ、でも連作短編は1つの物語、長編作品だと思っています)
私のベスト3は
1「犬がいた季節」
2「滅びの前のシャングリラ」
3「お探し物は図書室まで」
です。
本屋大賞の発表は4月14日(水)です。
きっとネットでも配信されると思うので私も発表をとても楽しみにしてます!
どの本が大賞に選ばれるのかな?
ワクワクします!
そして、どの本が選ばれてもきっと納得してしまうと思います。
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