第67話 星に願いを
「お話って?」
「あぁ、うん…」
「なに?」
彼女に手を引かれ中に招き入れてもらうと、途端に自分が何を話しに来たのかわからなくなってしまった。
話すべきことはたくさんあるはず、なのにどう話していけばいいのかさっぱりわからない。思い付かない。伝えるべきことを簡潔に伝えて部屋を出ればいいそれだけのはずなのに。
「えっと… ごめん…」
「もぅ、なんで謝るの?それは聞き飽きたよ」
「いや、話しに来たはずなのに何を話したらいいのかわからなくなってしまって、だからなんか… ごめん」
「そっか」
もしかすると、君と話さなきゃと思っているのは口実に過ぎず、俺はただ君の顔が見たかっただけなのかもしれない。わざわざ後に回していたのも、最後の時間までここにいたかったからで。
つい先日まで認めることができなかった感情だ。
「いいよ無理に話そうとしなくて、思い出したらでいい。何か話す訳でもなくただ一緒にいるっていうのも、たまには悪くないでしょ?」
君がそう言うと本当になんの会話もなく俺達はただ向かい合っていた。君はドアの前に立ち、俺も部屋の真ん中でただ立っている。
「そういえば」
とその時君から先に口を開く。
俺達はやはりその場から動かずそのまま会話のキャッチボールが行われた。
「シチュー食べたよ?ごちそうさま、美味しかった」
「よかった、有り合わせで作ったからちゃんとできてるか少し不安だったんだ」
「全然、流石だね?子供達安心してた、セーバルも」
「そっか」
彼女との他愛のないこの会話は、今が予断を許さぬ状況であることを一時の間忘却の彼方に置き去り、ずっと張り詰めていたはずの心と体を緩めていった。
君はこちらに歩を進めると、俺の前で立ち止まり「そこ座ってていいんだよ?」とベッドの方を指した。
「ありがとう」
と礼を述べると、その言葉に甘えゆっくりと寝具に腰掛ける。特に大きな特徴もないシングルベッドだ。
「何か聴く?セーバルの趣味だけど」
「任せるよ」
君はそう言うと俺の隣に座り、手首に付けた端末を起動して宙に浮かぶディスプレイの操作を始めた。慣れた手付きで選曲を終えると、その項目の部分をまるで本当に何か掴んでいるかのような素振りで部屋の隅にある小型のスピーカーみたいなものに向かい飛ばした。
♪…
スピーカーからゆったりとしたギターのイントロが流れる、スローブルースだとかそういったジャンルの曲だ。俺はこの曲を知っている。
「随分古いの聴くんだね?」
「うん、ヒロが好きで… よくギター弾いてくれたの」
「思い出の曲だね」
「うん」
知っているのも当然のことだった。
そもそも、これは俺の父が好んで聞いていた古い洋楽のうちの1つだ。父はクロにギターを教えるのによく自分の好みの曲を聞かせ、クロはそれをすぐに覚えては弾いて見せた。
そしてそれはヒロも同じことで、ヒロは父親であるクロにそれらを聞かされ、同じようにすぐに覚えては弾いて見せた。
どうやらセーバルちゃんと過ごしてからも曲の趣味は変わらなかったようだ。血の繋がりみたいなものを感じる。
「この曲ね?セーバル頑張って覚えたの、楽器はすぐにできないけど歌ならって思って。急に英語の歌詞歌い出すからヒロったら飛び上がってたよ?」
思い出を語る君は、まるでついこの間のことを話すように楽しげで。でも遥か過去であることを実感して寂しげに見えた。
ヒロはそうしてギターを度々聞かせてはくれるが、彼女はそれが少し寂しくもあったのだそうだ。自分はヒロが弾いている間黙って聴くことしかできない、聴くだけなら自分でなくてもできる。そんなことをふと思うと隣にいるのに勝手に壁を感じてしまったらしい。「思い込みなのはわかってるんだけど…」と溜め息をついている。
「頑張ったんだ… 歌の上手い子のとこに行って上手な声の出し方とか真剣に習って。あんなに真剣に何かを学んだのは初めて、しっかり歌えるようになったのはこの曲だけなんだけどね?だから、実は歌詞の意味もよく知らない。なんでもよかった… ヒロの隣にいられるなら…」
俺にはとことん彼女の気持ちがよく理解できる。
きっとそんなことしなくたって側にはいてくれるのだと心の奥では理解している。でも何故だか不安で、好きな人に追い付こうと必死にその背を追いかける。
本当は前にいるんじゃなく、もう隣にいるってわかってるはずなのに。
すると。
「ねぇシロ?」
遠い目をしていたかと思えば君は急に立ち上がり、俺の前に来てこの手をそっと掴んだ。薄暗い部屋に差し込むカーテンの隙間から入る光、それは俺と君の間に入り握られたこの手を照らす。
君は言った。
「踊ろう?」
寂しげで、でも優しい笑顔を俺に向け。
「踊れないよ」
そんなせっかくの誘いだが、俺は堅苦しいパーティーに父の都合で妻と共に連れていかれた時に慣れないダンスで妻の足を数回踏みつけた不器用な男だ。妻のサポートがなければ大転倒を起こしていたことだろう。
だから断った、雰囲気というものがある。
が、君は尚引くつもりがないらしく。
「大丈夫、セーバル教えてあげる?」
「でも…」
「チークダンスだよ、くっついて揺れてるだけでいいの… ダメ?」
俺は押しに弱いのだなと、君と話していてよく感じる。
だから俺は答えた。
「いいよ」
「じゃあ、来て?」
また君に手を引かれ、引き寄せられる。
「ちゃんとくっついて?頬が当たるくらい… そう… この手はこっち、この手はここ… そう、いいよ」
君の右手と俺の左手、離れぬようにしっかりと… でも優しくその手は握られる。
もう一方の手は君の腰へ、君の方は背中から俺の肩を抱くように。
互いの頬と頬がすり寄る距離… だから
「後は難しくない、音に合わせて揺れるだけ。難しいステップもテクニックも必要ない… いい?」
「うん」
ゆっくりと揺れるお互いの体、君との間にあった距離はどこへ行ったのだろうか。
温もりを体の芯まで感じるほどに身を寄せ合うと、布越しに君が生きていることを肌で感じ取ることができる。
揺れる度に触れる君のビロードのように美しい髪は頬をくすぐり、虹色に煌めく羽はまるで二人だけの世界を作り出すように俺を優しく包み込む。
静かな息づかいすらこの耳に届く距離。
まるで体が1つになってしまったように体温が混ざり合う。
その暖かさは奇妙なことに。
心の中まで埋めていく。
…
セルリアンであり、フレンズでもある。
星に愛されるセーバルは、望めば大抵のことは可能となる。
共に飛びたいと望んだ結果耳は羽になり。
共に在りたいと望んだ結果肌の色はよりヒトらしく変わった。
あの頃に戻りたい望んでも時は戻らないが、星はあの頃の情景をセーバルだけに映し出した。
そう、望んでも望んでも絶対に手に入らないこともある、例えば命。
星は彼をセーバルに返してはくれないし、逆にセーバルを彼の元に連れていってはくれない。
それから…。
「曲、終わったよ」
「…」
時を止めてもくれない。
セーバルは曲が終わろうが目の前の彼から離れることを拒んだ。背に回す手をぎゅっと握ると服にシワを作り、離れかけた手を掴み直すと指を絡めた。
望んでも叶わないことがもう1つある。
「ねぇ、約束覚えてる?」
「約束…」
「言ったでしょ?勝手にいなくならないで?って…」
「…」
彼を行かせないこと。
シロは… このまま行かせたら今度こそ帰って来てはくれない気がする。
その証拠に彼は返事をしてくれなかった。
「胸を突かれてるね、誰にやられたの?」
服には、胸から背中に向かいまっすぐ貫いたであろう跡が見られる。死んだ… というのは比喩でもなんでもなくそういうことなのだろう。心臓を刺されたのだ。
「イーター… サーベルを奪われて張り付けにされたよ、一度も血で汚さなかった刃に自分の血を吸わせてしまうなんてね、我ながら情けない」
涙が出た。
でも、その涙を見せぬようにより密着しながら返した。
「じゃあ、アイツが来たらセーバルが必ず敵討ちしてあげる」
そう言いながら服に空いた穴に触れ、彼の生と死を同時に実感している。
そう彼は一度死んだのだ。
まさに死ぬ思いで子供達を助けに行き、敗北した。偶然太郎達がこちらに付いてくれたから助かっただけのこと。最悪の別れになるところだった。だから彼がここに無事戻り、セーバルと居てくれることが嬉しい。奇跡的だ。
シロとセーバルのこの瞬間は奇跡の連続で成り立っている。
今とても独占的な気持ちになっている、まだ離れなくない、まだこうしていたい。
日が昇りきる頃、夜はセーバルから彼を奪い去ってしまうだろう。
だから星よ、聞いてほしい。
時を止めて?
セーバルからこれ以上奪わないで?
その切なる願いは、決して聞き入れてはもらえない。彼は立ち止まらないだろう。
例え… セーバルがどれだけ素直になったとしても。
「行かないでって言ったら… やめてくれる?」
「それでも行くよ、スザク様を放ってはおけない」
「スザクが好きなの?」
「そういうんじゃない… でも、俺にとって大切な方であることに代わりはない」
こんなことを聞いておいて、自分でギスギスとした感情を抱いている。スザクが羨ましかった、シロはスザクの命令を常に優先していたから。
シロの言うことは真実なのだと思う、シロはスザクには特別な感情を抱いてはいない。
なのにシロはそれでもスザクの言葉を一番に聞くのだ。スザクがシロの為に尽くしてきたように、シロもスザクに尽くすことを望んでいるからだ。
もし… 今のスザクとセーバルの立場が逆だったら?
その時スザクが「行くな」って言っても、シロはセーバルの為に来てくれた?
「泣いているの?」
「泣いてない…」
「泣いてるじゃないか」
「泣くよっ…!」
次に彼の言う言葉がわかる。
ごめん。
「ごめん」
ほらね。
「謝るくらいなら、泣かせるようなことしないで」
もう一度言う。
ごめん。
「ごめん」
セーバルが何故泣くかシロにはわかる?
教えてあげようか?
「ねぇシロ…?」
「なに?」
少しだけ体を離し、彼の顔を見た。
この時ほんの少しだけ期待していたのは、彼が何かしらの感情に表情を変えてはいないかということ。怒りでも悲しみでもいい。セーバルの力でそうなってほしかった。
でも、勿論そんなことはなかった。
いつも通り凍り付いた彼の表情はセーバルをじっと見下ろしていた。
「セーバルはシロに言わなくちゃならないことがある」
カコは言っていた。
どこにも行かせたくないなら素直になれって。できるだろうかそんなことが?いややる。この期を逃したら最期だというのならやらなくてはならない。
でもここでどれだけ必死になっても止めることはできないのもわかってる。だったらこの際止めなくていい、思う存分暴れてくるといい。
でもこの気持ちが帰りたいと思わせるのに少しくらい役に立つんじゃないかってそう期待してる。
ミクが、セーバル達が惹かれ合ってるからお節介を焼いてきたって言うなら。もうわかったよ?セーバルの負け。認める、今まで自分に言い聞かせていたこと、「違うそんなんじゃない」って。ヒロのこともかばんのことも、言い訳に使ってたこと。
もしミクやカコの言う通りなら… きっと伝わるんだよね?シロも同じなんだよね?
だから聞いて…?
「あのね…」
息を整え、じっと貴方の目を見つめた。
彼を逃がさぬように。
自分も逃げられぬように。
グッとしがみついて離れなかった。
尻尾に力を入れて、羽を下げて目一杯光を入れて。
流れ落ちる涙など気にも止めず。
「セーバルはね?シロのことが…」
もうそこまで出てるよ?
言ってしまった方が楽だよ?
あと一言でいいんだよ?
余計な気なんか使わなくていい。
自分にも相手にも。
思い出にも。
ただ素直になればいい。
「す…「待って」
待って。
そう言ったのは彼。
今まさにというところだった。
何故止めるのか、セーバルがどれ程の勇気を出し、どれ程の覚悟を決めたのかこの男はご存知だろうか?いや知らないなどと言わせはしない。
なんなのだろうかこの男のこの顔は?なんのつもりなのだろう?高鳴る胸の鼓動も一旦正常なリズムを刻み始めた。
「なにそれ」
「その… ごめん」
「なんで止めたの?」
「ごめん」
また始まった。シロはすぐこれだ、すぐ「ごめん」って。謝ればいいとでも思っているのだろうか?
否、謝ればいいというものではない。そもそも謝らなければならないようなことをしてはならないと言ったはず。シロはそういうところの認識が甘い。涙も引っ込んだよ。
「ちゃんと聞いてよ逃げないでさ?わかってるくせに…」
「まだ、今はまだ言わないでほしいんだ?ごめん、俺…」
「意気地無し… 嫌なら嫌ってハッキリ言いなよ…」
「いや違うんだ?そうじゃない、嫌なんかじゃ…」
バカみたい… 帰ってくるまで寝ないで下着選んでたセーバルの気持ちも知らないで。
どうして今じゃダメなの?今しかないのに。今伝えなきゃ、いつ伝えればいいの?
知るか!この腰抜けホワイトライオン丸!強行してやる!
「もう!言うからね!セーバルは気持ちに嘘つくのもうやめたの!シロも観念してよ!いい?セーバルはね!そんなヘタレでもシロのことが…」
よし言うぞ。
さっきの雰囲気は
でもそんなセーバルの願いは叶わず。
星に愛されてるなんて嘘だ、星は何もしてはくれない。思い通りになったことなどない。
直後、戸が開きシロよりデリカシーを学んでほしいことをしてくる人物がいた。
「ネコマタ殿すまない?この後のことで少し… っ!?」
バーバリライオン隊長だ。
その間の悪さでよくガーディアンの支部をまとめる総司令にまで登り詰めることができたね。
隊長は抱き合うセーバル達を見ていかにも「しまった」って顔で固まっていた。まずノックをしなさい、レディ同士でもそれは常識。緊急事態でも。
「あ…っ!すまないっ!後で構わない!その… 済んだら声を掛けてくれ?では失礼っ!」
隊長はそう言い残すとすぐさま戸を閉めてせかせかと去っていった。足早に去っていく足音がドア越しに響いた。
もうっ!シロがモタモタしてるから!
「セーバルちゃんあの…」
「もう知らない… ほら行きなよ?呼ばれてるよ?」
あれだけ体を離すことを拒んでいたセーバルだったけれど、もういい。そう思いそっぽを向いて彼に背を向けた。端的に言うとセーバルは拗ねたのだ。
でも。
彼は去り際にセーバルの背に向かいこんなことを呟いた。
「帰ったら… 聞かせて?」
もう振り向いてなんてやらない。
なんて思っていたのだけど、その言葉に思わず振り向いてしまった。
「え…?」
その時彼はもうこちらに背を向け部屋を出ようとしていたけれど、聞き間違いではない。彼は「帰ったら」と言った、つまり帰るつもりはあると言うことだ。
セーバルは考えるよりも先に行動に移った。
「シロ!」
「…?」
引き止めるように彼の名を呼び、彼が振り向いたその瞬間を逃さず両方の襟を掴むとやや強引にこちらへ引き寄せた。
そして…。
「!?」
掴んで引き寄せられた彼の顔に、自分の顔を近付ける。背伸びをしてちゃんと届くように。
それを彼とするのは二度目。
でも前とは確実に違っていた。
セーバルは酔ってなんかないし、彼も驚いてはいたけど前みたいに突き飛ばしたりはしてこなかった。
重なる唇。
一瞬の出来事だったけれど、確実に届いていた。
二度目のキスは、前とは全くの別物。
ちゃんと二人のキスだった。
「これ、予約ね?セーバル待ってるから」
「あの… うん、わかった」
ぼーっとしたような目をして珍しく頬を赤くしていた彼はそのままドアの外に向き直すと部屋を後にした。
「バカ… ふふ」
そんな彼を見て、思わず笑みが零れた。
…
「隊長?」
「あぁっ!?さっきは本当に申し訳ない!二人の時間に水を指してしまうとは… なんとお詫びを言ったらよいのか…」
「いいんだ、全然大丈夫だよ。どうか気にしないでほしい」
「すまない… 後でセーバル殿にも声を掛けておこう」
部屋を出ると高鳴る胸を誤魔化しながらすぐに隊長の元へ足を運んだ。
頭を切り替えろ。
今の俺にキラキラした未来を夢見る余裕はないんだぞ。
「隊長、話とは?」
「あぁ、フウチョウ達が守護けもの達に今回のことを全て伝え協力を仰ぐそうだ、流石に断るようなことはないと言っていた」
「そうか、話に参加できずにすまない」
「いや、それこそ気にしないでほしい… 本当にすまない」
このままでは「すまない」の繰り返しになるので話を進めるが。
フウチョウ達の協力でオイナリサマを始めとした守護けもの達の力を借りられるらしい、主にセントラルのセルリアン殲滅をしてもらう手筈となった。間に合い次第ここのガードにも回ってくれる。
「しかし、本当に一人で行くのか?守護けもの達の到着を待つべきではないのか?」
「その通りだがこれは意地だ、俺がやりたいんだ。守護けものと言えど邪魔をしてほしくはない…」
「そうか… まぁ、そう言うとは思っていた。ならばこれは餞別だ、使ってくれ?」
隊長がそう言って手渡してくれたのはコントロールトリガーだった。隊長が使っていたものだろう。
「カコ博士に頼んでIDロックは外してある、問題なく使えるはずだ… プログラムはショットとブレードしかないがな」
「君はいいのか?」
「構わん、私にとってはこの拳こそが一番の武器だ」
彼女はそう言うと拳をグッと握り、俺はその姿に最強の獅子である彼女の誇りを見た。
ふと、そんな彼女にこれが終わった後のことを尋ねた。
「終わったら?そうだな… ガーディアンは抜けると決めたし、旅行でもして考えることにする。蓄えだけは無駄にあるからな。そっちこそどうするんだ?」
「俺は…」
そう言われて最初に思い浮かんだのが君の顔。「待ってるから」と言われた時のはにかんだ笑顔が脳裏に焼き付いている。
その後すぐに浮かんだのが妻の顔
わかってるよ?ちゃんとわかってる。
待ってて?
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