第73話 老猫

「え?四神玉を直接取り込めばガントレットは必要ないんじゃないかって?」


 ある日、籠手を使い始めてまだそう長くもない頃だった。バランス調整の為先生に預けた際にふと気になって尋ねた時のことだ。


 四神玉が要となり籠手で力を制御しているならば、四神玉を体に取り込むだけでとりあえず力を使えるくらいには体がまともになるのではないかという疑問だ。もしかすると完全な肉体になれるかもしれない… とそうも思った、全て丸く収まるのではと。


 先生の見解はこうだ。


「それはどうかしら… 一時的だけど爆発的な力を発揮することはできるかもしれないわね、でも危険なことよ?四神玉とユウキくんの中の力が結び付いてしまうから。取り込んだ瞬間は肉体が強化されて完全なものになれるかもだけど、同時に四神の力も強化されてしまう… するとどうなると思う?」


 強くなるのなら良いのではないか?あとは俺が頑張ればいいだけだとそう思いそのまま返したのだが。どうもそういうことではないらしい。


「そうじゃないの、今ユウキくんの体は四神の力で成り立ってる、でもそれは四神の力がオリジナルのごく一部で器が必要だからよ?だから四神玉と力が結びついてしまうと力が強くなりすぎて器が必要でなくなる可能性がある。必要がなくなるということはあなたは消えてしまうということ、あるいは肉体がパンクを起こすだとか…」


 一酸化炭素中毒みたいなものだろうか?つまり俺が考えるほど単純なことでもないとのことらしい、先生はそんな馬鹿なことはしないようにと俺に念を押した。


「まぁ運が良ければ完全な肉体を取り戻せるかもしれないわね?でも絶対やらないでよ?大体取り込むって簡単に言うけどどうやって?もしかして飲み込むとか? …フフ、バカ言わないでよ?本当にナリユキくんとそっくりなんだから」


 まさかサンドスターと牛乳を混ぜて飲み続けておかしな体になった先生にそんなことを言われるとは。最後の最後に先生はそんなことは絶対にやるなと更に念を押してきたが、もしかすると自分のことも教訓にそう言っていたのかもしれない。

 






「何ヲシテモ無駄ダッ!死ネェイッ!」


 容赦無く口から放たれる熱線。

 そう炎と言うよりは熱光線、それはヤツの言う通り全てを焼き尽くし、俺は無に還ることになるのであろう。


 


 だが。





「なってないな」




   


「ッ!?」


 確実に直撃している、俺が倒れていた場所は壁すら焼け溶けて何も残っていない。避けられるはずがない。




 だが。

    

 



「なってないんだよ、まるでなってない」 


 




「何故ダッ!?何故生キテッ!?」


 俺は死なない。

 もうこの程度では殺せない。


「アレックス…」


 姿を消しては背後から忍び寄り、肩に手を掛けると囁くように名を呼んだ。


「ッ!?」


 焦りを見せるアレクサンダーに俺は続けて語り掛ける。


「お前を含む色んな人達が俺を色んな名で呼ぶんだよ、守護けものネコマタ… 伝説の英雄… 白炎の獅子… ヒーロー… どれも間違いだ、そんなご立派なもんに見えるか?皆俺を課題評価している、実際のとこは本当に大したことはないんだよ俺は」


「エェイ貴様ァッ!」


 振り払うように体を捻るアレクサンダーだが、瞬間俺は陽炎のように姿を消してはまた背後に現れる。


「まぁ聞けよ、人の話は最後まで聞け」


 驚くほど冷静でいる自分。

 さっきまでもっと必死でもっと怒り狂っていた、なのに今はまるで波一つない水面。


 風も無く空には雲一つない青空、そしてその空を鏡のように映し出す水面。


 長生きしたもんだが、俺はここまできてやっと明鏡止水というやつに到達したのかもしれない。今俺の全身を表現するのに難しい神秘的なオーラが包んでいる。


「何ダ… 何ナンダオ前ハッ!?」


「よく聞いてくれた、俺は…」


 ヤツの繰り出すあらゆる攻撃は当たらなかった。そこにいるかと思えばゆらりと消えてまた背後へ、それを繰り返す。


 そうして再び背後に立つと、動揺して行動を忘れたアレクサンダーに背中越しにこう名乗る。


 そうだ、俺には大層な肩書きなんぞ似合わない。


「時代に取り残されたただの老いぼれ、獅子と呼ぶにもあまりに情けない… さながら死を待つ老いた猫… 老猫とでも呼んでくれないか?」


「何ガ老猫ダァッ!ナラバスグニ黄泉ノ国ヘト送ッテヤルッ!」


 激しい業火の嵐。


 その手から放たれた炎はやはり紛れもない浄化の業火、敵と定めた対象を際限無く焼き尽くすのだろう。


 紛れもないスザク様の力だ。


「だからなってないんだよそれじゃあ」

 

「ナッ… ニィーッ!?」


 その時俺がしたこと、放たれた炎を竜巻の中に閉じ込めやがて消し飛ばした。瞳には風の如く白い輝き、そして紋章が浮かぶ。そうこの力と紋章は四神ビャッコ様の物だ、籠手はなくとも容易く引き出せる。しかもセーフティなど掛かっていない強大な力を。


「ガントレットモ無シニドウヤッテ四神ノ力ヲ?マサカ!四神玉ヲ無理矢理取リ込ンデ使エルヨウニシタトデモ言ウノカ!?アリエンコトダッ!」


「悔しいか?俺は全部持ってる、お前は1つだけ… しかも使いこなせていない」


「ナメルナァッ!純粋ナ浄化ノ業火デアル私ノ方ガ強イニ決マッテイルゥッ!」


 だから、この男はまるでなっていない。せっかくのスザク様の力をまったく使いこなせていないのだ。ただ使っているだけ、そんなものは防ぐのも容易い。


「まぁ気に病むな、俺がその力を使いこなせるようになるのにどれだけ掛かったと思う?さっき身に付けたばかりのお前が簡単に出来ることじゃないんだよ」


「減ラズ口ヲ!コレナラドウダ!」


「フゥー… いいか、お前がやってるのはなアレックス?」


 集中…。

 一度目を閉じ心を静め己の中の力にアクセスする。次に目を開く時、俺の瞳は青く輝き四神セイリュウ様の紋章を灯す。


 炎の壁は俺を焼き潰そうと真っ正面から押し寄せてくる… が今の俺がそれに臆することはない。


「ハァ…ッ!」


 それは水の鞭、斬撃の如く鋭く速い水捌きは炎の壁をたちまち火の粉に変える。


「マサカッ!?」

 

「お前がやってるのはただの放出、まったく操れてないんだよ。もうやめておけ、今は俺に敵意を向けているからなんともないが、終わった時に少しでも心が迷えば己を焼き尽くすことになるぞ」


「御託ヲ並ベテイラレルノモ今ダケダ!勝ツノハ私ダァッ!」


 その様にはもう何度目なのかわからない深い溜め息がでた。


 聞く耳持たず、どうやら案の定セルリウムに飲まれて自我を破壊しかけているようだ。言葉も悪いし戦い方も粗暴… いや戦いなどという上品なものではない、癇癪だこれは。思い通りにならずヤケクソになって力に振り回されている。


「止めてやるアレックス… 俺に備わる力全てを使って」


 すぐに楽にしてやろう。

 俺にもあまり時間が残されていない。


「貴様ゴトキガァ!アレックスト気安ク呼ブナァッ!!!」


 また体が変わっていく、より大きく禍々しく。それは最早神の化身というよりは悪魔の化身、とうとう怪物と呼ぶに相応しい姿へと変貌を遂げた。


「その名で呼ぶのは愛する人だけってか?」


「黙レェェェッ!!!」


 鋭い鉤爪を持つ豪腕は俺の体を掴むと容易く天井へと投げ飛ばした。否、先程のスザク様の炎が開けた穴が俺を真っ直ぐ空へと誘う。


 戦場は屋外、セントラル上空へと変わった。



 これが最後の戦いだ。

 

 決着を着けよう、代表アレクサンダー。



「キィィアァァァアッ!!!」


 鳥類特有の甲高い咆哮を挙げながら真っ直ぐこちらへ飛んでくる、嘴を開き俺を再度捕まえるつもりなのだろう。無論そう好きにはさせないが。


「こいつを咥えてろ鳥頭!」


 黒く輝く瞳、そこには四神ゲンブ様の紋章が浮かび上がった。両手を前に出すと籠手で引き出していた時とは比較にならないほど完成された頑強な甲羅が出現しアレクサンダーの嘴から逃れる。甲羅と嘴がぶつかりガツンと音が鳴り響く。


「こいつはおまけだ」


 その時俺達の頭上… そこには既に雷雲が立ち込めている、甲羅を出現させるのと同時に集めておいたのだ。そしてその雷雲は今まさに雷を落とそうと低い唸り声を出して待ち構えていた。


「とっとけ!」


 俺が甲羅を蹴って距離を取るとその瞬間直ぐ様雷光が走りアレクサンダーに直撃。耳を塞いでもまだハッキリと鼓膜を揺らすような雷特有の轟音が鳴り響き空全体の空気を揺らしている。これぞまさに神の一撃と言ったところだろう。


「キィィアァァァアッ!?!?」


 かなりのダメージに違いない、丸焦げになって墜ちていく。と言ってもこの程度で終わりではあるまい、イーター同様にかなり不死性が強いと見た。


「駄目押しだっ!」


 追撃の為力を風に切り替え飛び上がると、集めた雷雲は消え再び青空と太陽が俺達を見下ろす。太陽を背に真っ直ぐとアレクサンダー目掛け落下、重力に加え風を乗せた超速の蹴りはヤツの体に文字通り風穴を開けることになるだろう。


 がそう簡単にはいかない、なかなか思い通りにはならないものだ。

 

「アァァァァァァッ!!!」


「っ!?…っとぉ!?」


 瞬間目を覚ましたヤツは特大の火球を吐き出した。俺は咄嗟に甲羅を出して防ぐことに成功した… がさすがの回復力と褒めておこうか。


「イイ気ニナルナァッ!死ニ損ナイッ!貴様ハ所詮歩ク亡者ダ!神ノ力ヲ譲リ受ケナガラ神ニモナレズ人ニモ戻レズ!ハハハハハッ!私ハ違ウッ!真ノ神ニナルゾ!貴様ノヨウナ半端ナ存在デハナクナァッ!」


「まだそんなことを言っているのか、力もまともにコントロールできないようなヤツが… 半端者には半端者なりのやり方がある、その鳥目をしっかり開いてよく見てろ!この力はなぁ、こう使うんだよッ!!!」


 荒れ狂う火炎の嵐を掻い潜り、風と炎を身に纏い神速の炎拳を放つ。閃光のような速度で繰り広げられる空中戦は続く。


 セントラル上空に走る二つの閃光。それは最早他者の入り込む隙が無いほどの熱い攻防だった。


 風に乗り、大岩でできた燃え盛る拳。

 空中に出現し敵を飲み込むサイクロン。


 火、風、水、地。


 4つの力を合わせることで完全な浄化の業火を操るアレクサンダーの攻撃を確実に上回っていった。この俺がポッとでのやつにコントロールで負けるはずがない。


「馬鹿ナ…!?力ノ同時使用ハデキナイハズダッ!?」


「いつの話をしてるんだよ?だからお前はその程度なんだ」


「ナンダトォォォ…ッ!」


「やれやれ… たかだか数十年生きた程度の小僧がスザク様の力を好きに使おうなんざぁッ!!!」


 ここで決めに掛かる。


 俺は両手を勢いよく合掌させると体の底から力を引き出しいき、その時周囲を炎が覆い始める。


「サセルカァッ!」


 アレクサンダーはそれを妨害しようと炎を吐きながら力に任せて腕を振り回し爪を振るう… がそれは甲羅や風に阻まれ、攻撃は決して通ることがない。俺は更に水龍を放つとアレクサンダーを拘束した。


「ギィァァアッ!?」


 準備は整った。

 何が真の浄化の業火だ、火遊びはダメよってママから教わらなかったらしい。だから言ったのだ、スザク様の浄化の業火をこんな小僧が使おうなんざ。


 



「百年ッ!!!早いんだよッ!!!」





 その時、拘束されたアレクサンダー目掛け無数の火の玉が隕石のように降り注ぐ。否、地の力も付与されたそれは隕石そのものとなった。


 獅子究極奥義 獅子座流星群。


 今この瞬間この技はついに奥義としてその名を関するに相応しいものとなり、アレクサンダーを地に沈めていった。

 



「キィェァァァァァァアッ!?!?!?」



 

 断末魔の叫びはパーク中に木霊し、ガーディアンや守護けもの、そして多種多様なヒトやフレンズ、更にそのハーフ達に見守られながらパークの代表とまで呼ばれた男を地に堕としていった。爆炎に包まれ飛行能力を失った怪物が黒煙から姿を晒す。


「馬鹿ナ… 私ハ… コンナコトハ望ンデイナイ… 神ニナルンダ… 神ニナッテコノ楽園ヲ…」


 半壊した建物を更に破壊しながら落ちていくアレクサンダー。なんという憐れな姿だ、地位や名誉を捨て… 更にはその身をセルリウムに捧げてまで目的を達成しようとした末路がこれだ。



 決着。



 何も言わず、静かに佇むヤツの傍らに降り立つと俺はそっと語りかけた。



 戦いの最中唐突に気になっていたことだ。



「本音を言えよアレックス」


「本音ダト…」


「止めてほしかったんだろう?」


「ナニ…!」


 それは炎を通して感じていた違和感だった。俺は攻撃を受けるうちにスザク様の時のように放たれる炎に感情が乗せられていることを感じていた。


 そこに隠れたアレクサンダーの心を、失われた人の心を見付けた。

 


「自分が暴走していることに気付いていながら、もう後戻りはできないと感情を殺しどんな卑劣なこともやってきた… いや、スザク様にしていたように自分に暗示を掛けていたな?行動に迷いが生じないように」


「違ウッ!私ハ神ニナル為ニ!」


「その答えに行き着いた理由も、炎に乗って聞こえてきたんだよ」


「ッ!?」




 代表アレクサンダー。


 その過去にヤツをこうまでさせるほどの苦い経験が存在していた。



 そもそもジャパリパークになど興味がなかったアレクサンダーだが、ある日を境にパークの代表を目指すことになる。昔彼にはフレンズの血縁に当たる女の子の友人がいた。


 彼女は自分がなんのフレンズの血が流れているかすら知らなかった、本土で普通の両親の元で生まれほぼヒトだったからだ。アレクサンダーとは家も近く話も合う良き友人。彼はフレンズの血縁だからと彼女を特別に見るということもせず、彼女も親しみを込めて彼をアレックスと呼び二人はとても仲が良かった。


 がある日学校で事件が起きる。


 少女がフレンズの血縁だということが周囲に広まり始めると周りの態度が一変、彼女は訳もわからずイジメに逢い始めたのだ。


 フレンズの血縁は身体能力も高く容姿も整っていることからそれらを僻まれ孤立するという事例が本土では未だに後を絶たないらしい。やがてフレンズだからフレンズだからとエスカレートするイジめ、アレクサンダーは保身の為に彼女を守ることができなかった。矛先が己に向くのが恐ろしかったのだ。


 恥じることではない… 誰しも恐れることだ。だがアレクサンダーはそれを未だに後悔しており、ヤツの根底にはその暗い過去がずっとこびりついている。


 決め手となったのは、耐えかねて学校にも来なくなった少女がある日、自室でその命を絶ったことだ。アレクサンダー少年は贖罪の為にパークで権力を手にすることを心に決めた。


 彼は俺に言った、「本当にノケモノのいない世界を作ろう」と。俺が過去にその少女と同じような目にあったことを知っているからだろう。現在パークでもノケモノはいないと言いながら、ヒトとの混血によって皮肉にもフレンズ間のカースト制度みたいなものがあるのも正直否定できないところではある。


 神になるなどと妄言を吐き散らかし始めたのはそんな現状を見てある日パークで偉くなったところで限界があると思い知ったからだ。


 そうして伝説として語り継がれた俺の物語になぞらえて神になる手段を探し始めた。アレクサンダーはその目的の為なら何だってやってきた。本来は二度と少女のような人が生まれない為に、だがこの男はやり過ぎた… 犠牲を厭わなかった。


 そんなアレクサンダーが自分の暴走に気付いた切っ掛けがある。それは自分の護衛に付けた優秀なガーディアンの隊長との出会いだった。



「本当に愛してしまったんだろう、彼女のことを」


「誰ノコトダ…」


「惚けるな、わかってるだろう?」


「違ウ、彼女ヲ愛スルヨウニ自己暗示ヲ掛ケタ。目的ノ達成ノ為ニ!」



 これも嘘だ。だが自己暗示は掛けたのだろう、ただし真逆の使い方で。



「違うよ、本当に愛し合ってしまった… だからベルが生まれた」


「違ウッ!」


「だからそういう暗示を掛けたんだろお前は、“本当は愛してなどいない計画に必要な工程だった”という暗示だ」



 そう、サーベルタイガーのことだ。


 彼女は過去のしがらみに苦しむアレクサンダーの心を断ち切る救いの刃となったかもしれない女性だったのに。

  

 彼女と共に生きるのも悪くないのかもしれない…。


 この男にもそう思っていた時があったのだろう、だが彼を縛る呪いは消えることがなかった。その時気の迷いを産み出さないためにアレクサンダーは己に暗示を掛け自ら愛する人であるベルの母親を葬り、そして計画通りベルに自分の意識を移すことを再び決意したのだ。



 アレックス…。



 お前は少女の味方にならなければならなかったんだよ。俺にとってのゲンキになってあげなきゃならなかったんだ。


 全ての間違いはそこからだ。


 息子のベルが自分に自信が無かったように、お前には勇気がなかったんだ。



「モウイイッ!私ヲ始末スルガイイ!ソレデ任務達成ダ!サァ殺レッ!ダガコレデコノ楽園モ外ノ狂ッタ価値観モ何モ変ワラナイ!世界ハ狂ッタママダァッ!ハハハハハハッ!」



 なんて憐れな姿だ。


 俺は何も言わず満身創痍となったアレクサンダーに手をかざした。



 ならば望み通り終わらせてやる、これでスザク様からの最後の指令も達成だ。



 かざされた手のひらに四神の力が集約されていく、俺はその手でヤツに触れ。






 遂にこの時、最後の判断を下した。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る