第43話 複雑

「二人とも、よく手は洗ったかな?」


「「はーい!」」


「よろしい、では今日はみんなのおやつにラスクを作ろう」


「ラスク!?ッハ!ッハ!ッハ!ッハ!セーバルラスク大好き!」←過呼吸

「おじさんラスクってなーに?」


 ミクとセーバルちゃんが何か教えてくれと言うものだから簡単に作れるお菓子でもと思い三人でキッチンを占領している。


 さて今回のラスク、どんなお菓子かと言うと。

 パンを二度焼きした焼き菓子でビスケットの一種に含まれるそうだ。そもそもビスケットがラテン語で“二度焼いたパン”という意味の“パーニス・ビスコクトゥス”が語源だとされている。ちなみにドイツ語ではラスクのことを“ツヴィーバック”と呼び、これも同じく二度焼いたことを意味する。


 0.5cmから1cm程度の厚さに切ったパンの表面にアイシングという卵白と粉砂糖を混ぜたものを塗りオーブンで焼いたものが主だ。消化に良く、水分が少ないので保存性もある洋菓子。昔はよく子供達のために作っていた。


 固くなったパンを食べるために工夫されたのが始まりで、二度焼きすることでカリッとした食感が楽しめる。堅パンのように敢えて堅く焼いたものもあり幼児の歯固めに用いられることもあるとか。


 味はシュガー、キャラメル、ハチミツ、チョコなどの他にガーリックやベーコンなど塩味系でも楽しむことができる。

 元になるパンも食パンやフランスパンだけではない、メロンパンやクロワッサン、全粒粉パンやライ麦パンなど、更に変り種としてバウムクーヘンやカステラやチーズケーキで作られたラスクもある、汎用性と手軽さが売りだ。


「味はお好みだけど、何か要望はあるかな?」


「セーバルはチョコ使いたい!あとこんなこともあろうかとカコのコーヒーも盗んできた!使えるよね?」


「私はよくわかんないからなんでもいい!」


「OKわかったよ、コーヒーは返してあげなさい?適量頂いてからね」

 

 そう伝え、テヘペロを返してくるセーバルちゃんから目を背けてから調理が開始される。

 材料は揃っている、と言っても使う物は余り物に過ぎない、先程の説明通りラスクの作り方はそう難しくないのである。そして最近は便利な調理器具が多い、更に簡単に作れることだろう。


「まずオーブンは150℃に加熱、その間にバターを切って湯煎で溶かしておこう、溶けたらバニラエッセンスを加える。湯煎だからってお湯に直接いれてはいけないよ、いいかいセーバルちゃん?」


「いやわかるよそれくらい、バカにしすぎ」


「オーブンセットできたよ?」


「ありがとうミク、バターの準備ができたら早速この買いすぎて余ってしまったフランスパンを切ろうか」


 そう、昨晩の残りである。

 先生の発注ミスだ、やってくれたな。しかし今回ばかりは丁度良く材料になってくれたので良しとする。


 俺達は各自パンを切る準備して包丁を握る。


「二人とも包丁は十分注意するように」


「「はーい」」


「厚さは5㎜から1㎝くらい、寸分も狂わず均等にする必要などないので、怪我だけ気を付けて自由に切ってごらん?」


「「はーい」」


 一度だけ切る例を見せると二人もすぐに切り始めた。


 二人の包丁裁きを見ているとなかなかに意外だった、なんとそれなりにこなしているのだ。正直俺はもっと素人臭い手付きなんだろうなと失礼ながら決めつけていたので激しく意外だった。特にセーバルちゃんが。


 なのでここは偉そうに一言褒めておきたい。


「二人とも上手いじゃないか?」


「えへへ、ありがとうおじさん!」


「ふふーん、そりゃセーバルだって包丁握ったことくらいあるよ?何年も主婦だった時期があるんだから」


「なるほど… んー?うん、そっか」


 言ってることは最もなのだが、一つ疑問だったのだ。ならばなぜ俺がくるまでこのキッチンは残念なことになっていたのか?洗い物もろくに進んでいなかったがまさか彼女の仕業ではあるまいな?俺が来るまで何をしていたんだろうか?


 というか料理の心得があるならたまに手伝ってくれてもいいのでは…。


「なんか失礼なこと考えてるでしょ?言ってみなよ」


「いや、何も」


「ふーん… ねぇミク、あの顔はなんの顔?」


 彼女は俺を指差しながら隣で慎重に包丁を使う少女ミクに尋ねた。恐らく俺の表情から感情が読み取れないので何故か俺の気持ちを唯一読み取れるミクに助けを求めたのだ。


 しかし残念、ミクを俺を裏切らない、ミクとは信頼関係が築き上げられ…。


「えーっとね… あ、“できるならたまには手伝ってくれないのかなー?”みたいな」


 あっさり暴露された、見事だ。だが何故裏切ったんだミク、信じていたのに。


「そしてあれは“なんで言っちゃうの?”って顔。あ… おじさんごめんなさい」


 素直に謝って偉い、許した。


「いいよ、ミクの前で隠し事は無理だな」


 溜め息交じりにミクを許すと俺は開き直りパンを切る作業を再開する。そしてセーバルちゃんの方は見ないようにした。


「シ~ロ~?ちゃんとこっち見て」


「包丁を使う時はよそ見しちゃダメなんだ」


「もぉ… 手伝わないんじゃなくてセーバルだと邪魔しちゃうかと思って別のことしてたの!じゃあ今度は手伝ってあげる、それでいい?」


「ありがとう、頼むよ」


 和解したところで次の工程に移る。

 

 オーブンで切ったパンの両面を焼く。

 片面につき15分ほどだが、これは謎の技術により片面3分程に短縮される。なんて便利な世の中なんだろうか、この技術があれば俺も家族を待たせることは少なかったはずだ。


「というわけで、この通り両面いい具合に焼けているね?ここで味を付ける、まずハケを使ってさっき溶かしたバターを塗ろう。しっかり両面にね」


「「はーい」」


 バターをペタペタと塗りながら会話を続ける。二人はすぐに慣れたのか喋りながらでもそつなくこなしていた。


「いい匂いがしてきたね?」


「セーバルはもうヨダレがでてきた」


「ヨダレは落とさないように。バターが塗れたらまず上面にグラニュー糖をしっかりとまぶす、気持ち多目につまんで。あとコーヒーとかチョコとか、必要ならそれらもここで」


 チョコ、コーヒー、ココナッツミルク、メイプルシュガー… 色々だ。二人は何やら女の子らしい雰囲気で味付けを楽しんでいる。


「じゃあこれはここの列ね?」


「私こっちやる!」


「ほら~?ミク鼻に付いてるよ?」


「ママセーバルさんも… え、おでこ?どうしてそこに?」


 それはもう見ていて和む光景だ、こうしてみると確かに親子にも見える。


「「できた!」」


「OK、それじゃあ焼こうか」


 でそれらが済んだらもう一度オーブンへ。

 この時も本当は片面10分ほどだが、今度は1分でいいだろう。時間がくると香ばしい匂いと共にラスクが帰ってくる。


「「完成!?」」


 二人はたった一分と言えど待ち兼ねた様子でオーブンを見る。しかしもう一工程残っている。


「まだ、今度はひっくり返してもう一度さっきと同じように砂糖をまぶして?」


 そう、同じようにグラニュー糖などまぶしもう一度オーブンで焼いたらここでようやく…。


「「完成!?」」


「うん、味見してごらん?」


「「やったー!」」


 ラスクが完成、オーブンのないご家庭でもやりようはあるのでお試しあれ。

 すっかりと甘い香りが広がりきったキッチン、この匂いは既に子供たちの鼻にも届いている頃だろう。


 ほら、早速聞こえて来たぞ足音が。


「なになにー!?いい匂い!」


 ドタドタと一人が走ってきた、ずいぶんでかい子供だな、180センチはあるぞ。そう、一番に駆け付けたのは太郎だった。


「来てたのか、太郎も味見するか?」


「やっふー!」


 三人からは「うまい!」と絶賛の声が上がっている、そしてセーバルちゃんとミクは自分達が作ったことを得意気に太郎に伝えているようだが、太郎はどうでもよさそうだ。そういうとこだぞお前は。


「太郎もう終わり、子供達のおやつなんだから」


「あと一つ~…」


 余程上手くできたのか太郎の手が止まらない。しかしそれは許さんとセーバルちゃんの渇が入る。


「めっ!」


「イタッ!さーせん…」


 正気に戻った太郎は叩かれた手の甲をさすりながら適当に謝罪を入れる。我慢してくれ、セーバルちゃんでさえ耐えているのだから。


 それからミクが出来上がったラスクを全てお皿に移し丁寧に皆の元へ運んでくれた。あとは任せておいて大丈夫だろう。俺は後片付けだ。


「あとはやっとくから、先生にコーヒー返してあげて?」


「ううん、セーバル手伝うよ」


「いやいいよこれくらい、他にやることあるだろうし」


「いいの、手伝わせて?」


 役割分担しようと思ったのだが… さっきの話を気にさせただろうか?まぁいい、助かる。


 そういうことなので二人並んで後片付けに戻るが、その時ふと背中に視線を感じた。振り向くとそこには何も言わずどこへも行かずただ突っ立っている太郎の姿が。なんとも言えないぼさっとした表情でそこにいる。


 そうか、俺を待っているのか。


「すまない太郎、少し待っててくれるか?済んだらすぐにいくよ」


「え?あーうんわかった… えーっと… ごゆっくりー!」


 なんだ今のは。

 なんて思いながらニコニコと立ち去る太郎を見送ると俺は再び片付けに戻った。







 そろそろ太郎にはサンドスターコントロールの極意、クロ風に言うならスターハンドを教えなくてはならない。循環、形質化、他にも勝手に色々覚えたようなのであとは連度を高めて無駄を無くしていくしかない。だから最後に俺が教えられること、それがサンドスターで作り出す手の分身。


 ただその前に確認しておきたい、修行とは関係ないが個人的に気になっていることだ。


 気になっているんだが…。


「何笑ってる?」


「ンフフ…」


 何故か太郎は先ほどから薄気味悪い笑みをこちらに向けたまま黙っている。


「いや~シロじぃやるなぁ?」


「なにが?」


「またまた~?聞いたよミクちゃんから?」


 察した、余計なことを聞いてきたなこれは。太郎のことだから話に尾ひれが付いているに違いない。ミクもわざわざ教えることないだろうに…。


「付き合ってるんでしょセーバルさんと?教えてよ水くさい!なんだよ~奥さんのことでずっと落ち込んでるイメージだったのにニクいねぇー?おいおい?」


 調子づいて肘で突き回してくる。

 付き合ってるだけにか?いや付き合ってない、ずいぶんすっ飛んだ話になってるな。これ以上太郎が余計なことを言いふらすとセーバルちゃんの名誉にも関わる、止めなくては。


「付き合ってない、適当なこと言うんじゃない」


「照れるなよ~?子孫的には複雑ではあるけどお似合いだと思うよ?そもそも仲良かったよね?」


「はぁ…」


 溜め息をつくのは俺がここに来て何度目だっただろうか?いちいち数えちゃいないが笑った数より多いのは確かだ。


「デートのことは先生にハメられたんだよ、まぁちょっと色々あってな… 特にあの後は

なにもないし、普段通りだ。それに仮にそうだとしても俺は彼女に相応しくない。間違ってもセーバルちゃんに言うなよ?変な誤解は彼女に失礼だ… そもそももう恋愛するような歳じゃないよ、俺達は」


 そういうと盛り上がってた手前少々ガッカリした顔を向けなにやらまだおかしな言動を返してくる。そろそろ終わりにしてくれ。


「恋に歳なんて関係ないって見た目は若いんだから!っていうかそれシロじぃのほうが失礼でしょ!セーバルさんその気だったらどーすんのさ!シロじぃは受け入れ体勢整えたほうがいい!」


「何言ってる?そういうのをやめろって言ってるんだよ、彼女に限ってそんなわけがあるか」


「本人に聞きもしないで?さっきのセーバルさんはシロじぃのこと好きそうに見えたけどなー?なんか乙女って言うか?とても年齢がセンチュリーオーバーには見えなかったよ、まるで年頃の女の子みたいだった… 尻尾がゆっくり揺れるのは機嫌がいいときなんだ」


 彼女の機嫌が尻尾に出てるなんて知らなかったがそんなことはいい。まったくこの子は自分の恋愛もまともにできていないのに適当なことを。それを聞くとまた俺の口から小さく溜め息がでた。


「なぁ太郎?先生も誤解しがちだが、同じ痛みを抱えているからと言って俺達がいい関係になればいいというのは違うんだよ。お互いに大切にしているものがあって、俺はそんな彼女の気持ちがよくわかるし、逆に彼女も俺の気持ちをよくわかってる、だからお互いに対してそういう気持ちを向けようとしない。お前が考えるほど単純なことではないんだよ?俺と彼女のことはな」


 これで納得しておけ太郎。

 色々気づかっていただいて申し訳無いがこの事に関しては外野に口を挟んでほしくはない。


「じゃあもしもの話、もしセーバルさんが本当にその気だったらその時シロじぃどうする?シロじぃはセーバルさんのことどう想ってる?」


 話のわからんやつだな。

 少々呆れてきた、もしもの時などこない。これから何年生きるかしらないが、俺には妻意外の誰かを愛する資格はない。妻と同じように違う女性を愛するなんて無理だ… 剣術より難しい。


「この話は終わりだ、これ以上続けるなら俺はもうお前に何も教えない」


 少々厳しく当たるが、こうでもしないと話は終わらない。俺にも触れてほしくない話題というものがあるからだ。

 そんな俺の言葉に、太郎は慌てた様子で己の心中を語った。


「ちょちょっと待ってよわかったよ!?そんな怒ることないじゃん… だって俺、セーバルさんがあぁ見えて寂しがりなのも知ってるし、シロじぃなんて表情どこに置いてきたんだよって感じじゃん、だから支え合えるならそれが一番かとって思ってさ?多分カコさんもミクちゃんもそう思ってるからけしかけてるんだ、余計なお世話だったかもしれないけど…」


 太郎なりの心配だろう、まぁ言ってしまえば余計なお世話なんだが流石に無下に扱い過ぎたと俺も反省しなくてはならない。それはそれとしてもう1つ。


「心配かけたな」


「ううん、なんかごめん」


「それよかお前のことなんだがな」


 確認したいことがあると言ってるだろ。

 うっかり忘れるところだったが大事なことだ、太郎こそハッキリさせねばならないことがあるはずだ。


「え… なに?」


 あからさまに嫌そうな顔になった、俺が言われて察したように太郎も何か察したようだ。

 修行とはまったく関係がない、ハッキリ言ってこちらのほうこそ余計なお世話だろう。しかし言わなくてはならない。言う必要がある。


「前に本部に顔を出した時のことだが、レベッカさんがお前に避けられて寂しがってたぞ」


「か、関係ないじゃん!」


「確かに、だが聞け」


 すまないな太郎、俺がお前に言ったことはすべて俺に返ってくるよ。だが言わせてもらおう。俺もいいように言われてばかりではないからな。


「関係ないがあんな顔で相談されると心配でな、俺が思うに彼女こそ恋する乙女みたいな顔してたはずなんだが」


「は!?そんなわけないじゃん!?」


「やっぱり尻尾繋ぎが忘れられないんじゃないのか?お互いに」


「適当なこと言うんじゃねーやぁっ!?関係ねー!今一番関係ねーわそれ!」


 声が裏返って九官鳥みたいになっている、分かりやすいやつだ。誰に似たんだろうなこんなマヌケなところは。


 うーん… 俺か。


 つまんないとこばかり遺伝してるな本当に。


「なんだよー!?仕返しのつもりかよ!?大人気ない!シロじぃは大人気ない!」


「なんでもいい、だがハッキリしておけ?お前が彼女のことを好きなら… いや知らないが?だとするなら今の状態はお互いを遠ざけるだけだ、そのまま疎遠になり自然消滅かあるいは別の男が彼女に近付くようになるだろう、彼女はモテそうだ。それに今彼女は悩んでる、おまえのことでな?そこで悩みを聞いてくれる素敵な男性がいたらいくらしっかり者な彼女もどうだろうな… 俺は時間の問題だと思うが」


「せ、先輩に彼氏…」


 見る見る顔が青冷めていく、小刻みに震えて汗を流し始めた。だんだん目も潤んできたように思える。


 好きなんだろうな… 何故か認めたくないだけで。


「せ、先輩が選ぶことじゃんそんなの… 俺は関係ない」


「そうだな… 俺はお前の気持ちを無理に聞こうとはしない、だがなんとも思ってないなら彼女に対し前と同じようにできるはずだ。どちらにせよまず避けるのはやめたほうがいい、只でさえお世話になってるんだから」


「うぅ… わかってるよそんなことぉ」


 避けるなってのは経験談なんだがな、先日怒られたばかりだ。


 だとすると複雑だな、俺と太郎は同じようなことをしているのか。

 そういえば妻も俺をわざと避けたりしていたことがあったっけな… クロも気持ちを押し殺して数年過ごしていた。


 つまらんところばかり似るなよな。


 そんな素直になれない太郎には俺からアドバイスだ。


「太郎、これは俺が昔フレンズの親友に教えてもらった方法なんだが、まず瞑想するのと同じように心を無にしろ。目を閉じて頭を空っぽにするんだ、リラックスしろ?できるな?」


「うん…」


 太郎は座り込み目を閉じるとリラックスするため一度深く深呼吸をした。


「よし、じゃあ聞け?口に出す必要はない。今から最初に思い浮かぶ顔、名前、声… それは誰のものだ?」


 息を吐ききる頃には答えがでるだろう。

 俺はそれを静かに待ち続けた。


「あ… あ… あ…」


 とその時太郎は目を丸くして瞬きを忘れている。また小刻みに震えては顔が赤くなっていく、うぶで可愛いところがあるじゃないか。


「何も言わなくていい… 見えたか?その人が太郎が本気で好きな女だ」


 俺がそう言うと太郎はまるで女の子のように両手で顔を覆い、そのままその場にうずくまると地面を転がり始めた。


「もぉぉお!!!最悪だよぉぉぉ!?シロじぃに恋愛のアドバイスされるなんてぁぁぁぁあ!!!恋愛疎そうなのにぃぃ!!!悔しいぃぃぃーッ!!!」


「デートの準備をしておけ、次はお前の番だ」


「わぁぁん!胸が辛いよ苦しいよぉ~!」

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